かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

美術史博物館(5)

2016-02-05 22:13:29 | 旅行
ここには宝石の他に、カメオやコインや貝の加工品が展示してある。
コインは指輪に加工したのだろうか。
また、下から3段目の左から2つ目と、いちばん下の段の中央と一つ置いた右(右端)には、
現物ではなくカラーコピーが飾ってある。


ここにもコピーが2ヶ所にある。
昨日のブログに貼った写真のように空所があるのも気になるが、コピーにも違和感がある。
コピーが取れるということは現物があるということで、もしかしたら修復に間に合わなかったのだろうか。


0.5階の半分を過ぎると、古代オリエントやギリシャ・ローマ時代の展示となる。
これは、古代ギリシャ時代の壺と思われる。
壺に描いてある絵は、いかにも古代文明という感じがする(←いい加減すぎる感想)。


これは遠目に見て象かと思ったが、近くに寄って見ると、動物と何かだった。
この動物(向かって右)は何かに腕を突っ込んでいるようだが、
ハチミツの壺に手を突っ込んでいるプーさんを連想する
古代文明を全く理解していない者の感想である。


これらは写真が薄暗くて見えにくいが、青銅製のヘルメットである。
ギリシャかローマの戦士のものだろう。

アシモフ先生の雑学本によると、
古代ローマの戦士は、ヘルメット・鎧・盾・すね当てなど、総計で20kgを越える装備を身につけていたそうだ。
米袋2つ分とともに行進していたことになる。
これだけの重装備なので、実際の戦では最後尾に控え、いざという時しか戦わなかったとのことだ。
わたしは数年前に思い立って剣道を習っていたことがあるが、
その防具でさえ重くて動きにくいと思っていたのに、
昔の人たちはよくもまあこんなに重い物を身につけていられたものだと思う。

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