かへる 東の国探訪記

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ドイツ語検定2016年冬(その4)

2016-12-11 22:32:20 | 言語学
ドアが開いて入って来たのは、試験官2名である。
男性の試験官が教卓の前に立って、試験の注意を読み上げる。
それに従って、筆記用具以外のものをしまう。
実は、今回の試験に備えて、大人の鉛筆なるものを買った。
それは軸が木製で六角形のシャープペンシルである。
芯が鉛筆のそれなのである。
芯の濃さ(硬さ)は、いつも使っているBを選んだ。
わたしは鉛筆でもシャープペンシルでも、硬い芯が苦手なのであるのと、
Bならば絵も描きやすいからである(わたしの趣味の1つがイラストを描くことだから)。
しかし、いざ試験開始という段になって、普通のシャープペンシルを選ぶ。
なぜならば、試験問題の表紙には
筆記用具はHBの鉛筆かシャープペンシルを使用すること
と書いてあるからである

午後2時、筆記試験開始
最初の発音問題から知らない(覚えていない)単語が出てきて焦る
自信のない前置詞の問題は、かろうじて覚えている事項が出た。
練習問題で何度も引っかかった命令文は、苦手な不規則変化の動詞で、全く自信がない
極め付けは、この単語
Oktoberfest
もちろん読み方も意味もわかる
わからないのは性別である
ドイツ語の名詞には男性・女性・中性の区別があり、その区別に従って冠詞や形容詞などの語形が変化する。
わたしは格変化も苦手である

筆記試験は60分間で、大問が9まである。
それぞれの大問で、自信のない問題が1つ以上ある。
試験終了間際に、例のOktoberfest と命令文の解答を迷いに迷って書き換える。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか

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