翁の徒然なる日々

日々是自遊

こっちの水は甘いぞ!?

2023-01-21 11:30:00 | 日々の徒然
 今朝は晴天だが北風が強く、寒い朝となっています。また大雪が降るとのこと、少しブールーな週末です。

 先日も書きましたが、今春行われる統一地方選挙で立憲民主党を離党して、岐阜県議選に立候補を表明した今井瑠々に対して、立憲民主党は、今井氏を重大な反党行為として除籍処分にすることを決めたと発表しました。
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立民 今井瑠々氏を除籍処分 自民推薦で県議選立候補の意向表明 | NHK

【NHK】立憲民主党は、おととしの衆議院選挙で党の公認候補として岐阜5区から立候補した今井瑠々氏について、ことし4月の岐阜県議会議…

NHK NEWS WEB

 なお、活動費として毎月支給していた総額650万円の返還は求めないとのこと。大人の対応としては当たり前。

 自分たちに一方的に三くだり半を突き付けられたので、やはりそうなるのでしょう。

 13日に自民党の野田聖子衆議院議員と共に記者会見した際に、今井氏は、
今活動している現場の声を活かしていくには、一人ではなかなか難しかった。その中で、より協力を得て地元の市議さん、県議さん、そして様々な関係団体の皆様と政策を実現するには自民党の力を借りる必要があると考えた。
そして、同席した野田聖子議員は、今井氏について
政治の中であまりにも女性議員の数が少なすぎることで取り組んできたところ、今井さんと出会い、人となりを知り、是非とも私たちと一緒に郷土・岐阜のために力を尽くして欲しいという思いがある。

と述べました。

 これを受けて、ネット界隈では早速、誹謗中傷の嵐。よりによって自民党とは、一度裏切った人は信用できない、節操がない、立憲民主党の総支部長として活動しながら、裏で自民党と取り引きをする、信じられないなどなど、批判一色。中にはこの小娘が的な批判もありました。

 でも、今井氏は今回は一応無所属で出馬し、自民党はあくまでも推薦であり、第一、まだ政治家ではなく政治家を目指す一人の若者にすぎませんし、選挙で落選するかもしれません。自分もそうですが、外野が騒いでも最終的に判断をくだすのは、選挙区の有権者の皆さんです。

 前回の自民党総裁選の立候補者の一人野田聖子議員に口説かれては、イチコロ。野田聖子議員にもいろいろ言われていますが、それは置いといて、何と言っても大臣経験者であり清濁併せ呑む姉御ですからね。

 誰とは言いませんが、立憲民主党の女性議員のようにまず批判から入る輩とは月とスッポン、雲泥の差。

 今でも、自民党=保守=悪というマス・メディアのイメージだけで盛んにバッシングしていますが、野田聖子議員はリベラルそのもの、自民党員でいることさえ不思議に思います。ただ旦那がね、でも、本当のところは分かりません。

 そんな先輩議員の下で政治の何たるかを学ぶことは今井氏にとって大きな財産になると思います。そしていつの日か国政をめざす、大人たちは、可能性を秘めた若者を潰すことばかり考えずに、育てることを真剣に考えなくてはいけないのでは、よく言われる党より人ですよね。

 欧米に限らず、多くの国で女性議員や首脳が活躍しています。それに引き換え、我が国日本は、100代以上の総理大臣が誕生していますが、未だに女性の総理大臣誕生していません。

 少子化、子育てといった国家の存亡に関わる大きな問題も女性の声は殆ど聞こえてきません。国会対策委員会などは全て男性、人相的にも第一絵面がよくありません。何となく闇取引している人たちのように見えます。

 若者の支持を得られない批判政党・立憲民主党、自民党と同じく昔の名前の老人たちが未だに居座っている党だと見做され低い支持率も頷けます。誰とは言いませんが、一郎さん、直人さん、あなたたちのことですよ。

 いつもの戯言です。ご放念ください。

 Have a nice day!!





ごっつぁんです!今年もビックなお年玉・・・

2023-01-20 11:30:00 | 日々の徒然
 暖かい冬と思っていましたが、やはり寒くなってきました。自然は正直、これから一ヶ月が一番寒いと言われています。まだ、春の足音はまったく聞こえません。

 大相撲初場所は一人大関となった貴景勝が3敗目を喫し、優勝争いが俄然面白くなってきました。平幕優勝もあるかもしれないですね、目が離せません。

 さて、1月下旬になると、今年も政党交付金が交付されます。
 
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2023年の政党交付金 9党に総額315億円余 | NHK政治マガジン

2023年の政党交付金 9党に総額315億円余 | NHK政治マガジン

ことし各党に交付される予定の政党交付金は、9つの政党に対し総額315億円余りで、自民党には最も多いおよそ159億円が、立憲民主党にはおよそ68億円が交付される見通しです。...

NHK政治マガジン


 正月は過ぎてしまいましたが、ちょっと遅れたビッグなお年玉、まさに“ごっつぁんです"ですよね。それにしても金額は結構大きいですね。最近、??と首を捻りたくなる議員もいますので、この金額をみるとなんだかな~と思います。

 普通の会社、例えば、朝ドラの『舞いあがれ!』の舞さんの会社「IWAKURA」なんかは、社長のめぐみさん以下社員さんが頑張って何とか運転資金を捻出しようとしています。そして、投資家の息子に頭を下げて工場を売却しリースバック、何とか資金を捻出し窮地を脱出しました。もちろんドラマですから、それに時代設定も違いますが、でもね~。

 それに対して、人数さえ揃えれば、頭数だけ自然と公金が入る、しかも非課税収入、何ともはや良いご商売ですなぁ。

 これだから政治家は一度やったらやめられない、一年毎のローテーションで順に報酬を分け合う政党が出るのも頷けます。

 でも、目下、民は物価高で苦しんでいます。近い将来増税も待っています。共産党さんみたいに受け取るなとは言いませんが、一割減らしますなんて誰も思わないのが、不思議です。

 もっとも共産党さんは機関紙収入があるし、党首選挙もないので、党員からの上納金さえあればさほど資金が必要ないのでしょうが。

 それにしても、総額315億円余かぁ、それだけあれば、何人の女性がお子さんを産み、何人の育児費用が賄えるのでしょうか? その他にもいろいろ出来ますよね。

 また、政治資金パーティーをやって、収入は未記載でがっぽり、やめられない、止まらない、政治屋家業。

 あぁ、あまり考えると暗くなるのでこの辺で、、、。

 Have a nice day !!

令和ふしぎ発見(国会編)!?

2023-01-19 11:30:00 | 日々の徒然
  やはり冬は冬ですね、ここ数日寒い日が続いています。

 さて、れいわ新選組の参議院議員水道橋博士氏が心の病で辞職しました。昨年より休養していましたが、辞職の決断を下したようです。

 せっかく国会議員になれたのに、さぞ無念でしょうね。「末は博士か大臣か」の博士にはなれましたので、頑張って大臣まで登りつめてほしかったと思います。

 いざ議員となるといろいろプレッシャーがあったのでしょうね。議員は公人ですからね、俺は芸人だ〜とはいきません。

 健康第一、もう無理をせずにゆっくり静養してください。

 今回の件で「れいわ」は水道橋議員の残り任期5年余を比例名簿記載の残り5人で一年づつローテーションのように回していくと発表し、早速物議を醸し出しています。

 奇策か良策かわかりませんが、「れいわ」らしいやり方ですね。山本代表自身が当選→辞職→当選を繰り返していますので驚くことではないのかも知れませんが。

 既存の立憲民主党などは否定にコメントしていましたが、確かにあまり褒められたことではないかもありませんが、ルール上問題でなければ別にとやかく言うことではないのかも、でもね~確かに違和感はあります。

 「れいわ」の山本太郎代表は国会質問でも早口でまくし立てる、まるで怯えて吠える臆病なワンちゃんみたいな人です。

 そう言えば、「れいわ」の女性議員が岸田首相を「〇〇◯の犬」と例えたことがありました。党首がそのようは人ですから、ついお仲間だと勘違いしたかもしれません。

 混沌した世の中には、戦前のナチスドイツの独裁者のような人が出てくると言われています。あの独裁者も弁の達つアジテーターでした。

 奇策を用いながら少しづつ議席を増やす、ある意味で強かな要注意人物だと思います。

 まるで票の為なら民も泣かす、それがどうした文句があるか?」と言わんばかり、君子豹変ならぬ策士票変です。

 でも、「策士、策に溺れる」の例えもありますので・・・

 水道橋博士氏の辞任に伴い繰り上げ当選するのは、大島九州男氏とのこと、この方は、あくまでもWikipedia情報ですが、民主党時代、宗教団体・立正佼成会の組織内候補として2007年と2013年の参院選で当選。

 その後、民進党と希望の党の合流に伴い、国民民主党に移り、2019年の参院選は落選、さらに一昨年衆院選では「れいわ」から出馬し、落選、そして昨年夏の参院選に「れいわ」 の比例代表で出馬しましたが、水道橋博士氏の次点で落選、そして今回の同氏の辞職により繰り上げ当選となりました。

 凄い経歴ですね。とにかく国会議員になれればどこの党でもOK、今話題の今井瑠々氏なんて可愛いものです。

 そしてもう一人、中東ドバイに滞在中のNHK党の某参議院議員ですね。この政党も国民を嘗めたトンデモ政党です。

 多額の議員報酬を得つつも、以前交友のあった芸能人などのプライバシーを暴露すると脅し、関係先が捜査を受けました。ご本人は3月にも帰国するらしいですが、この方こそ議員の職を辞すべきですね。

 こんな人たちが良識の府の議員とは、呆れて物が言えません。参議院議員ってその程度、政治をオモチャのように扱い傍若無人の振る舞い、良識の府ならぬ、まるで大風呂敷の府のようで、嘆かわしい限りです。

 そんな輩が多額の議員報酬や議員特権を使う、日本国会は不思議な議員天国ですね。

 そしてマス・メディアはもちろん、誰もその特権の可否を議論すらしない、それで良いでしょうか?

 いつもの戯言です。ご放念ください。

 Have a nice day !!

ママはストーリート・パフォーマー・・・

2023-01-18 11:30:00 | 日々の徒然
テレビ番組 
 1月15日(日曜日)、NHKのお昼のニュースを視て、テレビを消す前に、チャンネルをあちらこちら変えていたら、BSフジのこの番組が目に止まりました。  

 番組タイトルは、ザ・ノンフィクション『泣かないでアコーディオン 〜シングルマザーの大道芸人〜』

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ザ・ノンフィクション - フジテレビ

ザ・ノンフィクション - 番組情報。今、日本の「近代」が溶け始めています。ザ・ノンフィクションは、ディープにそしてアクチュアルに測鉛を降ろします。

フジテレビ


 長引くコロナ禍で仕事が減った女大道芸人と幼い一人息子の二人三脚の心温まる物語です。

 ナレーターは、『カムカムエヴリバディ』の三代目ヒロインひなたちゃんこと川栄李奈さん。
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川栄李奈 シングルマザーの大道芸人に「全部をプラスにしていく。カッコいい」 - フジテレビュー!!

4月10日(日)14時~『ザ・ノンフィクション』(※関東ローカル)

フジテレビュー!!

少し古いですが、読売新聞でも
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ママは大道芸人 上野公園拠点に5歳長男と二人三脚

【読売新聞】 上野公園(台東区)にはパフォーマンスを披露して、行き交う人をくぎ付けにする大道芸人が多く集まる。シングルマザーの大道芸人、あんざいのりえさん(45...

読売新聞オンライン


 普段は昼の時間帯はニュース・天気予報以外テレビを視ないのでもちろんこの番組を視るのは初めて。なお、今回放送されたのは、昨年の4月10に一度放送された回の再放送。放送は途中からでしたので、最初の15分位は視ていません。

 大道芸人さんは、あんざいのりえさん(46歳)、そして彼女が“座長”と紹介するのは愛息のろっちゃんこと路人ちゃん(6歳)。

 のりえさんは大学卒業後、ヨーロッパ旅行の際、スペインで見た大道芸に憧れ、帰国後大道芸人の道へ進みます。

 一度結婚しますが、妊娠中に離婚、本人曰く「できちゃった結婚」ならぬ「できちゃった離婚」だそうです。

 そして、物心つくかつかないかのろっちゃんをベビカーに乗せて、路上パフォーマンスを続けます。主戦場は激戦地の東京・上野公園。

 ところが、降って湧いたような今回のコロナ禍、彼女の生活は一変、外出自粛、緊急事態宣言発令などで路上に立てない日々が続きます。日々悶々と悩みつつ、新しい技にも挑戦するのりえさん

 今回のドキュメンタリーは、そんな彼女と愛息の二人三脚の涙と笑いが溢れる奮闘記。

 今まで新型コロナ対策の給付金で生活費を賄ってきましたが、とにかく仕事が減ったので、親子の暮らしは厳しくなる一方、と語ります。

 彼女の実家はすぐ近く、母親も娘のことを心配し、頼って欲しいとまで言っています。それでものりえさんは、必要のある時以外は実家に顔を出しません。

 生活が苦しいのであれば、アルバイトでもと言われても、「一度そちらの道に進むと二度と大道芸人には戻れない」と頑なに拒んで、大道芸にこだわっています。

 親の身になってみると確かに心配ですよね。一人身ならまだしも、かわいい孫まで苦しい状況では、何とかしてあげたいと思うのが親心。

 彼女には、若い頃自分のやりたいことをやらしてくれた母親への恩と芸人としての矜持と誇りがあるのだと思います(翁の想像)。

 ここでアルバイトに逃げるのは簡単、でもそうすると今までの人生を否定することになる、、、。

 とにかく、笑顔が似合う女性、リズミカルにステップを踏みながらアコーディオンを弾く、何となくヨーロッパの雰囲気を感じます。

 そして、何よりろっちやんが健気な良い子で素晴らしい、のりえさんの演奏中、自分の帽子を持って「投げ銭」を貰いにお客さんの間を回る、おじいちゃん、おばあちゃんたちは忽ち皆さん虜になります。

 でも、もうすぐ小学生。本人もそれを分かっていて「ママにも早く良い相手が見つかると良いね、僕いつまでも出来ないので」などと言ってのりえさんを驚かす、いやー参りました。

 「投げ銭」と聞くと、一瞬、切なく感じますが、要はチップですよね、大道芸人さんですから、そこは普通の芸人さんとは違います。

 だからといって、何ら卑下もせず、路上で楽しそうに笑顔を振り撒きアコーディオンを弾く、まさにプロフェッショナル、格好よささえ感じます。

 翁は敢えて「ストーリート・パフォーマー」と書きましたが、彼女は「大道芸人」のほうが喜ぶかもしれません、芸人として母として誇りを持って人前でアコーディオンを弾く、それもお子さんを連れて、凡人にはできません。

 今後再び続編があったら是非視聴したいと思います。


 ご本人のブログ
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 翁の感想文です、ご放念ください。

 Have a nice day !!




阪神・淡路大震災から28年そして神戸・・・

2023-01-17 11:30:00 | 日々の徒然
あの日から28年
 今から28年前のあの日1995年1月17日は、確か連休明けの火曜日でした。奇しくも今年と同じです。ただ、成人式はまだ1月15日でした。今日も鎮魂の火が灯ることでしょう。

 あの日早朝、何時も通り5時半頃に起きて、洗面所にいた5時46分頃、何となく揺れを感じました。えっ地震?とテレビをつけると、関西地方で大きな地震があったと速報が出ました。外はまだ暗かったので、よくわかりませんでしたが、マグニチュードは7.3と聞いてこれは大変だと直感しました。

 そうです神戸市を中心に内陸型の巨大地震が起こり、地震に伴う災害で「阪神・淡路大震災」と名付けられました。テレビ画面には今まで見たこともない、信じられない光景が次々と映し出されました。

 横倒しになった高速道路、押し潰されたビル、倒れ道路を塞ぐビルや建物。穏やかだった日常は一瞬のうちに崩れ去りました。都市型の内陸型地震でしたので、津波こそ起きませんでしたが、多くの大切な人との突然の悲しい別れがありました。



 当時、神戸を本拠地としていたプロ野球の球団「オリックス・ブルーウェーブ」は、左肩袖に「がんばろうKOBE」の文字を入れ、日本シリーズで「ヤクルトスワローズ」と戦いました、残念ながら優勝こそ逃しましたが、その中にはあのイチロー選手もいました。そして翌年日本一になりました。

 そう言えば、男はつらいよシリーズの『男はつらいよ寅次郎紅の花』で、寅さんが復興した神戸の被災地を励ましに訪れるシーンもありました。

 「苦労したんだなあぁ。本当に皆さんご苦労様でした」と労う寅さん。そして被災地の人として登場したパン屋の店主夫婦を演じたのは夫婦漫才の宮川大輔・花子さんでした。その通り被災者の皆様本当にご苦労様でした。

暗闇の中に
 その後すぐに九州へ旅行に行く機会があり、夜行の飛行機の窓から見た神戸付近と思われる辺りには、灯りがなく、そこにはただ暗闇が広がっていました。今でも忘れられない悲しい光景です。

 翁が知識として知っているのは大正期の「関東大震災」ですが、実体験として28年前にこの「阪神・淡路大震災」が加わり、そしてその16年後に3.11の「東日本大震災」がさらに加わりました。もちろん、熊本、北海道、新潟などで大きな揺れを伴う地震が発生しました。でも、今は「大震災」と言えば3.11の大震災になりました。でも、1.17は忘れたことはありません。

 何しろ地震列島の日本ですから、今も折りに触れ地震の備えを伝えるニュースがあります。もうこれ以上大震災のページが増えないことを祈っています。
 
 災害は「忘れた頃にやってくる」と言われていますが、「忘れなくても」やってきます。備えあれば憂いなし、、、。

 ただ、今年の冬は例年以上に暖かい冬です、何となくですが、気味が悪いです。何も起こらないといいのですが・・・


 Have a nice day !!
 

注記:カバー画像は大震災と何ら関係ございません、地元の川沿いの夕日です。