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ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

私の原点

2023-12-06 10:46:07 | 日記

十二月に入り、今年も、あとわずかですね・・・

日本だけでなく、世界のあちこちで自然災害、戦争・・・毎日ニュースを見ては

こころが痛む 一年です

   

 

      

 

これまでのこと (青春の記録・・・デザイナーへの道) を、再びお話ししますね

『興味なし』の方も、『興味少しあり❓』の方も、写真をちらっと見てくださると

嬉しいです  

 

三十代後半までの私は、デザイナーにはなったもの、いつも消化不良の日々を送っていました

  【本当に作りたい服・・・】見えているのに、見えてないような❓❔

 

そんな、ある日 

  三十代後半に、チャンスが訪れました。

    

     

友人の紹介で、ある会社の社長にお会いしました。

そこは、古い洋館を使って、事務所にしているこじんまりとした

従業員25人位の、婦人服アパレル

当時、社長は30代 (私より、少しだけ上の同世代) で、従業員も、ほぼ同世代の人たちばかりで

みんな元気いっぱいで、活気にあふれた会社でした

    

    

 

白金台にある、古い洋館の暖炉のある部屋 (ショータイム兼応接室として使われていた部屋) で、

洋服に関する話を、数時間は、話したことと思います。

 “ミラノファッション” が、一般的になる少し前の頃でしたが、

 社長も私も、“ミラノファッション” が、これから浸透してくると信じていましたから・・・

 二人共、意気投合

 時間のたつのも忘れて、話しをして記憶があります・・・

    

       

 

        

洋服以外の話題には、全く無知な私でしたが、

興味ある話だと、時間を忘れておしゃべりな私です

 

    ♪ミラノでは

ジョルジュ・アルマーニー ―― ジャン・フランコ・フェレ ―― クリッア ――

ヴィェルサーチ ――   形態は違うけれど マックスマーラ

   ♪パリでは、

サンローラン ―― シャネル ――ディオール ――オジャール ――

   ♪ニューヨクの 

カルバンクライン ―― オスカー・デラレンタ ―― ラルフローレン ――

  私は、当時あまり知られてなかった、

ソーホー地区の エイドリーが大好きで・・・・

 

デザイナーたちそれぞれの好きなところや、雰囲気をペラペラ話したことを覚えています

        ※ 当時は日本人のデザイナーでは、好きな雰囲気はなかった・・・

          耀司 ・山本 ―― 川久保玲 ―― とか、パリにはまだ進出してなかったし、

          高田賢三 ―― 三宅一生  ――はパリのデザイナーの枠に入っていたようにおもいます。

        

社長も、嫌いではない話の内容で、盛り上がり

    社長:「一緒に仕事しよう

    私:「わかりました・・・そんな雰囲気の洋服作っていいのですね

 

あきれてしまう話ですが、

詳しい話 (お給料とか、当時その会社は、二つのブランドがありましたが、どっちで働くか❔) は

全くなしで、来週からとだけ・・・

     そりゃ、そうですよね

     あきれた私は履歴書も持参しないで、その会社に行ったのですから

     その日の次の週から、

     私の原点 (それまでの仕事とは全く違うので、原点と思います。)

と、なる仕事をすることになりました・・・

 

 

     ※ 最近の私

      珍しいんです。

      デザイン・パターンを自分用に作ったコーディネイト (ワンピースとコート)

      もうそろそろ、着納めの年かな??

      姿勢が良くないと、アッパーパーのように見えるかも

 

      ミニ丈で、異素材を低い位置を切り替えた、コクーンシルエット

      ノーカラー・六部袖丈なので、インナーにピッタリとしたTシャツをレイヤードできます。

      数少ない“私による 私のための世界に一点しかない服”です。

      記念に撮りました・・・ジョッキーブーツとコーディネイトしたら、今年らしくなりました・・・