隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

マジメなお笑いです~M-1 グランプリ 2008

2008年12月22日 18時20分22秒 | テレビにプチコメント
 今年のM-1 グランプリ 2008、視聴率もかなり高かったみたいだし、盛り上がりました。
 あとで録画を見たので、そのときすでに「敗者復活はオードリー」ってわかってて、あのキャラがちょっと苦手だったので(笑)、えー!!とか思ってたんだけど。でもオードリー、悪くなかったなあ。ちょっとはまりました。キャラだけで売ってるのかと思っていたら、そうじゃなかったし。失礼しました。
 どちらかのキャラがたっていると、どうしてもそっちだけが注目されちゃって、なんとなく長続きしない気がしてて。オードリーはツッコミのほうのテクもいいし、ふつうな感じに好感もてました。
 キングコングはリキ入りすぎてた? 去年の衝撃(敗者復活のサンドウィッチマンと1点差でしたか?)から、もうM-1命でライブも頑張っていたらしいし。点数が出て引っ込むとき、もう西野さんの顔がひきつってて泣きそうに見えたもの。もう「お笑い」の域を越えちゃって、それがよかったのかどうか…。笑いの感じは嫌いじゃないんだけどな。あんまりクサクないし。
 でも見てて思ったのは、もう何秒かに1回は笑いをとらなきゃいけない、っていう過密なネタじゃなきゃダメなのかなあ、という印象。4分間だものね。もうちょっとの~んびりした漫才もいいと思うんだけど、時代が要求していない? キングコングは来年もチャレンジするのかな。ガンバレ!
 今、ココで西野さんのコメント読みました。涙腺ゆるみました。こういうのに弱いワタシです。この人、マジメなんだなあ。
 おなじみの笑い飯。決勝にはくるんだけど、そのあとなかなかねえ。今回も、オードリーの快進撃で、最後の三組には残れなかった。残念。ボケがくるくる入れかわるパラレルワールド?、嫌いじゃないんだけどなあ。昨日も、なんか安心して笑ってた私です。この「安心」を感じさせちゃうところが、ひょっとしてまずかったりして。でも、好きだなあ。

 年間500回くらい寄席に出ている、というナイツ。実は「レッドカーペット」かなんかで一回しか見たことなかったんだけど。最初のネタで大笑いしました。安定感があって。ボケのひと、はにわの兄貴なんですってね。ナイツ、行きそう?と思ったんだけど、最後の三組の中では、なんとなく勢いがなかったかな。地味? 実力はあるなあ、と生意気に思いましたけど。ジワジワ~っとくる笑いは貴重ですよ。
 そして、栃木出身(笑)のコンビ、U字工事。いやいや、おもしろかったです。茨城や群馬をメッチャいじって「栃木礼賛」するんだけど、でも自虐っぽくて。結構あったかい感じ。方言のまま突っ走っても、聞きづらさが皆無ってとこが気に入りました。ブログに「これからはもう少し楽な感じで漫才をやりたい」というようなことが書いてあったけど、期待しています。
 最後はチャンピオン、NON STYLE。さすが勢いがあって、やっぱりここが優勝?って、私だって思ったもの。スピード感あり、これでもかこれでもか!ってたたみかけるような流れ。勢いというものを感じさせるね。ココココで、二人のコメントが見られます。うれしそう…。

 一緒に見ていたお笑い好きのやつが、ちょっと気がかりなことがあったらしく、「今のオレを爆笑させたら、そいつが優勝だ」と言ってたのですが、ハイ、爆笑していました。
 かつての勝者、アンタッチャブルやチュートリアルのように、「これだー!」というコンビはいなかったそうだけど、それぞれにレベル高かったね、が感想でした。ウンウン。
 年の暮れはなんとなく気分が落ち込むし、世の中もいいこと皆無な今、ひとときのパラダイスでした。
 お笑いって、きっとそういうもんですね。

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