2015.7.16(木)
主催者側の発表が10万人とか、いやいや6000人のレベルだよ・・・とか、ネットをのぞいていると、そういう情報やら言葉が軽くやりとりされているけれど、そういうことは昔からあったわけで。あまりカリカリしてもしかたない。主催者は多めにとらえたいし、政府は真逆の反応を示すだろう。
昨夜の国会前での安保関連法案(戦争法案とも)の強行採決への抗議行動。
団体に属さなくても、一緒に行くグループがなくても・・・と訪れた人の深い思いは、何万人であろうと何千人であろうと(それはちょっとありえないけれど)、大した問題ではないわけで。
あの多くの人の中にも、さまざまな考え方やとらえ方があるだろう。
憲法第9条は守ろうよ、戦争なんてまっぴら、集団的自衛権は論外、という人もいれば、そこまできっぱりとは言えないけれど、でも少なくともこんな混沌とした、大人のものとも思えないかみ合わない議論を100時間続けたってワタシは納得していないよ、という人もいるだろう。
自民党内から、異論がまったく出てこないことへの違和感(今頃になって、「国民の理解が進んできたと言い切る自信はない」なんて言ってお茶を濁すつもりかしら?)、ハト派っぽい雰囲気だった人が今は首相べったりと私には映ってしまうもやもや・・・。
そういうことを日常の中でブツブツ言ったり、人と話したりした先に、実際の抗議行動がそれぞれにあればいい。
シュプレヒコールにどうも乗り切れない斜に構えた人ではあるけれど、でもとりあえず私の意志を私の方法で、違和感はできるだけ小さくしながら進んでいくしかないだろう。
中心部から離れたところには、いつまでも佇んだり、夜空を見上げて考えを確かめているような、そんな個々の、慣れ合わない、ごくごく個人的な光景も広がっていました。
うねりの声や音は、人の波の向こうの向こうに響いています。
たった一点、何十年か、ひょっとしたらあと何年かのちにワタシがくたばるときに、自分の国が「100年近くも戦争をしない国」のままでいてほしいと思うのです。それはたぶん、能天気な私が想像していたよりもずっと難しいことになっているような、そんな気がします。
頑なになってはいけないけれど、政府の見解はもちろん、ときどき見受ける上っ面のアジ演説にも振り回されない、筋の通った自分がほしいと思いつつ、この夏を過ごしたい。こういう表現がもうすでに上っ面なんだろうな・・・とわかってはいるんだけれど。
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成瀬さんのお父上と私の父の命日がたしか一日違いだった?
台風は大丈夫でしたか?
戦争はイヤ・・・でもきっとそこからでもいろいろな考え方や思いがあるでしょうね。
そういうことも含めて、やはりきちんと整えなくてはいけないことがありすぎるように感じます。
引っ張られて道を進んでいくのはいやだなということかもしれません。
台風が過ぎれば、いよいよ夏なんでしょうか?
スピッツは28年前の今日、文化服装学院の夏祭りで初めて4人で人前で演奏したんですよ。
ファンにとっては、うれしい日ですね。
またよかったら覗いてみてください。
ありがとうございました。
私はいわゆる無党派層ですが、この問題は難しいなと感じています。もちろん、戦争はしないに越したことはありませんが、丸裸のままでいいのか?と思ったり・・・うーん、やっぱり難しい問題ですね。
はじめまして、そしてコメント、本当にありがとうございます。
ひねくれ者の文章に寄せていただいて、とても安心しました。
いろいろな思いを大事にして世の中と関わっていきたいと思いつつ、どうも脱線ばかりで。
さかなんさんがおっしゃるように、私も「窮屈な世の中」がいやです。これは自戒の思いもこめてなのですが。
お時間があるときに、またのぞいてみてください。バカだなあと思われることが多いでしょうが、お待ちしています。
台風で大変なところもあるようですね。さかなんさんもお気をつけて。
ありがとういございました。
戦争していない国に生まれて、それが当たり前にこれからも続くだろうと思ってました…。
数年前どこかで読んだ、今は戦前の空気感に似ているという言葉が、今でも印象に残ってます。その時にはピンときませんでしたが、最近は何となくわかるような気がします。
少しずつ変わっていく中で、いつの間にか大きく変わり窮屈な世の中になっていくことのないように願ってます。