隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

10年前の夢-神はサイコロを振らない

2006年02月09日 01時08分55秒 | テレビにプチコメント

■神はサイコロを振らない(2月8日22:00~)

「10年前の夢を今も覚えていますか?」

 しつこい性格だからなあ、同じ夢をずっともっているつもりだったけど、実はどうなんだろう。形や深さや強さを微妙にかえて、私の中にあるのかもしれない、そんな気もする。
 とりあえず「夢がある」ということで、自分を納得させているところもあるかもしれないな。夢に向かって歩いているんだろうか。軽くでもいいから努力しているといえるのかな。夢って、もっているだけではダメなのか。やっぱり叶えようとしなければ意味がない? そのあたり、少し心は揺れ動く。
 
「いつか、あそこまで、きっと歩き始める」そんな言い訳めいたつぶやきでごまかしつつ、日常の瑣末なことに振り回されている自分がいるのもたしかだし。
 
でも、「いつか…」、そう思わせてくれるだけで、「夢」はひとつの仕事をしているのかもしれない。いつか…、そう思えれば、今日も歩いていけそうだし。

 
ヤッチの弟も、ただフワフワっと姉に頼っているだけではなく、自分の心と向き合いつつ生きてきたんだな。

 
そして、どんなに大切な人だったとしても、一緒にいてどんなに楽しかった相手でも、何もない10年という月日のあとには「思い出の人」になってしまうということか。そうだろうな。必死で「いなくなったこと」を受け入れようとしてきたわけだし。
 
残された日々に限りがあることを知ったとき、人はそれぞれにどんなふうにその事実を受け止め、そしてどんな反応をするのだろう。
 
私なら、どうするだろうか。どうなってしまうだろうか。昔からよく想像したけれど、結局わからないままだ。そういう「想像のつかない日々」が402便の彼らに訪れ、最後の時が近づいている…。


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