2011.12.27 (火)
★天の邪鬼?
社会現象(笑)になってしまった「家政婦のミタ」。
なんか、ロケ現場の遊園地(夫と息子との思い出の場所)を訪れる人が急増しているとか。
最初、あの設定と、松島奈々子と笑わない主人公のギャップにはまってしまった私。で、例によって天の邪鬼なんで、社会現象?になってからはちょっと・・・ひいて見ていた。
いやいや、おもしろかったんですよ。楽しみにしてましたし。
でも、みんなしゃべりすぎ、熱く語りすぎで・・・、毎回見終わったあとで、「ふ~、腹いっぱい状態じゃ~」という感じだったな。
子どもたちにあんなにしゃべらせなくても、あの子役たちはほんとうにうまいから、表情だけで伝わる部分も十分にあったのに。呆然としている目や、ショックを受けている目でOKなところもたくさんあったのに。
脚本なんだか演出なんだか、これでもか、これでもか、というくらいしゃべらせちゃって。なんだか疲れてしまいました。
学芸会のシナリオにあるように、「子どもA」「子どもB」「子どもC」「子どもD」を交代でしゃべらせる、みたいな感じ。
「ミタさん、幸せになって」「そんなことは誰も望んでいない」「笑って」・・・。
(BSの再放送の「北の国から」を見て、ああ、なんて言葉の少ないドラマなの、だからこそ伝わるものもあるじゃない、と思ってしまった。昔のもののほうがいい、なんて言う気は毛頭ありませんが)。
最終回は冗長でした。無駄に延長しちゃったような。
「家政婦のミタ」ファンだったと思われる相方は、「あまりにも視聴率は上がったんで、最終回は演出も本もいい気になりすぎたんじゃない?」と辛口コメントでした。
あ、でもオリジナルでチャレンジして、ドキドキさせてくれて意味は大いに認めます。おもしろかったし。
だからこその「不満」かも?
★時間は巻き戻してもいい?
「深夜食堂」も最終回。
ココにも書きましたが、今クール、私を酔わせてくれた作品でした。
出てくる料理がすべて美味しそうだったというのも魅力。
で、さりげないストーリーを重ねて、あ、ひょっとすると人生って、気づかないだけで案外「ドラマ」だったりするんだなと、適温の温かさをもらったような。
最終回も秀逸でした。
「時間は巻き戻してもいいんじゃないの?」
でも、巻き戻さなかった(巻き戻せなかった?)女性。
それは「幸せになる」ための、「大事な人を傷つけない」ための、制作者サイドからの(笑)、大人のアドバイスなんだろうか。
「巻き戻して」どんな人生が待っているのか・・・、それを知りたいと思うであろうワタシは、まだまだ大人の判断ができない未熟者のようです。
蛇足ですが、ドラマ好きの相方によれば、
● 「DOCTORS(ドクターズ)最強の名医」の高嶋弟(たしかに)(笑)
● 「僕とスターの99日」の佐々木蔵之介
● 「謎ときはディナーのあとで」の椎名桔平
の三人の脇役の演技は妙にはまってて、クセになったらしい。
私は「DOCTORS」以外は見てないんでわかんないのですが。
石巻の入り江で、行方不明者の今年最後の捜索が県警の機動隊の手で行われたそうだ。
危険な場所で、一般の人は入れないし、県警も今までは手をつけていなかったらしい。
行方不明者の数は宮城県だけでも2000人近くにのぼる。
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