2012.6.4 (月)
とくに思い入れもないし、強く「行ってみたい!」と思ったこともないのですが、相方(行列するのはあまり好きじゃない人なんですが)が仕事のあいまに気まぐれにネットで申し込んだら当選してしまい、本日夕方、東京スカイツリーデビューしました(笑)。
こういう人たちが当選・・・っていうのが申し訳ない。
平日でもさすがに賑わっていたが、それほどのこんざつではなくスムーズ。
展望カフェやショップに入るには行列だけれど(20分待ちとか)、エスカレーターなどは待たずに。夕方の時間帯だからなのかな。
はじめて実物を見たけど、想像してたのより「太い」(笑)。もっとスマートかと思っていたけど、真下に行くとさすがにどっしり。
これは天望回廊(450m付近)からの下界。
車とか電車とか、民家などが手に取るようにはっきり見えるのが驚き。だから、あんまり高いところにいるという実感なし。
昔、新宿の高層ビルの展望フロアから新宿の街を見下ろしたときの「おおっ!」っていう感覚のほうが衝撃だったかな。
でも、改めて、この密集度はハンパじゃないなあ、と思う。私たちは現代の箱庭に暮らす生き物なんだなあ、と。
案内板などはなかったと思うので、スマホのMAPを見ながら、
「ああ、あれが荒川、で、こっちが隅田川」
「あのあたりが浅草」
とか言い合っていました。
東京湾もお台場も東京ドームも新宿も・・・よく見えました。
これは、天望デッキ(340m付近)にあるガラス床からの地上。
人が群がっていてすきまから急いで撮影したんだけれど、怖さとかスリルは皆無です。
誰もいないときに、このガラスの上に乗ってみたいけど、そういう機会はないでしょう。
こんなことを言うとおかしいけど、結局100%?の安全に守られている実感があるから、いくら世界一と言われても迫力に欠けるんだろうな。高いところって、「怖さ」がないと輝きがにぶってしまうんだよな。
だから、山の稜線や尾根道から何百メートル下を覗いたときのほうがずっと「高さ」を感じる。
スカイツリーに行ってこんな感想をもらすなんて、「バカか?」と反省。
ソラマチをぶらぶら。
まさに「今!」な雰囲気の中で「江戸情緒」を紹介している感じ。
おなかがすいたけど、ここのレストランより地元に繰り出そうと、隅に置いてあったナビを検索。
これがナビ。
で、押上1丁目の精肉店のとんかつの店「とこだい」へ。
都営浅草線押上駅(東京スカイツリー前駅)から徒歩2分くらいの商店街(四ツ目通り)にあるカウンターの店。
安い!(上ロースかつ定食が850円) で、大きい!
肉がとくにジューシーかというと、それは特筆するほどではなかったけど、でも柔らかくて美味でした。
この日がたまたまかもしれないけど、ご飯ちょっとかため。
ふ~、ビールがうまかった。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131203/13107456/
これ、その店にあった、スカイツリーの模型と招き猫。
プロのカメラマン風の方も一眼レフのカメラで撮影してたので、私も・・・。
今回、いちばんおもしろい写真だったかも(笑)。
でも、地元の街を歩く観光客がどれくらいいるかというと、それは期待できないだろうな。
とにかく、スカイツリーとソラマチですべて間に合ってしまうわけだし。
地元の振興を考えるなら、きっともっと工夫が必要なんだろう。
こういうところはなかなか難しいだろうな。