隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「プロレスラーは引退しても何度でも復活する!」~『俺の家の話』

2021年03月27日 10時13分17秒 | テレビにプチコメント

2021.03.27(土)



『俺の家の話』最終回
  https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/
 クドカンの脚本にやられた。
 まさか、こういう展開とは。
 「隅田川」は寿一と息子が演ずるから取り上げたのかと思ったら、じゅじゅと寿一の親子の伏線だったんだな。
 最終回で明らかになった伏線はともかくも、私はひょっとしたら、このドラマの見事なところの何パーセントかしか気づいていないかもしれない。もう一度、見なくては。
 
 『俺のいない家の話』で締めくくられたエピローグは、「俺」のいた家族の時間がたった1年だったこと、「俺」がいなかったかのように収まるところにうまく収まっている事実(一点だけ、寿一は納得していなかったけど。(笑))が私を笑わせる。
 でもたしかに寿一はそこにいて家族を守ったんだと、私を「納得」もさせる。

 「能とプロレス」という真逆だけれど様式美を見せる芸としての奇妙な共通項を手段に、家族を描き、深刻なテーマを破天荒で時に上質なユーモアで包みつつ進んでいったドラマ。
 宮藤官九郎さんの脚本、西田敏行さん、長瀬くんをはじめとするステキな役者さんたちに、十二分に楽しませてもらったなあ。

 何度も繰り返される、「引退しても何度でも復活できる」「会いたいから戻ってきた」の類のセリフ。その一つ一つを、長瀬智也という役者に捧げよう。

 『監察医 朝顔』の最終回も秀逸で、奇をてらわず、ヒーローをつくらず、アップダウンの日々を淡々と描きつつ、一つの家族を浮かび上がらせた手法も見事だった。
  https://www.fujitv.co.jp/asagao2/
 二つのドラマが教えてくれる。良質の家族のドラマもさまざまで、幸福も不幸も、諍いも許しも、再会もすれ違いも、第三者にはいつも何かを残してくれる。
 だけど、それを現実に自分の中に受け止めて消化することは難しく、いつも私は記憶の中に置いて、大事にしまって、そして現実の世界では右往左往するしかないんだ。それでいいんだけど。


スピッツ
 3月29日(月)19:00~22:57放送
 TBS系『CDTVライブ!ライブ!』のスペシャルに出演するそうですよ。
 https://www.tbs.co.jp/cdtv_livelive/
 こんな声も。
 https://www.m-on-music.jp/0000466511/


女子ジャンプ
 https://www.nikkansports.com/sports/news/202103270000201.html
 高梨沙羅選手!

 そして、サラ・ヘンドリクソン選手、引退。
 女子のジャンプを高梨沙羅選手とともに盛り上げた選手です。
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210327/k10012939161000.html


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