三月か～

2017.2.28（火）


　今日から三月。空はどんよりだ。今年はまだ花粉が私を襲ってこないことがなんだか不思議。どうした？


■若者の代わりに
　かなりのきついスケジュールで作業をすませて送ったのに、なかなか回答がこない・・・と、いつも手伝ってくれる若いフリーランスの男子から電話。
　代わりに連絡すると、依頼主が「ゴメン、ゴメン」と呑気な反応。
　ちょっと名の知れた著名人で忙しいのはわかるけれど、こういう対応ばかりしていると仕事仲間からの人気は長くは続きませぬぞ・・・と冗談めかして言ってみる。冗談でも言えて、少しはスッキリ。
　若い人はじっと我慢しちゃってストレスだけ溜まるだろうから、おばさんの私が軽くジャブ。
　あ～あ、でも、もうちょっとマジな雰囲気で言いたかったな。そこまで肝が据わってないってことで・・・。
　でもあの人、そんなに先は明るくない気がする・・・と言ってみる。


■ 面会禁止
　母の施設で、入居者の中にインフルエンザ患者が出たそうで、来月半ばまで1か月間の面会禁止。
　洗濯物を届ける際にメモに短い手紙を添えているが、母からは要望する物が箇条書きで書いてあるだけ（笑）。栄養クリームとかポリ袋とかクリップとか週刊誌とか。
　本なんてあまり読まない母が「太宰治」の作品名（それも彼の作品群を探しても見当たらない・・・）を書いてきて、「大きめの字のものを」という但し書きがあったときには慌てたけど（結局、なんだかわからないまま）。
　昨夜のメモには、初めて箇条書き以外の文言が。「いろいろお願いすることばかりですみません。外食するのを楽しみにしています。○○さんによろしくね」と相方の名前も記されていた。ちょっとした心境の変化か。
　誰もいない1階の受付まで来てくれたスタッフの方は「お友達とテレビを見ていますよ」と様子を教えてくれた。
　この皆さんのおかげで、母の毎日も私たちの毎日も動いている。


■ 彼も50歳！
　カズさんも50の大台に。それにしても驚異の50歳だ。なんだか、外見は昔よりもステキに見える。
　https://thepage.jp/detail/20170226-00000005-wordleafs

　どんなふうにしたら、そんなかっこいい50歳になれる？
　「そんなの言えるか？　・・・今、口から出かかったけど、言いません（笑）」
　これもしびれます。


■ 今年も3月11日が・・・
　仮説住宅の記事。
　結局、福島だけがどんどん取り残されていく。原発を抱えて単純ではない問題が予想どおり、当たり前のように横たわったままだ。
　仙台の仕事仲間たちはどうにか前を向いて進み始めて2年が過ぎた。
　その中に実家が双葉町の人もいる。彼はときどき福島市にいる両親のもとを訪れながら、先々のことを決めかねている老夫婦に「オレもなかなか本心は言えないですよ」とこぼしていた。
　http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170227_73027.html

　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　スピッツの結成30周年記念ツアー『SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”』のチケット情報が少しずつ伝わってきて、遠い夏がなんだか身近に感じられるような・・・。
　それまで、まだまだ越えなければならないいろんなことがあるけれど（スピッツには関係なく、ね）、ちゃんと生きていようと思います。