2012.2.14 (木)
バレンタインデーで、Googleのトップページがかわいいことになっています。
https://www.google.co.jp/
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20130214/Mdn_28049.html
観覧車を発明したジョージ・フェリスの生誕154周年とバレンタインデーを記念して・・・ということらしいけど。
発明者の名前にちなんで、観覧車のことを〝Ferris wheel” というんだそうです。
■空を飛ぶ・・・
レスリングがオリンピック種目からはずされる?・・・とか、大変なことになっていますが。
なんだかきな臭いことも聞こえてくるけど・・・。
それにしても、高梨沙羅選手の活躍がすごいことになっている。
その昔、アルベールビル、リレハンメルの頃の複合の大ファンだった私にとって、あの空を飛ぶ感覚(実際には急降下していく感覚らしいけど)はただただ憧れです。
彼女は「夢は金メダル?」と問われて、そうではなく「夢はほかにある」と答えていました。
「それはどんな夢?」ときかれて、「減ってしまうから言えない。競技を引退するときには明かしてもいいけど」と。
理由はないけど、そういう反応のしかたがとても好きです。
■ユーミンのベストが教えてくれること
ようやく荒井由実+松任谷由実のベスト「日本の恋と、ユーミンと」を聴いている。
私は実際には熱心なユーミンファンだったことはなく、ライブも行ったことはないんだけど・・・。
でもびっくりだ。
大半の曲を知っているし(とくに初期はすべて)、知っているというだけじゃなく、メロディーやフレーズが過去の自分や日々や関わりのあった人たちを切なく思い起こさせる。
最初にラジオから聴こえてきた「ベルベット・イースター」。昔の私がたったひとつ、好きだったユーミンの楽曲。
「空がとっても低い」だけで若いときから苦手だったあの季節が蘇るし、「いちばん好きな季節」と言い切られて、そ~なんだ、とヘンに納得したことも思い出す。
そして「ひこうき雲」。若くして自ら死を選んだ友人に、若い私はなんであんなに後ろめたかったんだろう、と思い出す。真摯にいれば生きてなんかいられないよなあ、と思った幼き日々。
ユーミンは、あの子にしかわからない、と乾いた声でものすごく力強く歌う。そうだよな、命は自分のものだもの、生きることも死ぬことも、その人の自由だよなと、私も思った。そういう日々だった。
今なら、そうは言えないかな。生きていればいいことだってあるから・・・とノーテンキには言えないけど。
でも「若すぎる決心」は少し残念・・・。そう思うかな。
それは、気持ちが純粋じゃなくなった、ということもあるけど、時の流れに逆らえずに「大人」になったということでもあるかな。
だからかもしれないけど、あのころとは異なる気持ちで「ひこうき雲」を聴きながら、それでもなんでこんなに鮮明に「あの頃」が蘇ってくるのだろう。
とりわけ恋の歌は「こんなきれいごと・・・」と思っていたんだから、ユーミンのファンでいられるわけがない。
「翳りゆく部屋」をエレカシ宮本さんのライブで聴いて、心臓のど真ん中を射抜かれちゃったけど、でもユーミンのそれもいい。以前はどうも受けつけなかったはずなのに。
「海を見ていた午後」なんて、鼻で笑っていたのに。ドライブの途中で、あの有名な「ドルフィン」に寄ったけど、あれはなんでだったのか、誰と一緒だったのか、覚えてもいない。なのに、今は「ソーダ水の中を通る貨物船」を見たような気になっている(笑)。
若者よ、やっぱり恋をしよう。
幸せな恋は案外少なくて、破れたり、心が空っぽになったり、片思いだったりするほうがずっと多いけれど、でも確実に思い出になる。大人になりきった心をもキュンとさせてくれる思い出になる。
そういうことを、ユーミンのベストは教えてくれる。
とうぶん、ヘビーローテーションかな。
何を考えているのか、地下核実験に踏み切った国あり。
トップが変わっても何も変わらぬままに進んでいくのか。
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