2012.7.23 (月)
なんだ、この涼しさ・・・と昨夜まで。
最高気温35度の猛暑日の夜から、ぐぐっとしのぎやすい日が続いて、昨夜は窓を開けて寝ていたら、明け方寒くて目が覚めた。
さて、今日はちょっと夏が戻ってきたけれど、「適度な夏」という感じで、優しい暑さです。
■■プロであることの胡散臭さ
最近感じること。防衛のプロって感じの現防衛大臣。
前大臣の心もとなさはマズイけれど、このプロっぷりってどうなんだろう。
迷わず答弁し、迷わずオスプレイを受け入れる、当たり前のように受け入れる姿勢に、疑問符と違和感ばかり感じる。まるで評論家みたいだ。
安保条約のもと、日本で、日本の米軍基地でアメリカが何をしようと、もう決まってることなんですよ・・・そんなふうにも映る。そういうことなのか。
自民であろうと民主であろうと、政権与党となったとき、なんの違いもなかったんだな。
これは別に防衛大臣がどうのってことじゃないのですが。
アメリカと仲よくすることはもうあたりまえのこと、それが日本の生きる道なんだと、この国はそういう方向で来てしまって、何を今さら・・・、そういうふうに見ているんだろうなあ。
違和感と疑問符はここでも・・・。
■■インディーズ
ここでこういうことを書いてはマズイのかな?
スピッツのOFFICIAL WEB SITEの会員向けに生配信があったのですが、インディーズの頃の曲を草野が歌い始めると自然にメンバーが楽器を弾きだして短いセッションになる感じがよかったな。
■■人はもともと・・・
人は、もちろん子どもも、もともとはわがままで独りよがりで、邪悪な心をもっているんだろう。
ただ、それが自分の中でうごめいているときはまだ「自分はこんなもんだ」と多少は冷静に自己分析する程度でおさめていられる。
問題は、それが外に向かって動き始めてしまったときだ。そういうときに、わが身を見ながら、なんて浅ましく愚かな姿なんだと思えるうちはいい。集団で暴走し出したとき、無感覚になるのか、快感になるのか・・・、たぶん制御できなくなるんだろう。
私も、自分の中の邪悪な部分や意地の悪いところは十分にわかっている。それが集団に組み込まれたときに自分を戻せるか・・・、そこが人としての分かれ道なんだろう。
それは子どもでも中学生でも、そしてたぶん老人でも同じだ。
「やられるが側」も「やる側」も、もう自分たちではどうにもできないところに来ているときに、そのどちらでもない「関係ない人たち」「その他大勢の人たち」「見ている人たち」がどうするか・・・、そこに救いを求めるしかないのかもしれない。
いじめの例でいえば、自己保身に走る大人ではなく、話をきいてもその奥の意味を感じ取れない鈍感になってしまった大人ではなく、もっと身近でその目で見たり、いたたまれなくなっている・・・そういう子どもたちの存在だ。
私たちからすれば十分に幼い子どもたちにそういう重い課題を突き付けなければならないほど、今の教育現場は荒廃しているのだろうか。
いじめと遊びやたわむれの判別は、なかなか判断が難しかったりするかもしれない。さっきも言ったように、人間に聖人君子はいないし、むしろそういう人は不要だとも思うから。
でも、犯罪の線引きははっきりしていると思う。
こんなところで私が言ってもしかたないかもしれないけれど、ニュースを見るたびに思う。
死なないでほしい。
世の中は厳しくて、いいことばかりではないけれど、彼らの何倍かの人生を生きている私は、「まだ何かあるよ」と言ってあげられる。
いいことばかりではないけれど、おもしろいことも、感動することもある。そういうことをもうちょっと味わってから、「生きること」や「死ぬこと」を考えても遅くはないと思うのです。
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