2018.07.04(水)
あれ、連日の夏空はどこに行った? 今朝は曇り空だし、ちょっと風がひんやりだぞ。
台風の影響を受けている西日本、豪雨の被害が出ている北海道。狭い日本なのに、ほんとうに天候はそれぞれだ。
自然に抗うことはできないけれど、小さなことを気をつけて乗り越えられることもある。どうかどうか、大雨の中、気になるところの見回りには出ないように。このニュースは毎回、本当にキツイし悲しいし、そのうえで怒ったりしてしまうのです。
■ にわかファンでも・・・
夜中にうろうろ起きていることが「得意」な私たちなので、ベルギー戦も含めて楽しませてもらったなあ。
サポーターたちが一億総サッカー評論家、という状態をむしろほほえましく思えるくらいにはなってきた(笑)。
それでも場外戦で感動してしまうところは、「あんたはやっぱり『にわか』!」と言われそう。
FIFAのGereral CoordinatorのPriscilla Janssensさんのこのツイッター。
https://www.hochi.co.jp/soccer/worldcup/CO034053/20180703-OHT1T50295.html
試合後に観客席のゴミを集めていた日本人サポーターだけじゃなく、チームのメンバー、スタッフもこうやってあの場を去っていたんだなと思うと、それだけで拍手じゃないか(と、こういうのに弱い年代?)。
ロシア語で「ありがとう」って・・・。いいじゃないか。
ただ、Priscilla Janssensさんのツイートが削除されたのは残念。シンプルな英文と写真がステキだったので・・・。
■ バンド二題
チャットモンチーはいよいよ大団円を迎える。大団円って、ロックっぽくない表現だけど。
アルバムは聴いてきたし、好きなバンドだったけれど、単独ライブに行ったことはないし(フェスだけ)、きちんと追ってきたファンとは言えないから、深いところを理解したり感慨深くわかったようなことは書けないけれど、三人から二人、新たなチャレンジ・・・と進んできて果敢に前向きだったことは伝わってくる。
これからどんなふうに生きていくんだろう。まだまだ若くて眩しいくらいの二人です。
https://news.yahoo.co.jp/feature/1002
そして、全開でエレファントカシマシを語り続ける昨今の宮本さんの、またまた新しいインタビュー。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28613
これ、結構おもしろかった。宮本さん、いまさら、こんなこと感じてんの?というツッコミどころ満載で。
「この4人で音を出したら面白いんじゃないかなって今朝メンバーを見て思いましたね」に対して、インタビュアーが「今まで思ってなかった?」と問いかけてるんだけど、このときのインタビュアーさんの表情を想像するとおもしろい。
「4人のエレファントカシマシも、6人あるいは18人といったエレカシと4人のエレカシの二刀流なら十分売り物になる」と思う宮本さん。今回さまざまな曲の入っているアルバムを制作したことで、「4人のエレファントカシマシがついに来たかなって思いますね」って。もう、たくさん強く強く思っちゃってくださいよ!
「『悲しみの果て』や『今宵の月のように』の成功例あるからどうしてもそういうサウンドに行きがちだし、いきなり荒削りの「奴隷天国」は売れなかったわけだし」という発言もリアルで。
笑えたのは、「『生命讃歌』と『奴隷天国』なんてみんなしーんとしてじっと聴く曲だったんですから。昔から俺たちを撮ってくれてるカメラマンの岡田さんが 、『奴隷天国』の時は怖くてコンサート行けなかったってこの間言ってたぐらいなんで」のところ。
他人事みたいに・・・。怖くしていたのはあなたでしょ、と思いました。
そして最後の「30周年はドーンと成功したので、次は原点回帰だと思うし、その萌芽がアルバムの最後の2曲にある感じですね」。エレファントカシマシはこれから!なんだ。
■「いろいろ思うところはあっても・・・」
友人からの今朝のLINEにあった言葉。
「いろいろ思うところはあっても・・・」に続くのは、「とりあえず・・・」「今のところは・・・」かな。
私も最近よく使っている。
そうだなあ、若いときは言わなかったし、思うこともなかったかもしれない。「いろいろ思うところがあったら」、言っちゃってた? 行動しちゃってた?
なかなかそうはいかなくなって、イヤだけど大人になってきたんだと思う。
しがらみがなくなったら、また昔みたいに、自分のことだけ考えて・・・と思ったけれど、でも若いときもそれなりに「しがらみ」あったな。一人で生きてたわけじゃないんだ。
だけど、記憶にある限り、何回かは、気持ちにまかせて突っ走って、転んだり自分がイヤになったりしていた。で、今はそれを悔やんでいないのも事実。
そろそろ、「いろいろ思うところはあっても・・・」じゃなくて、「いろいろ思うところがあるから!」に行ってみるのも悪くないか?
今度は友人をそうけしかけてみる?? うーん、どうかなあ。
このクールで見逃してしまっていつか必ず見たいと思っているドラマ。
「弟の夫」
http://www.nhk.or.jp/pd/otto/
いいな、ハチの針さんの形容はいつも心のどこかをポンと軽く叩いてくれて心地よい。
鋭くてヒヤッとさせられるときもあるのですが。
そうですよ、十分にお嬢さん。
私だって(笑)、夏の間にはよく「お嬢さん」に戻ります。
音楽や映画や思い出は、夏の匂いとともにココにあるものが大部分・・・と思っていますから。
私も泳げます!(「凄いよ! 泳げるの? ハニー」って言われたい)
水の中ではたぶん永遠にお嬢さんでいられるかな・・・とか。
ゴースカスタンディングのあとで、またぜひぜひ「全然OKだった」とご連絡ください。
楽しみましょう。
夏場だけですが、ときどき公営プールに行きます(私、泳げるんです。「ハチの針」ですからね)。
ここに毎日来て4泳法を泳ぐおじいちゃんがいるのですが(アラウンド80)、この方は私のことを「お嬢さん」と呼びます。
前に、こちらで「人よりもずいぶん早い老後を迎えたような気分」なんて弱気なことを書きましたが、ほんとのお年寄りが見れば、私もまだまだ「お嬢さん」みたいです。
夏の間「水中メガネ」をよく聴きます。
歌詞は例えば「プール」の続き。
水中メガネごしに「蒼くて涼しい水槽の部屋」を見ているのは草野さん自身のような気もして。
「女の子」の心に触るような透明な声と、水のようなメロディ。
ゆらりゆらり、その中に身を浸しながら、私はときどき泣きそうになります。
ほらね。「最後のセンチメンタル」をくすぐられてるでしょう?
私もまだまだ「お嬢さん」なのです。
ゴースカが始まりますね。
座って観られる洋楽のライブと違って、邦楽のそれは私にとっては、実はかなりハードルの高い場所です。
やっぱり、老後みたいですよね。