『シカゴ』(2002年、アメリカ)
■監 督■ロブ・マーシャル
■出 演■レニー・ゼルヴィガー、キャサリン=ゼタ・ジョーンズアカデミー助演女優賞)、リチャード・ギア
●リピート?
以前に観たことがあるんだけど(映画館で1回、DVDで1回)、ちょっと元気になりたいな、というような気分のときに、なんとなく思い出す映画。で、またレンタルしてしまった(笑)。
何度も観てしまう映画、というのは、昔は何本かあった。
遠いあの頃には、いわゆるアイドル系の映画や(恥かしくて名前は言えない)や、かわいい洋画のために、おにぎり持参で映画館につめて、朝から晩まで何回か観て疲れきったことも一度ならずあるし。
『ディアハンター』は、反戦映画としてより青春「せつない」映画としてはまってしまい(それでいいのか?)、またクリストファー・ウォーケンに憧れて(ロバート・デ・ニーロのすごさに気づくには、まだ子どもすぎた)、映画館に一日いたっけ。あの映画は長いし、衝撃的なシーンばかりだから、帰るときには激しいスポーツ後にも感じなかったような疲労感だったっけ。
あまりにのめりこんだので、あれからは一度も観ていない。たまにレンタルショップで手に取ることはあるけど、借りる気にはなれない。
感動できなかったら怖いもの。もう自分の感性が鈍くなって、年とったことをつくつけられるのもイヤだし…、と抵抗している。
●理屈なく楽しい!
その点、「シカゴ」は気楽に何度でも観られる作品かも。
とにかくミュージカルが苦手で(『ウェストサイドストーりー』は別格)避けている私が、この映画にアレルギー反応が出ないのは、会話と音楽の境目に違和感がないから。恋人同士が愛を語らい合っていると思ったら、突然歌ったり踊ったりしないもの。
まず映画の根底に「ショー」があって、主人公のロキシーの妄想の中がミュージカル仕立てになっている、という感じかな。それはとても自然。
その歌とダンスがとにかくかっこいい!! ヴェルマを演じるキャサリン=ゼタ・ジョーンスはミュージカルの経験もあるそうで、圧巻な迫力。セクシーで魅力的、としか言いようがないけど。
そして、ロキシーのレニー・ゼルヴィガーは未経験だというけど、歌もダンスも見事。キャサリン=ゼタ・ジョーンスに比べると、どこか遠慮深げ?な感じもしたけれど、そこはなんとなく彼女らしくて、OKだったな。
リチャード・ギアはとくに好きな役者ではないけど、この敏腕+非情な弁護士役にぴったり。
ということで、三人の役者が魅力を存分に発揮した映画、というのが私の感想です。
物語も、へ~、こんなことあるんだ、という驚きと、常識や現実を超えた人間たちのかけひき、狡猾さのおもしろさ。理屈なく楽しめる映画というのは、こういうのを言うのだろう。
1920年代のアメリカっていうのも、映画の舞台としてはなんともおもしろい?時代だったんだろうな。
●あの目が曲者(笑)
最近観た『コールドマウンテン』(よかったら、コチラをどうぞ)のレニーもよかったし、『母の眠り』の彼女も好き(メリル・ストリープとの母娘の関係にちょっと泣けた)。
すごく気になる女優です。あの眠そうな目が曲者だと思っている。
ただ、『コールドマウンテン』のところにも書いたけど、彼女を好きと言いながら『ブリジット・ジョーンズの日記』をまだ観ていないっていうのは、どうなんでしょうか(恥)。それで彼女を語っていいのか、なんて言われそう。
近いうちに必ず観るぞ!!
■監 督■ロブ・マーシャル
■出 演■レニー・ゼルヴィガー、キャサリン=ゼタ・ジョーンズアカデミー助演女優賞)、リチャード・ギア
●リピート?
以前に観たことがあるんだけど(映画館で1回、DVDで1回)、ちょっと元気になりたいな、というような気分のときに、なんとなく思い出す映画。で、またレンタルしてしまった(笑)。
何度も観てしまう映画、というのは、昔は何本かあった。
遠いあの頃には、いわゆるアイドル系の映画や(恥かしくて名前は言えない)や、かわいい洋画のために、おにぎり持参で映画館につめて、朝から晩まで何回か観て疲れきったことも一度ならずあるし。
『ディアハンター』は、反戦映画としてより青春「せつない」映画としてはまってしまい(それでいいのか?)、またクリストファー・ウォーケンに憧れて(ロバート・デ・ニーロのすごさに気づくには、まだ子どもすぎた)、映画館に一日いたっけ。あの映画は長いし、衝撃的なシーンばかりだから、帰るときには激しいスポーツ後にも感じなかったような疲労感だったっけ。
あまりにのめりこんだので、あれからは一度も観ていない。たまにレンタルショップで手に取ることはあるけど、借りる気にはなれない。
感動できなかったら怖いもの。もう自分の感性が鈍くなって、年とったことをつくつけられるのもイヤだし…、と抵抗している。
●理屈なく楽しい!
その点、「シカゴ」は気楽に何度でも観られる作品かも。
とにかくミュージカルが苦手で(『ウェストサイドストーりー』は別格)避けている私が、この映画にアレルギー反応が出ないのは、会話と音楽の境目に違和感がないから。恋人同士が愛を語らい合っていると思ったら、突然歌ったり踊ったりしないもの。
まず映画の根底に「ショー」があって、主人公のロキシーの妄想の中がミュージカル仕立てになっている、という感じかな。それはとても自然。
その歌とダンスがとにかくかっこいい!! ヴェルマを演じるキャサリン=ゼタ・ジョーンスはミュージカルの経験もあるそうで、圧巻な迫力。セクシーで魅力的、としか言いようがないけど。
そして、ロキシーのレニー・ゼルヴィガーは未経験だというけど、歌もダンスも見事。キャサリン=ゼタ・ジョーンスに比べると、どこか遠慮深げ?な感じもしたけれど、そこはなんとなく彼女らしくて、OKだったな。
リチャード・ギアはとくに好きな役者ではないけど、この敏腕+非情な弁護士役にぴったり。
ということで、三人の役者が魅力を存分に発揮した映画、というのが私の感想です。
物語も、へ~、こんなことあるんだ、という驚きと、常識や現実を超えた人間たちのかけひき、狡猾さのおもしろさ。理屈なく楽しめる映画というのは、こういうのを言うのだろう。
1920年代のアメリカっていうのも、映画の舞台としてはなんともおもしろい?時代だったんだろうな。
●あの目が曲者(笑)
最近観た『コールドマウンテン』(よかったら、コチラをどうぞ)のレニーもよかったし、『母の眠り』の彼女も好き(メリル・ストリープとの母娘の関係にちょっと泣けた)。
すごく気になる女優です。あの眠そうな目が曲者だと思っている。
ただ、『コールドマウンテン』のところにも書いたけど、彼女を好きと言いながら『ブリジット・ジョーンズの日記』をまだ観ていないっていうのは、どうなんでしょうか(恥)。それで彼女を語っていいのか、なんて言われそう。
近いうちに必ず観るぞ!!