あと2か月もすれば新しい年度に変わりますね。
うちの教室からも、何人かレッスンを卒業する生徒がいます。
さびしいけれど、やっぱり、いつかは生徒は離れていくんですよね。これからの人生のどこかでピアノを習っていたことが役に立つように、と願いながらお別れするしかありません。
そして、昨年から今年にかけて、小さなお友達や保育士目指して勉強中のお姉さんまで、何人かうちの教室の門をたたいてくれました。
しかし、残念なことですが、上郡町は、子どもの数がどんどん減少しています。それにともなってピアノを習いに来るお子さんも減ってきてしまいました。
以前と比べて社会情勢も難しく、習い事をさせる親御さんも真剣に選択をされていることでしょう。
あらためてピアノを習うことの意味は何か、教える立場の私たちもきちんと考えなくてはいけません。
昔から言われているように、子どもの知的、感情的な部分それぞれに働きかけ、全体的な成長に最も適した習い事がピアノであり、このことは現在の脳科学者も認めていることです。
詳しいことはホームページに載せていますので、どうぞご覧下さいね。
http://sotokawapiano.com/
ただ、今までのレッスンは「弾ける」ことに主眼を置いてきたため、技術的に難しい子どもの気持ちに添えるレッスンになりえず、おおくのピアノ嫌いを育ててしまったことを反省しなければなりません。(ほんとうに、ごめんなさい・・・・・)
私たちは、つい、子どもが練習しない、しないと嘆いてしまいますが、
今まで何人かの生徒の合唱コンクールでの伴奏での「奇跡」を見てきて、子どもが(というより、人間が)本当にやろうと思ってできないことはないというのは本当だなあと思いますし、だから、生徒は本気になれば練習もするし、弾けるようになるのです。
では、私たちのすることは何か。
弾けるようにしてあげるために、
楽譜を読めるようにしてあげること
音感・リズム感を育ててあげること
このことに尽きるのではないかと、考えるようになりました。
特に、音感は耳の発達する乳幼児期に育ててあげないと、その後の訓練では音感、リズム感はつきにくいのです。
ピアノを弾くのは、ある程度指がしっかりしてくる学齢期になってからで十分です。
また、ピアノを習うことは別として音感の訓練をする、リズム感を育てる、読譜を勉強するということは、集中して先のことを読むという訓練になりますし、耳の訓練をしておくと、英語を聞き取る力にもなるといわれています。
ピアノを弾くための準備はいくら早くても早すぎるということはないようです。
一番いいのが赤ちゃんのうちからたくさんの音楽を聞かせてあげることです。
ただし、大人の好みではなく、小さい子どもの、その時期に聞かせるべき音楽というものを、たくさん聞かせてあげてほしいと思います。
以前からよく言われている、モーツアルトなどのクラシックもいいのですが、わらべ歌、童謡は必ず聴かせてあげてくださいね。
絵本の読み聞かせも子どもの成長には欠かせないもので、上郡町でも読み聞かせの活動が盛んですね。
童謡や絵本のストーリーで、どちらにも共通するのが大人の感覚からはナンセンスな内容が多く見られる、ということです。
“あかいとり ことり
なぜなぜ あかい
あかいみを たべた”
北原白秋作詞・成田為三作曲
おとなは、そんなわけないでしょう!・・・と、一笑に付すところですが、
しかし、それは理論上とても合理的なのです。
子どもは、単純な事象を絵本や童謡から読み、聞いて世の中の仕組み、考え方について学びます。しかも、子どもの心情によりそった、暖かい声や優しい音色やきれいな色や形で。
いくら大人がジャズやポップスなどの音楽がいいと思って聞かせても、子どもの心を伸ばす手助けにはならないのです。(確かに、耳にはいい刺激にはなると思いますが、バランスのとれた成長といえるかどうか・・・・疑問に思います)
絵本や童謡でたくさんの言葉や色や形や、音を取り込んで、まわりは愛情にあふれているということを知ったうえで、こどもは初めて机の上の勉強に向かうことができます。
そんな大事な時期の子どもたちの成長の手助けができたら本当にうれしいと思っています。
ピアノでなくても音感のクラスだけでもいいのです。
賢い、優しいお子さんを、みなさんで育てていきましょう。
お気軽にお問い合わせくださいね。
外川ピアノ教室HP
http://sotokawapiano.com/
うちの教室からも、何人かレッスンを卒業する生徒がいます。
さびしいけれど、やっぱり、いつかは生徒は離れていくんですよね。これからの人生のどこかでピアノを習っていたことが役に立つように、と願いながらお別れするしかありません。
そして、昨年から今年にかけて、小さなお友達や保育士目指して勉強中のお姉さんまで、何人かうちの教室の門をたたいてくれました。
しかし、残念なことですが、上郡町は、子どもの数がどんどん減少しています。それにともなってピアノを習いに来るお子さんも減ってきてしまいました。
以前と比べて社会情勢も難しく、習い事をさせる親御さんも真剣に選択をされていることでしょう。
あらためてピアノを習うことの意味は何か、教える立場の私たちもきちんと考えなくてはいけません。
昔から言われているように、子どもの知的、感情的な部分それぞれに働きかけ、全体的な成長に最も適した習い事がピアノであり、このことは現在の脳科学者も認めていることです。
詳しいことはホームページに載せていますので、どうぞご覧下さいね。
http://sotokawapiano.com/
ただ、今までのレッスンは「弾ける」ことに主眼を置いてきたため、技術的に難しい子どもの気持ちに添えるレッスンになりえず、おおくのピアノ嫌いを育ててしまったことを反省しなければなりません。(ほんとうに、ごめんなさい・・・・・)
私たちは、つい、子どもが練習しない、しないと嘆いてしまいますが、
今まで何人かの生徒の合唱コンクールでの伴奏での「奇跡」を見てきて、子どもが(というより、人間が)本当にやろうと思ってできないことはないというのは本当だなあと思いますし、だから、生徒は本気になれば練習もするし、弾けるようになるのです。
では、私たちのすることは何か。
弾けるようにしてあげるために、
楽譜を読めるようにしてあげること
音感・リズム感を育ててあげること
このことに尽きるのではないかと、考えるようになりました。
特に、音感は耳の発達する乳幼児期に育ててあげないと、その後の訓練では音感、リズム感はつきにくいのです。
ピアノを弾くのは、ある程度指がしっかりしてくる学齢期になってからで十分です。
また、ピアノを習うことは別として音感の訓練をする、リズム感を育てる、読譜を勉強するということは、集中して先のことを読むという訓練になりますし、耳の訓練をしておくと、英語を聞き取る力にもなるといわれています。
ピアノを弾くための準備はいくら早くても早すぎるということはないようです。
一番いいのが赤ちゃんのうちからたくさんの音楽を聞かせてあげることです。
ただし、大人の好みではなく、小さい子どもの、その時期に聞かせるべき音楽というものを、たくさん聞かせてあげてほしいと思います。
以前からよく言われている、モーツアルトなどのクラシックもいいのですが、わらべ歌、童謡は必ず聴かせてあげてくださいね。
絵本の読み聞かせも子どもの成長には欠かせないもので、上郡町でも読み聞かせの活動が盛んですね。
童謡や絵本のストーリーで、どちらにも共通するのが大人の感覚からはナンセンスな内容が多く見られる、ということです。
“あかいとり ことり
なぜなぜ あかい
あかいみを たべた”
北原白秋作詞・成田為三作曲
おとなは、そんなわけないでしょう!・・・と、一笑に付すところですが、
しかし、それは理論上とても合理的なのです。
子どもは、単純な事象を絵本や童謡から読み、聞いて世の中の仕組み、考え方について学びます。しかも、子どもの心情によりそった、暖かい声や優しい音色やきれいな色や形で。
いくら大人がジャズやポップスなどの音楽がいいと思って聞かせても、子どもの心を伸ばす手助けにはならないのです。(確かに、耳にはいい刺激にはなると思いますが、バランスのとれた成長といえるかどうか・・・・疑問に思います)
絵本や童謡でたくさんの言葉や色や形や、音を取り込んで、まわりは愛情にあふれているということを知ったうえで、こどもは初めて机の上の勉強に向かうことができます。
そんな大事な時期の子どもたちの成長の手助けができたら本当にうれしいと思っています。
ピアノでなくても音感のクラスだけでもいいのです。
賢い、優しいお子さんを、みなさんで育てていきましょう。
お気軽にお問い合わせくださいね。
外川ピアノ教室HP
http://sotokawapiano.com/