少し前にフサエさんが哀ちゃんのために「SHIHO」という子ども服ブランドを作るという妄想をしていたところ、多くの灰原クラスタの神々がこの妄想に乗っかっていただき、気が付けば企画会議に発展するという夢のような展開になっています。
そしてついにブランド創設秘話を描いてくださった神絵師様まで登場してくださって、ありがたい限りです。というわけでそんな喜びがほとばしって書いてしまった、以下はSHIHOブランド小話です。とはいえ出てくるのはフサエさんと有希子さんだけですが。
哀ちゃんの服を一緒に買いに行ったけど、いまいちお気に召すものがなくガッカリしながら、カフェで休憩中のフサエさんと有希子さん。
「あれだけ回ったけど、無いものね」
「そうね。さっきの緋色のスカートも色は良いんだけど、哀の好みよりも少し甘い雰囲気だわ」
「靴ももう少しクールなデザインの方が哀ちゃんには似合うわよね」
「この前、阿笠君が『哀君はファッション誌をよく見ておるのに、ワシに遠慮しておるのかあまり服を買わんのじゃ』って悩んでたから、買いに来てみたけど、哀が好きそうな服があまりないっていうのは盲点だったわ」
「ほんと。哀ちゃんは可愛いから子供服でも着こなすだろうけど、でもそれじゃ彼女を活かす服じゃないものね」
「せっかく自由にオシャレが楽しめるようになったんだから、好きなようにオシャレさせてあげたいのに……どうしたら良いのかしら……」
「そうね……。そうだわ!!ねえ、フサエさん。無いのなら作っちゃえばいいのよ!」
「え?」
「だから、哀ちゃんに似合う哀ちゃん好みの服を、私たちでプロデュースすれば良いじゃない」
「あ!そうね!!その手があったわ!……ちょっとまってラフ画描いてみるから。……ね、こういうワンピースどうかしら?」
「良いじゃない!それだったら、こういうサンダルが似合うと思うの。哀ちゃん、足長いし、きっと綺麗だわ」
「良いわね。あ、あとこんな感じのTシャツで…ほらパーカー羽織ったら、キャンプに行く時とかに便利よね」
「うんうん♪良いと思う。このパーカーだったら哀ちゃんのオレンジのランドセルにも合うしね」
<それから数時間>
「はあ、描いたわ~。こんなにデザイン画描いたの久しぶり」
「ほんとに。でも楽しかったわね」
「ええ。……あの子の喜ぶ顔を想像してたらどんどんアイデアが湧いてきたわ。この服を着ながら哀が成長していく姿を見られたら、私、本当に幸せだわ」
「見られるわよ、きっと。その言葉を聞いたら哀ちゃん、とても喜んでくれると思うわよ」
「……ありがとう、有希子さん」
「ふふ。それにしても、たくさん描いたわね。これだけアイテムがあったらブランドできそう」
「あ、そうだわ!実際に形にするとなると権利の関係でフサエとのこともあるし、どうせならフサエのサブブランド化しときましょう。そうすればもっといろいろなアイテムを揃えられるし」
「それがいいわ。哀ちゃんが大きくなればアクセとかコスメとかも考えたいもの。……となるとブランド名だけど」
「……『SHIHO』はどうかしら」
「『SHIHO』って、それは…」
「私ね、哀には彼女の中にある『志保』の部分を忘れないでいてほしいの。あの子は灰原哀として生きていくことを選んだけど、それは過去を捨てることじゃないと思うから」
「そうね。私たちは過去も含めて、哀ちゃんが大好きなんだもの。『SHIHO』って、すごく素敵だと思うわ」
というようなことがあってブランドSHIHOがスタートしてれば良いなあという妄想でした。
そしてついにブランド創設秘話を描いてくださった神絵師様まで登場してくださって、ありがたい限りです。というわけでそんな喜びがほとばしって書いてしまった、以下はSHIHOブランド小話です。とはいえ出てくるのはフサエさんと有希子さんだけですが。
哀ちゃんの服を一緒に買いに行ったけど、いまいちお気に召すものがなくガッカリしながら、カフェで休憩中のフサエさんと有希子さん。
「あれだけ回ったけど、無いものね」
「そうね。さっきの緋色のスカートも色は良いんだけど、哀の好みよりも少し甘い雰囲気だわ」
「靴ももう少しクールなデザインの方が哀ちゃんには似合うわよね」
「この前、阿笠君が『哀君はファッション誌をよく見ておるのに、ワシに遠慮しておるのかあまり服を買わんのじゃ』って悩んでたから、買いに来てみたけど、哀が好きそうな服があまりないっていうのは盲点だったわ」
「ほんと。哀ちゃんは可愛いから子供服でも着こなすだろうけど、でもそれじゃ彼女を活かす服じゃないものね」
「せっかく自由にオシャレが楽しめるようになったんだから、好きなようにオシャレさせてあげたいのに……どうしたら良いのかしら……」
「そうね……。そうだわ!!ねえ、フサエさん。無いのなら作っちゃえばいいのよ!」
「え?」
「だから、哀ちゃんに似合う哀ちゃん好みの服を、私たちでプロデュースすれば良いじゃない」
「あ!そうね!!その手があったわ!……ちょっとまってラフ画描いてみるから。……ね、こういうワンピースどうかしら?」
「良いじゃない!それだったら、こういうサンダルが似合うと思うの。哀ちゃん、足長いし、きっと綺麗だわ」
「良いわね。あ、あとこんな感じのTシャツで…ほらパーカー羽織ったら、キャンプに行く時とかに便利よね」
「うんうん♪良いと思う。このパーカーだったら哀ちゃんのオレンジのランドセルにも合うしね」
<それから数時間>
「はあ、描いたわ~。こんなにデザイン画描いたの久しぶり」
「ほんとに。でも楽しかったわね」
「ええ。……あの子の喜ぶ顔を想像してたらどんどんアイデアが湧いてきたわ。この服を着ながら哀が成長していく姿を見られたら、私、本当に幸せだわ」
「見られるわよ、きっと。その言葉を聞いたら哀ちゃん、とても喜んでくれると思うわよ」
「……ありがとう、有希子さん」
「ふふ。それにしても、たくさん描いたわね。これだけアイテムがあったらブランドできそう」
「あ、そうだわ!実際に形にするとなると権利の関係でフサエとのこともあるし、どうせならフサエのサブブランド化しときましょう。そうすればもっといろいろなアイテムを揃えられるし」
「それがいいわ。哀ちゃんが大きくなればアクセとかコスメとかも考えたいもの。……となるとブランド名だけど」
「……『SHIHO』はどうかしら」
「『SHIHO』って、それは…」
「私ね、哀には彼女の中にある『志保』の部分を忘れないでいてほしいの。あの子は灰原哀として生きていくことを選んだけど、それは過去を捨てることじゃないと思うから」
「そうね。私たちは過去も含めて、哀ちゃんが大好きなんだもの。『SHIHO』って、すごく素敵だと思うわ」
というようなことがあってブランドSHIHOがスタートしてれば良いなあという妄想でした。
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