あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

究極にして至高

2010-02-02 21:46:20 | 感想(その他)
 ニコ動で作業用BGMを探していたら、何故か巡り巡ってこんなものを見つけてしまいました(どんな経路だよ!?)。当然、作業などできようはずも無くばっちり見入ってました。
 もう生では見られ無いですが、上方漫才の理想の一つがここにあると思います。
 
【お笑い】夢路いとし・喜味こいし 「ジンギスカン」【漫才】


 関西以外の方には馴染みは無いかもしれませんが、上方漫才の至宝だった夢路いとし・喜味こいしという漫才コンビの漫才です。関西では休日の昼間によく3時間生放送の漫才番組などがあるのですが、私が子供の頃からこのコンビはすでに大御所中の大御所で、「いとこい先生」と呼ばれてトリの少し前に出るという位置を確立していました。
 スタイルは完璧な王道のしゃべくり漫才で、派手さは無いけど確実に面白い(パターンがわかっていても、何回見ても笑うんですよね)コンビで、最近のお笑いブームとは確実に一線を画す芸風です。私も一度だけ何かの祭りで生でいとこいの漫才を見たことがあります。10歳くらいの頃だったでしょうか。今でもその時のネタは覚えています。この「ジンギスカン」でした。
 10年位前にボケの夢路いとしさんが亡くなって、解散と言うことになってしまいましたが、改めて見てもやっぱり面白いです。この会話の「間」はまさに究極にして至高です。

 たまに関西以外の方が「平次のノリがわからない」とか「関西人は書き難い」とかおっしゃっているのを見ますが、関西人の会話の精度を高めるとここに行き着くのかもしれません。
 


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