ひょんなことから仙台に出張することになりまして、人生初の東北にして宮城県と言えば私が推している声優・歌手の安野希世乃さんの出身地ではないですか。
安野さんはご出身の自治体である宮城県遠田郡涌谷町の黄金大使というPR役をされているのですが、かなり本気で故郷のPRに貢献しておられます。また出身地である涌谷町さんの方でも安野さんを何かとバックアップしておられ、いい関係性だなと遠い関西から常日頃眺めていたところ、今回の降って湧いたような仙台出張!これはもう、行くしかないだろう涌谷町!ということで出張から足を延ばして聖地巡礼してきました。
今回驚いたのは仙台が意外と近いことです。関西から新幹線で四時間ちょっとで着いちゃうんですよね。というわけで仕事が終わって18時過ぎにはホテルにチェックイン。晩御飯はここは仙台という事で牛タンを選択。移動中にタクシーの運転手さんに聞いたところ進めていただいたのは「炭や善治郎」さんでございます。大変おいしゅうございました。前夜祭という事で宮城の日本酒のみ比べセットも嗜んだりしてると朝が早かったこともあり、22時頃には寝てしまいました。
そして翌日はいよいよ今回の旅のメインイベントでもある聖地巡礼に出発ですよ。仕事道具とスーツ一式は宅配便で送って身軽になってあとは遊ぶだけですとも。
最初の予定は仙台駅から観光列車の「だてSATONO」に乗車です。JR東日本さんの観光列車であるだてSATONOでは宮城県出身の声優さんたちの観光紹介アナウンスがありまして、今回は安野さんも参加されるという事で張り切って予約。
仙台駅でドキドキしながら待っていると、入ってくる電車にみんな一斉に写真を撮っているのを見て、ああ!ここがシャッターポイントだったのか!と出遅れ感を感じたものの二両編成なので、事なきを得て無事に写真を撮ることができました。
乗車したらいよいよ発車。今回は張り込んでグリーンシートに乗りましたが、車内には色々な工夫がされていて、普通車でも十分楽しめると思います。
直前までバタバタしていて三日前までに注文しなければいけない車内受取のスイーツ等は注文できなかったのですが(バターサンド買いたかったな)、せっかくだから車内販売を利用してみました。貝類の燻製やご当地ビールなどを購入したところ(この後の予定があるから飲めないけど)、1000円を越えたらオリジナル笹かまをサービスという太っ腹ぶり。そして車内でアンケートに答えたら記念品を贈呈というお得感満載な列車でした。私はもちろん「どこで知ったか?」には「涌谷町の公式X」、「目当ては?」には「安野さんのアナウンス」と回答いたしましたとも。
さて肝心の列車ですが、かなり楽しかったです。観光列車というのは初めて乗ったのですが、一時間半くらいの道中もあっという間でしたね。駅に近づくと前述のように声優さんが色々教えてくれるんですが「そういえば歴史で習ったあれか~」とか「名産品は○○なのか」とか発見や確認がありました。あと当たり前ですが、声優さんのアナウンスはとても聞き取りやすいです。
多賀城や塩釜などを通過していよいよ名勝松島です。お馴染みの山寺宏一さんの真面目な時の声が響く中、眼前には海が!やったぜ!!海だーーー!!!!漁船が舫いであって、漁港なんだなあという雰囲気が海を感じさせて私のテンションは上がりまくりです。やっぱり海ですよ。
次は小牛田駅。正直、初めて聞いた地名ですしこれで「こごた」と呼ぶのもびっくりです。かつては駅でも売っていたという「山の神まんじゅう」もいつか食べてみたいものです。
そして小牛田駅をでて涌谷駅へ今回の列車のメイン、安野希世乃さんのアナウンスです。しっとりした優しいお姉さんボイスでした。良い。推しの声を聞きながら旅するの、とても良い。
涌谷町が日本で初めて金が採掘された場所であること、秋になると実った稲穂が黄金色に揺れて、二つの意味で黄金の町であることを教えてくれます。稲刈り直前の稲田の色は本当にきれいで私も大好きです。そしてそのアナウンスを聞きながら目を窓の外に向けると視界いっぱいに広がる水田の跡(時期的に完全に稲刈り後ですからね)。以前に新潟で高速道路を走っていた時に左右に広がる海のような田んぼに驚いたのですが、その時を思い出すような田が続く広い景色でした。米どころだもんね~という山に囲まれた私のいる辺りではなかなかみられない景色に感動しました。
こういう風景が目に留まるのはまさに観光列車の利点だと思いました。
涌谷を出て列車は次の石巻へ。私はレンタカーを借りたいという事もあり石巻下車の予定です。石巻のアナウンスも安野さんで色々とご当地名産品を教えてくれるのですが、中になんと「金華サバ」という単語が!あの有名な金華サバはここのものかーー!!!と驚いているうちに列車は石巻に到着。楽しかった観光列車を下車して次はレンタカーに乗換です。
手続きを済ませて移動手段を確保したところで、ちょうどお昼時。手軽に駅前にある「いしのまき元気いちば」にある「元気食堂」さんへ。フードコート的な食堂でメニューを眺めていると「サバだしらーめん+200円で金華サバトッピング」の文字が。おお!これはさっき安野さんが言ってた金華サバではないですか!!という事でこれを注文。
あっさりした魚介のスープでおいしいラーメンでした。金華サバも油が乗ってて大変おいしかったんですが、これはラーメンにいれなくてそのままでも良かったかな。
というわけでおススメされた金華サバを楽しんだという事で一路涌谷町に向かいました。
初めてですがたいへん走りやすい道で、快適ドライブしながら最初についたのは「天平ろまん館」さん。涌谷町は日本で初めての金産地だそうで、私の故郷鹿王国とも大変馴染のあるお土地柄。なぜならばこの日本初の産出金は東大寺の大仏に使われたから!!という事でやはり何があってもここには来なければいけません。
入館料を払い(500円ですが、後述しますがこれはもう十分お値段以上の価値ありですよ!)安野さんのサイン入りのボードを写真に収め、安野さんボイスの音声ガイドをお借りして、いざ展示へ。少し午後の遅い時間という事もあるのでしょうが、なんと貸し切りで思う存分堪能しました。
正直なところ、500円だしな~と軽い気持ちで見始めましたが、なかなか充実した展示で大変面白かったです。縄文時代から弥生、そして奈良時代へと朝敵権力の北限としての涌谷の地という位置づけで、歴史が的確に押さえられています。またとても立派な大仏改元の東大寺の陶板画があるのですが、なんと平山郁夫画伯のもので、灯台寺などの作品を良くしてっている身としては、関係性にときめくじゃあないですか!
ということで歴史ゾーンを過ぎたら次は「金とは何ぞや?」ゾーンへ。こちらも「なぜ砂金が出るのか」「金鉱床はどうやってできるのか」などが勉強できます。知らないことも多くて大変面白く勉強させていただきました。
個人的に一番面白かったのは涌谷町が日本初の金産出地だと同定されるまで、というコーナーがあったのですが、そこが好きでした。
先日まで東大寺関係展示をしていたようで、一部が展示替え中だったので、いつもの完璧な姿のところをいつか見に行きたいと思います。
続いて向かったのは涌谷町役場。入り口すぐに安野希世乃祭壇があったので、じっくり拝見し写真に収め、中に張りますと、週末でしたが当番の方が一人いらっしゃって、無事に安野さんが表紙の2024年7月の広報誌をいただくことができました。
そして最後は安野家住民としては当然これはマストバイ!ということで稀生を買いにモンマート最上さんへ。コンビニというより、酒屋さんという感じでせっかくなので絶対に地元では買えない地酒の日常酒と稀生を購入。宅配をお願いしたら同じ郵送料であと二本ということもご親切に調べて下さったので、合計で6本ホクホクで購入しました。
と、色々楽しんできた涌谷町ですが、今回はここで時間切れ。短い時間でしたが、大変楽しい聖地巡礼でございました。
とはいえ、まだまだ安野家。の聖地はあるので、またきっといつか行きたいなあ。
安野さんはご出身の自治体である宮城県遠田郡涌谷町の黄金大使というPR役をされているのですが、かなり本気で故郷のPRに貢献しておられます。また出身地である涌谷町さんの方でも安野さんを何かとバックアップしておられ、いい関係性だなと遠い関西から常日頃眺めていたところ、今回の降って湧いたような仙台出張!これはもう、行くしかないだろう涌谷町!ということで出張から足を延ばして聖地巡礼してきました。
今回驚いたのは仙台が意外と近いことです。関西から新幹線で四時間ちょっとで着いちゃうんですよね。というわけで仕事が終わって18時過ぎにはホテルにチェックイン。晩御飯はここは仙台という事で牛タンを選択。移動中にタクシーの運転手さんに聞いたところ進めていただいたのは「炭や善治郎」さんでございます。大変おいしゅうございました。前夜祭という事で宮城の日本酒のみ比べセットも嗜んだりしてると朝が早かったこともあり、22時頃には寝てしまいました。
そして翌日はいよいよ今回の旅のメインイベントでもある聖地巡礼に出発ですよ。仕事道具とスーツ一式は宅配便で送って身軽になってあとは遊ぶだけですとも。
最初の予定は仙台駅から観光列車の「だてSATONO」に乗車です。JR東日本さんの観光列車であるだてSATONOでは宮城県出身の声優さんたちの観光紹介アナウンスがありまして、今回は安野さんも参加されるという事で張り切って予約。
仙台駅でドキドキしながら待っていると、入ってくる電車にみんな一斉に写真を撮っているのを見て、ああ!ここがシャッターポイントだったのか!と出遅れ感を感じたものの二両編成なので、事なきを得て無事に写真を撮ることができました。
乗車したらいよいよ発車。今回は張り込んでグリーンシートに乗りましたが、車内には色々な工夫がされていて、普通車でも十分楽しめると思います。
直前までバタバタしていて三日前までに注文しなければいけない車内受取のスイーツ等は注文できなかったのですが(バターサンド買いたかったな)、せっかくだから車内販売を利用してみました。貝類の燻製やご当地ビールなどを購入したところ(この後の予定があるから飲めないけど)、1000円を越えたらオリジナル笹かまをサービスという太っ腹ぶり。そして車内でアンケートに答えたら記念品を贈呈というお得感満載な列車でした。私はもちろん「どこで知ったか?」には「涌谷町の公式X」、「目当ては?」には「安野さんのアナウンス」と回答いたしましたとも。
さて肝心の列車ですが、かなり楽しかったです。観光列車というのは初めて乗ったのですが、一時間半くらいの道中もあっという間でしたね。駅に近づくと前述のように声優さんが色々教えてくれるんですが「そういえば歴史で習ったあれか~」とか「名産品は○○なのか」とか発見や確認がありました。あと当たり前ですが、声優さんのアナウンスはとても聞き取りやすいです。
多賀城や塩釜などを通過していよいよ名勝松島です。お馴染みの山寺宏一さんの真面目な時の声が響く中、眼前には海が!やったぜ!!海だーーー!!!!漁船が舫いであって、漁港なんだなあという雰囲気が海を感じさせて私のテンションは上がりまくりです。やっぱり海ですよ。
次は小牛田駅。正直、初めて聞いた地名ですしこれで「こごた」と呼ぶのもびっくりです。かつては駅でも売っていたという「山の神まんじゅう」もいつか食べてみたいものです。
そして小牛田駅をでて涌谷駅へ今回の列車のメイン、安野希世乃さんのアナウンスです。しっとりした優しいお姉さんボイスでした。良い。推しの声を聞きながら旅するの、とても良い。
涌谷町が日本で初めて金が採掘された場所であること、秋になると実った稲穂が黄金色に揺れて、二つの意味で黄金の町であることを教えてくれます。稲刈り直前の稲田の色は本当にきれいで私も大好きです。そしてそのアナウンスを聞きながら目を窓の外に向けると視界いっぱいに広がる水田の跡(時期的に完全に稲刈り後ですからね)。以前に新潟で高速道路を走っていた時に左右に広がる海のような田んぼに驚いたのですが、その時を思い出すような田が続く広い景色でした。米どころだもんね~という山に囲まれた私のいる辺りではなかなかみられない景色に感動しました。
こういう風景が目に留まるのはまさに観光列車の利点だと思いました。
涌谷を出て列車は次の石巻へ。私はレンタカーを借りたいという事もあり石巻下車の予定です。石巻のアナウンスも安野さんで色々とご当地名産品を教えてくれるのですが、中になんと「金華サバ」という単語が!あの有名な金華サバはここのものかーー!!!と驚いているうちに列車は石巻に到着。楽しかった観光列車を下車して次はレンタカーに乗換です。
手続きを済ませて移動手段を確保したところで、ちょうどお昼時。手軽に駅前にある「いしのまき元気いちば」にある「元気食堂」さんへ。フードコート的な食堂でメニューを眺めていると「サバだしらーめん+200円で金華サバトッピング」の文字が。おお!これはさっき安野さんが言ってた金華サバではないですか!!という事でこれを注文。
あっさりした魚介のスープでおいしいラーメンでした。金華サバも油が乗ってて大変おいしかったんですが、これはラーメンにいれなくてそのままでも良かったかな。
というわけでおススメされた金華サバを楽しんだという事で一路涌谷町に向かいました。
初めてですがたいへん走りやすい道で、快適ドライブしながら最初についたのは「天平ろまん館」さん。涌谷町は日本で初めての金産地だそうで、私の故郷鹿王国とも大変馴染のあるお土地柄。なぜならばこの日本初の産出金は東大寺の大仏に使われたから!!という事でやはり何があってもここには来なければいけません。
入館料を払い(500円ですが、後述しますがこれはもう十分お値段以上の価値ありですよ!)安野さんのサイン入りのボードを写真に収め、安野さんボイスの音声ガイドをお借りして、いざ展示へ。少し午後の遅い時間という事もあるのでしょうが、なんと貸し切りで思う存分堪能しました。
正直なところ、500円だしな~と軽い気持ちで見始めましたが、なかなか充実した展示で大変面白かったです。縄文時代から弥生、そして奈良時代へと朝敵権力の北限としての涌谷の地という位置づけで、歴史が的確に押さえられています。またとても立派な大仏改元の東大寺の陶板画があるのですが、なんと平山郁夫画伯のもので、灯台寺などの作品を良くしてっている身としては、関係性にときめくじゃあないですか!
ということで歴史ゾーンを過ぎたら次は「金とは何ぞや?」ゾーンへ。こちらも「なぜ砂金が出るのか」「金鉱床はどうやってできるのか」などが勉強できます。知らないことも多くて大変面白く勉強させていただきました。
個人的に一番面白かったのは涌谷町が日本初の金産出地だと同定されるまで、というコーナーがあったのですが、そこが好きでした。
先日まで東大寺関係展示をしていたようで、一部が展示替え中だったので、いつもの完璧な姿のところをいつか見に行きたいと思います。
続いて向かったのは涌谷町役場。入り口すぐに安野希世乃祭壇があったので、じっくり拝見し写真に収め、中に張りますと、週末でしたが当番の方が一人いらっしゃって、無事に安野さんが表紙の2024年7月の広報誌をいただくことができました。
そして最後は安野家住民としては当然これはマストバイ!ということで稀生を買いにモンマート最上さんへ。コンビニというより、酒屋さんという感じでせっかくなので絶対に地元では買えない地酒の日常酒と稀生を購入。宅配をお願いしたら同じ郵送料であと二本ということもご親切に調べて下さったので、合計で6本ホクホクで購入しました。
と、色々楽しんできた涌谷町ですが、今回はここで時間切れ。短い時間でしたが、大変楽しい聖地巡礼でございました。
とはいえ、まだまだ安野家。の聖地はあるので、またきっといつか行きたいなあ。
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