APTXはすごい薬ですよ

　今日は一日冷たい雨が降ってて寒かったです。サンデーを買ったコンビニのおでんが美味しかったです。

　
　それでは以下は湯神君の推理力の秘密って案外新一と共通している気がした今週のサンデーの感想です。


　2014年初のサンデーコナンの感想です。今年も言いたい放題の偏った感想になると思いますが、よろしくお願いします。

　というわけで新年第一回目は昨年ラストのコナンになる前の新蘭プロローグということで、非常にテンションが上がらないままのスタートになりました。20周年ということでコナンになる前といえば、携帯電話はほとんど普及しておらず、お弁当箱がFaxだった時代だと思いますが、そこはシレッと無かったことになってみんなスマフォを持っているという相変わらずの不思議空間です。
　匂いで事件がわかるというすでに哀ちゃんの灰原センサーも真っ青な前回でしたが、無事に警察が到着して「水族館でデートか？」という目暮警部に調子の良い事をいう新一。ちょっと照れちゃう蘭に「うろたえるとホントだと思われるだろ」とジョークだと強調する新一ですが、すいません。ちょっとコイツ本気でヤなやつなんですが(-_-#)好きな子を意識して意地悪するとか、無駄に否定するとか義務教育じゃないんですから。鈍感で自分の気持ちに気づいていない平次ならともかく自覚しているのにこの態度はいくらなんでもガキっぽいでしょ。まさに体は大人、頭脳は子どもですね。もしかしたら彼はAPTXを服用することで肉体年齢と精神年齢が入れ替わってしまったのかもしれません。
　ここでは本来なら「人が死んだのに良く冗談なんて」という蘭にいやいや、君は死体の横で思いっきり餃子食べてましたやんとツッコミを入れるべきところですが、新一の残念さに同情が禁じえませんよ。

　後は警察の存在は無視して事件現場を引っ掻き回し調査を始める高校生探偵ですが、これ小学生がしてたからまだ微笑ましく見れましたけど、高校生だったらシャレになりませんよね。なんというか今回は工藤新一じゃなくで江戸川コナンが主人公である意味を再認識するためのシリーズな気がします。とりあえずAPTXひいてはシェリー様の偉大さがよく分かるというものです。

　どうやら次週が解決編だそうですが、サクサクっと終わっていただいて、今年こそ有言実行として組織編のクライマックスとか世良VS灰原とかやっていただきたいものです。



　さて20周年記念だそうでいろいろと企画が出てましたが、コナン展は横浜ですし、TVスペシャルが江戸川失踪→名探偵灰原とかならば楽しみにしますけど、今のところは様子見でしょうか。脱出クイズも脱出クイズ自体は面白いと思いますが、去年の漢字なら「別にコナンである必然性は皆無」ですしね。これも完成度と哀ちゃん次第ですね。新聞は……今のところ保留かなあ。
　で、プレゼントキャンペーンですが、キャンペーン内容がコナン関連本についてる応募用紙五枚もしくは十枚というえげつないものである上に、上半期と下半期でプレゼント内容が違うという鬼の仕様はいかがなものでしょう。せめて単行本を普通に買うと応募できるくらいのコース設定はあっても良いと思うんですけどね。私は特典商法だとか言われているまどマギの劇場版公式の方がよっぽど良心的だと思いました。
　もしかしたらまだ新たな企画が発表されるかもしれませんが、せっかくの20周年なんですし
　名探偵コナンラジオの復活（できればアシスタントは蘭と哀ちゃんの交代で）
　　と
　ドラマCDのシリーズ化
　の実現を是非ともお願いします。