ホワイトデー第二段。江戸川君のホワイトデーです。
「灰原さん!ホワイトデーのお返しです!」
「ありがとう円谷君。マカロンね」
「はい。お好きだったと思って」
「ええ。マカロンは好きなのよ。ありがとう」
「おい、灰原。これ、オレから」
「ありがとう。小嶋くんのはキャンディーかしら」
「おう。イチゴミルク味だぜ。オレは鰻重味にが良いって言ったんだけど、母ちゃんがイチゴにしとけって言うからよ」
「そ、そう。お母様にもお礼を伝えておいて」
「……」
「あれ?コナン君は無いんですか、ホワイトデー?確か灰原さんからバレンタイン貰ってましたよね?」
「ねーよ」
「なんだよ、コナン。ホワイトデーにはバレンタインデーのお返しをしなきゃいけないんだぞ」
「はん、くだらねえ。そんなのお菓子業界の陰謀じゃねえか」
「コナン君、そんなこと言ってるとバレンタインチョコもらえなくなりますよ」
「そうだぞ、コナン。江戸っ子は小っせえこと言うなって父ちゃんもいつも言ってるぞ」
「うるせーな!」
「いいわよ、二人とも。私がバレンタインにお菓子業界の販売戦略に乗せられただけの事だから。ねえ江戸川君?」
「…ほんと、可愛くねーな。オメー」
<帰りに当然のように阿笠邸でコーヒーを飲んでくつろぐコナン>
「工藤君もう帰るの?」
「ああ。今日は『探偵左文字』の再放送があるんだ。んじゃ、また明日な」
「え、ええ。さようなら」
「おや、新一はもう帰ったのかね?」
「そうなの。いつもならドラマはここで見ていくのに…あら、何かしら?」
「ん?ケーキの箱のようじゃが新一の忘れ物かのう?」
「何かメモが付いてるわ。えっと…」
『今日は3.14でパイの日らしいから買ってきた。博士と食え。 工藤新一』
「ですって。あら、レモンパイじゃない。一緒に食べて行けばいいのに」
「ははは。新一も意地っ張りじゃのう」
「ほんと。可愛くないのはどっちかしら、工藤君」
というわけで意地っ張りな江戸川君のホワイトデーでした(笑)
「灰原さん!ホワイトデーのお返しです!」
「ありがとう円谷君。マカロンね」
「はい。お好きだったと思って」
「ええ。マカロンは好きなのよ。ありがとう」
「おい、灰原。これ、オレから」
「ありがとう。小嶋くんのはキャンディーかしら」
「おう。イチゴミルク味だぜ。オレは鰻重味にが良いって言ったんだけど、母ちゃんがイチゴにしとけって言うからよ」
「そ、そう。お母様にもお礼を伝えておいて」
「……」
「あれ?コナン君は無いんですか、ホワイトデー?確か灰原さんからバレンタイン貰ってましたよね?」
「ねーよ」
「なんだよ、コナン。ホワイトデーにはバレンタインデーのお返しをしなきゃいけないんだぞ」
「はん、くだらねえ。そんなのお菓子業界の陰謀じゃねえか」
「コナン君、そんなこと言ってるとバレンタインチョコもらえなくなりますよ」
「そうだぞ、コナン。江戸っ子は小っせえこと言うなって父ちゃんもいつも言ってるぞ」
「うるせーな!」
「いいわよ、二人とも。私がバレンタインにお菓子業界の販売戦略に乗せられただけの事だから。ねえ江戸川君?」
「…ほんと、可愛くねーな。オメー」
<帰りに当然のように阿笠邸でコーヒーを飲んでくつろぐコナン>
「工藤君もう帰るの?」
「ああ。今日は『探偵左文字』の再放送があるんだ。んじゃ、また明日な」
「え、ええ。さようなら」
「おや、新一はもう帰ったのかね?」
「そうなの。いつもならドラマはここで見ていくのに…あら、何かしら?」
「ん?ケーキの箱のようじゃが新一の忘れ物かのう?」
「何かメモが付いてるわ。えっと…」
『今日は3.14でパイの日らしいから買ってきた。博士と食え。 工藤新一』
「ですって。あら、レモンパイじゃない。一緒に食べて行けばいいのに」
「ははは。新一も意地っ張りじゃのう」
「ほんと。可愛くないのはどっちかしら、工藤君」
というわけで意地っ張りな江戸川君のホワイトデーでした(笑)
だから江戸っ子はめんどくせーんだよ。
「帰って父ちゃんに聞いたら『江戸っ子だったら友達の恋路は黙って応援してやるもんだぜ』って言われたぜ。恋路って何だ?」
とうちの元太が申しております。