「花は咲く、修羅の如く」というアニメを見はじめたのですが、思いの外面白そうなので覚書代わりに書けるときは感想などを書いてみようかと思い立ちました。
なお原作は未履修、せっかくなのでこのままアニメを楽しみに、未履修のまま追いかけていきたいと思います。
というわけで以下は感想。ネタバレしかありません。
第1話を見た時は序章としてとても綺麗にできてると思ったんですが、同時に構成として二人の天才が才能で殴っていくタイプの物語かなと部活もののある種のパターンを予想したところ、2話で増えたキャラクターがなかなかクセがあり、面白そうになってきました。
私としてはメイン二人より周囲の人間ドラマが楽しみという作品になりそうです。
というわけで2話です。
なんというか、2話にしてすでに胸が苦しくなる描写がチラホラと。これからキャラクターたちの青春の苦悩と相剋が見えるようで胸を抑えつつ、楽しみでもあります。
いよいよ本格スタートした放送部。新設部で2年の先輩3人と一年生が4人というのはなかなか絶妙な組み合わせ。
二年生は
グイグイ系だけど意外と後輩には目が届いてる部長の瑞希。でももうちょい同級生にも目を向けてあげようか?とすでにそんな予感がする子。
副部長の良子先輩。可愛い。優しい。笑顔が柔らかい。でも絶対闇あるじゃん!闇あるくせに執着に近い熱もあるタイプのしんどい子じゃん!というか私絶対好きになるタイプじゃんんんんん!!!という子
3人めは瀬太郎くん。まだ彼がなぜこの放送部にいるのかもわからない。謎多き男子部員。瑞希に振り回されてることだけはわかる、がんばれ系。
そして一年生は
主人公の花ちゃん。可愛いんだけど、これ若い頃見てたらイラッとしてただろうなという有り余る才能を自覚してない無邪気系ヒロイン。宮沢賢治が好きっぽい。
アナウンサー適性が高いという杏ちゃん。でも本当は朗読をしたいんだろうなあというこの先明らかに早めに当番回を迎えそう。ツンツン系だけど人情に弱そうだから花ちゃんとは仲良くなれると思うなあ。あと松雪君が好きらしい。そういうとこほんと可愛い。
男子部員の冬賀くん、チャラそうでヤな奴っぽくでてきたけど、実は結構いいやつ。音のオタク。独自色のある子は良いですね。たぶん私の癒し枠。
そして超優等生松雪くん。新入生代表の賢い系だけど、こいつ多分性格めっちゃキツイんだろうなという予感はする。どこで壁があるのか楽しみな子。
というわけで、これから彼らがどんな青春を紡いでいくんですかね〜。どうやら良子先輩のお当番回もあるそうなので、血の涙を流し胃を痛めながら楽しみにしたいと思います。
今回一番刺さったのが良子先輩の「生まれ持った声質はどうにもできない。才能ってほんと残酷」というセリフで、声は身体的なものに起因しますし、本当に才能ですよね。私も地声が低いし響く声でもないし、声を褒められた事なんてなかったので、良子先輩の嘆きはよくわかります。
ただ10年くらい前に仕事上の大先輩に「後ろまでよく通るええ声やな、大事にしいや」と言ってもらったことがあってすごく嬉しかったし、それこそこの声は武器になるんだなと思ったことがあるので、良子先輩の感慨に歯痒さもあり。
いや、それにしても安野希世乃ボイスで「才能ってほんと暴力的」とか言われたらカナメ・バッカニアのオタクな私、頭を抱えて転がるしかないじゃん!!
恐ろしいアニメです。
#花修羅アニメ
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