先週に引き続き、アニメ「花は咲く、修羅のごとく」第三話の感想です。
ネタバレしかありませんのでご注意を。
怪しい関西弁を使う謎の国語教師吉祥寺先生が登場。怪しい。若干の詐欺師方言がすでに怪しいw
しかしながら大変論理的な指導で、わかりやすい。私のような放送部素人でもよくわかる競技基準。全然知らない「プロミネンス」という概念についても説明してくれます。「大事なところに強勢を置く」ことを「プロミネンス」というらしいです。なるほど。
それを踏まえて先生の実践。声優さんすげえ。怪しい関西弁がちゃんとした標準語になってる!しかも聞きやすい!!
からの先生の一年生評ながら中々に辛辣ですな。主人公の花奈ちゃんについては「声質でごり押してて技術がない」という部活ものの主人公のある意味王道ですが、毎週全力で全員から褒められている「声質の良さ」について、本人はどう思っているのかはまだ今一歩よくわからないところではあります。
そして、吉祥寺先生が「理想の読み」として提示したのが、西園寺修羅。一話以来の登場で、私としてはそういえばいたなという印象ですが、改めて字にするとすごい名前ですね。で、今はこの方は放送部業界では賛否のある方のよう。Nコンに優勝したのを勲章に商業界に打って出たことで「Nコンを愚弄した」という評価があるようですが、「あ~。若い子の潔癖さだなあ。あるある~」となる、汚れた心のいい歳をしてしまった私。というか、文化部におkるコンクールの位置づけってこんな感じなんですか?
さすがに大人な先生はその辺はきれいに流して西園寺さんの朗読をみんなで視聴することに。
シーンは夏目漱石の『こころ』。先生の遺書のクライマックスのところ、独善の中の独善というシーンですよね~。このあたりのシーンチョイスについて考察とかあるんですかね。あったら読んでみたい。
それはともかく「朗読は“叫ぶ”ところで実際に大声を出す必要はない。それでもテクニックで文章の世界を表現する」とのことで、なるほど朗読においては対象の文章があるのが前提ということがよくわかります。深い世界だ。
放課後、「勝つための朗読」というのに戸惑う花奈ちゃん。まあ、びっくりしますよね。何も知らない私も最初は「強い放送部…?勝負?」って思いましたもん。で、そこからは百合パー先輩後輩の交流@訳アリ独り暮らしの瑞希邸。それはともかく「自分が生まれる前の古い映画が好き」という言葉と壁に貼られた「ジュラシックパーク」や「MIB」のポスターに泣きたくなる私。
課題図書の話と本紹介。しれっと原作者の本が入ってるのはご愛嬌として、“描写”に一家言がある小川洋子が入ってるあたり朗読での文章表現というのが意識されたラインナップです。あと角川の『変身』はちょっと前に出た新約の方なのか、とかちょっと気になったり。そして古典もあるんですね、これは良子先輩の話に絡むんでしょうか。
で、一年前の瑞希。確かにちょっと上手ではない気がする。声優さん、すごいな。
そして花奈ちゃんの自分語り。それにしてもなんでこの子、ここまで自分に自信がないのかな~。お母さんも花奈ちゃんの話をちゃんと聞いてくれたり、部活認めてくれたり、否定するタイプでもないのに。何か理由があって、これから語られるのかな。
お風呂でわちゃわちゃして、花奈ちゃんに「わかりやすい」って言って、本当は勝ちたいんだろとかいう瑞希なんだけど、その観察力は良子先輩にも向けてあげて~!
そして、ついに出ました主人公らしい花奈ちゃんの本音ですが、「私これしかないから」ってのは自信なさそうだけど、裏返すとなかなか自負ですよね。自信があるから折られるのが怖いってことですから、なるほど「声質がいい」という他者評価に疑問や否定がないのは納得です。謙遜しつうめちゃくちゃ自信あるタイプという野球やるなら絶対投手ですな。主人公っぽいw
というわけで瑞希と花奈ちゃんというメインの絆がはっきりしたところで次回からは周囲が動き出す予感。楽しみです。
ところでED。「朗読」っていうタイトルだと思ってたら「朗郎」だったんですね。衝撃。
ネタバレしかありませんのでご注意を。
怪しい関西弁を使う謎の国語教師吉祥寺先生が登場。怪しい。若干の詐欺師方言がすでに怪しいw
しかしながら大変論理的な指導で、わかりやすい。私のような放送部素人でもよくわかる競技基準。全然知らない「プロミネンス」という概念についても説明してくれます。「大事なところに強勢を置く」ことを「プロミネンス」というらしいです。なるほど。
それを踏まえて先生の実践。声優さんすげえ。怪しい関西弁がちゃんとした標準語になってる!しかも聞きやすい!!
からの先生の一年生評ながら中々に辛辣ですな。主人公の花奈ちゃんについては「声質でごり押してて技術がない」という部活ものの主人公のある意味王道ですが、毎週全力で全員から褒められている「声質の良さ」について、本人はどう思っているのかはまだ今一歩よくわからないところではあります。
そして、吉祥寺先生が「理想の読み」として提示したのが、西園寺修羅。一話以来の登場で、私としてはそういえばいたなという印象ですが、改めて字にするとすごい名前ですね。で、今はこの方は放送部業界では賛否のある方のよう。Nコンに優勝したのを勲章に商業界に打って出たことで「Nコンを愚弄した」という評価があるようですが、「あ~。若い子の潔癖さだなあ。あるある~」となる、汚れた心のいい歳をしてしまった私。というか、文化部におkるコンクールの位置づけってこんな感じなんですか?
さすがに大人な先生はその辺はきれいに流して西園寺さんの朗読をみんなで視聴することに。
シーンは夏目漱石の『こころ』。先生の遺書のクライマックスのところ、独善の中の独善というシーンですよね~。このあたりのシーンチョイスについて考察とかあるんですかね。あったら読んでみたい。
それはともかく「朗読は“叫ぶ”ところで実際に大声を出す必要はない。それでもテクニックで文章の世界を表現する」とのことで、なるほど朗読においては対象の文章があるのが前提ということがよくわかります。深い世界だ。
放課後、「勝つための朗読」というのに戸惑う花奈ちゃん。まあ、びっくりしますよね。何も知らない私も最初は「強い放送部…?勝負?」って思いましたもん。で、そこからは
課題図書の話と本紹介。しれっと原作者の本が入ってるのはご愛嬌として、“描写”に一家言がある小川洋子が入ってるあたり朗読での文章表現というのが意識されたラインナップです。あと角川の『変身』はちょっと前に出た新約の方なのか、とかちょっと気になったり。そして古典もあるんですね、これは良子先輩の話に絡むんでしょうか。
で、一年前の瑞希。確かにちょっと上手ではない気がする。声優さん、すごいな。
そして花奈ちゃんの自分語り。それにしてもなんでこの子、ここまで自分に自信がないのかな~。お母さんも花奈ちゃんの話をちゃんと聞いてくれたり、部活認めてくれたり、否定するタイプでもないのに。何か理由があって、これから語られるのかな。
お風呂でわちゃわちゃして、花奈ちゃんに「わかりやすい」って言って、本当は勝ちたいんだろとかいう瑞希なんだけど、その観察力は良子先輩にも向けてあげて~!
そして、ついに出ました主人公らしい花奈ちゃんの本音ですが、「私これしかないから」ってのは自信なさそうだけど、裏返すとなかなか自負ですよね。自信があるから折られるのが怖いってことですから、なるほど「声質がいい」という他者評価に疑問や否定がないのは納得です。謙遜しつうめちゃくちゃ自信あるタイプという野球やるなら絶対投手ですな。主人公っぽいw
というわけで瑞希と花奈ちゃんというメインの絆がはっきりしたところで次回からは周囲が動き出す予感。楽しみです。
ところでED。「朗読」っていうタイトルだと思ってたら「朗郎」だったんですね。衝撃。
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