日時:10月15日
映画館:TOHOシネマズ
パンフレット:A4版600円。
以前にも書きましたが、ファンタジーって苦手なのです。中でも「選ばれし者」とか「運命のなんたら」で活躍する主人公なんて、汗をかかずに果実だけ得ようとしているようで、受け付けられないのです。(現実の世界では、訓練されていないものはヘマをしやすいし、命中弾は人を区別せずに殺しますから・・・。)
「古いワインを新しい皮袋に入れる」シャマラン監督、今回のテーマは「ファンタジー」。今回の映画は(も?)賛否両論のようだけど、シャマラン監督の独特の語り口って結構好きなんですよね。
「サイン」の「小麦畑とかミステリーサークルが出来る場所にしか宇宙人は来んのかい!」とか、「ヴィレッジ」の「あんたら6夫婦でそんな一村分、子どもを作ったんかい!」というようなツッコミどころは、今回も満載。
だけど、「運命の英雄」なんてものが存在しない現実の世界で、名も無き者が少しずつ力を合わせて一つのことを成し遂げるという視点は、好き。まあ、それも運命づけられているだけど、やることが小さい点が好印象。(映画評論家が無惨な死に方をするあたり恣意的だけど。)
正直、儀式とルールに支配される「おとぎ話」が解説される前半は退屈してしまうけど、物語が見えてくる後半は乗ってしまったよ。
ところで、丁度「サイドウェイ」を観直したところだったけど、ポール・ジアマッティは相変わらずいいね。
映画館:TOHOシネマズ
パンフレット:A4版600円。
以前にも書きましたが、ファンタジーって苦手なのです。中でも「選ばれし者」とか「運命のなんたら」で活躍する主人公なんて、汗をかかずに果実だけ得ようとしているようで、受け付けられないのです。(現実の世界では、訓練されていないものはヘマをしやすいし、命中弾は人を区別せずに殺しますから・・・。)
「古いワインを新しい皮袋に入れる」シャマラン監督、今回のテーマは「ファンタジー」。今回の映画は(も?)賛否両論のようだけど、シャマラン監督の独特の語り口って結構好きなんですよね。
「サイン」の「小麦畑とかミステリーサークルが出来る場所にしか宇宙人は来んのかい!」とか、「ヴィレッジ」の「あんたら6夫婦でそんな一村分、子どもを作ったんかい!」というようなツッコミどころは、今回も満載。
だけど、「運命の英雄」なんてものが存在しない現実の世界で、名も無き者が少しずつ力を合わせて一つのことを成し遂げるという視点は、好き。まあ、それも運命づけられているだけど、やることが小さい点が好印象。(映画評論家が無惨な死に方をするあたり恣意的だけど。)
正直、儀式とルールに支配される「おとぎ話」が解説される前半は退屈してしまうけど、物語が見えてくる後半は乗ってしまったよ。
ところで、丁度「サイドウェイ」を観直したところだったけど、ポール・ジアマッティは相変わらずいいね。
「アザーズ」は従軍している父親の描写がもっと突っ込んであったら、もっと印象も違ったかも。彼が出てくる霧の向こう側が「生」の世界というオチに期待したんだけどね。
シャマラン監督作品では、「アンブレイカブル」のヒーローを見つけるために悪事を起こすという屈折した設定が好きです。
「シックス・センス」の大成功以来期待する度にコケ続けているシャマランちゃん。今回は如何に?と思っている間に本作、昼の部上映に移り先週で終わってしまいましたわ、時間の調整が出来ずに未見..残念。(DVDが出たら確認します)
A・アメナーバルの「アザーズ」が「シックス・センス」より先の上映ならシャマランちゃんは如何なっていたでしょう。