「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」
会場:広島県立美術館
会期:2019年1月5日(土)~2月11日(月)
今回、ポスターアート展ということで、まずは解説も読まず、ざっと通し見。短時間で一巡してから、再入場。そうすることで第一印象を大切にして観覧することができる。
広告ポスターは一番最初に世に出る時、単品で人目に触れることは少ない。他のポスターと並べて掲示されることで作品が際立つものだと思う。なので、今回のようなボリュームでまとめて観ると、個々の作品の印象が薄れてしまうのも確か。
ただし、ポスター作品だけでなく、下絵やレイアウト構成図、当時のパリの写真なども併せて展示され、様々な角度から作品について知ることができる。
時代を感じさせないカラフルな色使いや言葉遊びとかモチーフのトランスフォームといった遊びごころにはフランスらしさを感じるし、作品の削ぎ落とされたシンプルさと分かりやすいメッセージは数多くの優れた工業製品に通じている。
さて、彼のポスターが張り出されていた時代、ヨーロッパはまさにマカロニウエスタン全盛期。たぶん、サヴィニャックのポスター横にマカロニのポスターが貼られた場所もあったに違いない。
ということで、ポストカードを並べて、当時のフランスの街角を妄想してみた。
(ちなみにこの「」(昔々◯◯で)というフレーズは、館内上映されているサヴィニャックのドキュメンタリーにも出てくる。多分、何かの縁がある。)
ところで、この展覧会、テーマ別の展示と解説も細かく構成されている一方、会場の面積と構造上、なかなか順路がわかりにくい。観覧の際は作品一覧と確認しながら、ご覧になることをおすすめします。
会場:広島県立美術館
会期:2019年1月5日(土)~2月11日(月)
今回、ポスターアート展ということで、まずは解説も読まず、ざっと通し見。短時間で一巡してから、再入場。そうすることで第一印象を大切にして観覧することができる。
広告ポスターは一番最初に世に出る時、単品で人目に触れることは少ない。他のポスターと並べて掲示されることで作品が際立つものだと思う。なので、今回のようなボリュームでまとめて観ると、個々の作品の印象が薄れてしまうのも確か。
ただし、ポスター作品だけでなく、下絵やレイアウト構成図、当時のパリの写真なども併せて展示され、様々な角度から作品について知ることができる。
時代を感じさせないカラフルな色使いや言葉遊びとかモチーフのトランスフォームといった遊びごころにはフランスらしさを感じるし、作品の削ぎ落とされたシンプルさと分かりやすいメッセージは数多くの優れた工業製品に通じている。
さて、彼のポスターが張り出されていた時代、ヨーロッパはまさにマカロニウエスタン全盛期。たぶん、サヴィニャックのポスター横にマカロニのポスターが貼られた場所もあったに違いない。
ということで、ポストカードを並べて、当時のフランスの街角を妄想してみた。
(ちなみにこの「」(昔々◯◯で)というフレーズは、館内上映されているサヴィニャックのドキュメンタリーにも出てくる。多分、何かの縁がある。)
ところで、この展覧会、テーマ別の展示と解説も細かく構成されている一方、会場の面積と構造上、なかなか順路がわかりにくい。観覧の際は作品一覧と確認しながら、ご覧になることをおすすめします。
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