kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ふたりにクギづけ

2005年02月06日 | 洋画(良かった、面白かった、気に入った)
日時:2月2日
映画館:横川シネマ
パンフレット:変形400円。体裁は二人のシルエット型。正誤表付きの致命的な誤植あり。

「愛しのローズマリー」のファレリー兄弟最新作ですが、どんな作品かというと

女にもてて、演劇熱からハリウッド・デビューを夢見るグレッグ・キニア(兄)と博識で勉強好きだか、奥手で3年越しのメル友に恋するマット・デイモン(弟)は双子の兄弟。顔は全然似てないけれど、腰のところでつながった結合双生児のふたりはいつも一緒。
田舎の小島でハンバーガーショップを営むふたりは、島でも人気者で、幸せな生活を送っていましたが、兄の希望でハリウッドを目指すことに・・・。

って書くとキワモノですが、本気で感動できた作品です。これまで観たファレリー兄弟作品「ジム・キャリーはMr.ダマー」や「メリーに首ったけ」「ふたりの男のひとりの女」の中でも一番良かった。

何がなんだ?って聞かれたら、「家族愛とか友情がいい感じで出ている」が答え。とにかくふたりがエゴに走らず、いつも兄弟思い。例によってヘンな脇役もみんな人間が優しく、愛情に満ちている。

もちろん、悪趣味なネタも盛り沢山。(1対2のボクシングとか、飲酒運転ネタとか)いしいひさいちの「ドーナツブック」が実写になったって感じです。芸達者なグレッグ・キニアの小ネタも楽しい。(ますます好きになった)

ヘタな映画より、よほどオススメできます。

ところで、エバ・メンデスって山田 優に似てる。
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