この欄は「kamacci映画日記」はマニアックすぎて分からないという閲覧者のための項目です。
よりマニアックな人は「この程度かい!」などと揶揄しないように。
空爆大作戦
(原題:La Battaglia d'Inghilterra、英題:Battle Squadron、Eagles Over London)
原題からして、「空軍大戦略(Battle of Britain)」のヒットを受けて製作されたマカロニ・コンバットもの。
第二次大戦のフランス降伏直後、ドイツ軍は来たるべきイギリス侵攻に備え、コマンド部隊をダンケルクからの撤退するイギリス軍に紛れさせて、イギリス本土に潜入させる。主人公のイギリス軍将校のスティーブンス(フレデリック・スタッフォード)はこの陰謀に気付くが、撤退のどさくさで、ドイツ軍コマンド部隊は潜入に成功してしまう。やがて英国本土決戦(バトル・オブ・ブリテン)がはじまり、英独の激しい空中戦が繰り広げられる中、スティーブンスはドイツ軍コマンド部隊を追うが、破壊工作は続けられ、レーダー基地も破壊される。コマンド部隊は最後の標的として、英空軍の指令センターを攻撃するが、スティーブンスたちの活躍により破壊は免れ、英空軍も独空軍に勝利したのだった。
史実とは異なるものの、ダンケルクの撤退にスパイを紛れこませるアイディアは秀逸。こういった光るワンアイディアがマカロニものの良さだ。3倍モードでダビングを重ねても、そうは見えないドイツ軍側の面々、ルイジ・ピステリ、フランシスコ・ラバル、エドワルド・ファハルドがマカロニ的に豪華。
主人公はダンケルクでフランシスコ・ラバルに命を救われ、英本土で友情を温めるのだが、実は彼はドイツ軍のコマンドであり、最後には敵味方に分かれる。この辺の「運命によって戦わざるを得ない」というストーリー展開は、カステラーリ親方の得意とするところ。
実写、記録フィルム、ミニチュアをおり混ぜた空中戦シーンや爆破シーンはそれなりに迫力がある。画面分割シーンも当時の映画として斬新だが、画面によっては逆効果になっているあたり、カステラーリらしい。
よりマニアックな人は「この程度かい!」などと揶揄しないように。
空爆大作戦
(原題:La Battaglia d'Inghilterra、英題:Battle Squadron、Eagles Over London)
原題からして、「空軍大戦略(Battle of Britain)」のヒットを受けて製作されたマカロニ・コンバットもの。
第二次大戦のフランス降伏直後、ドイツ軍は来たるべきイギリス侵攻に備え、コマンド部隊をダンケルクからの撤退するイギリス軍に紛れさせて、イギリス本土に潜入させる。主人公のイギリス軍将校のスティーブンス(フレデリック・スタッフォード)はこの陰謀に気付くが、撤退のどさくさで、ドイツ軍コマンド部隊は潜入に成功してしまう。やがて英国本土決戦(バトル・オブ・ブリテン)がはじまり、英独の激しい空中戦が繰り広げられる中、スティーブンスはドイツ軍コマンド部隊を追うが、破壊工作は続けられ、レーダー基地も破壊される。コマンド部隊は最後の標的として、英空軍の指令センターを攻撃するが、スティーブンスたちの活躍により破壊は免れ、英空軍も独空軍に勝利したのだった。
史実とは異なるものの、ダンケルクの撤退にスパイを紛れこませるアイディアは秀逸。こういった光るワンアイディアがマカロニものの良さだ。3倍モードでダビングを重ねても、そうは見えないドイツ軍側の面々、ルイジ・ピステリ、フランシスコ・ラバル、エドワルド・ファハルドがマカロニ的に豪華。
主人公はダンケルクでフランシスコ・ラバルに命を救われ、英本土で友情を温めるのだが、実は彼はドイツ軍のコマンドであり、最後には敵味方に分かれる。この辺の「運命によって戦わざるを得ない」というストーリー展開は、カステラーリ親方の得意とするところ。
実写、記録フィルム、ミニチュアをおり混ぜた空中戦シーンや爆破シーンはそれなりに迫力がある。画面分割シーンも当時の映画として斬新だが、画面によっては逆効果になっているあたり、カステラーリらしい。
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