亡母の名前の出た花展を見た後、実家に寄り、その後、帰途につきました。
実家は、大工さんが入って、見違えるようになっていました。
母の部屋だった部屋は空っぽになり、甥のドラムが置かれてありました。
母の遺品は、まだ残っていますが、だいぶん処分されたようです。
帰途、高知駅の土産物センターで、冷凍の鰹タタキを買って、
それを神戸の次男のお嫁さんの家に届けて、
孫としばらく遊んでから帰宅しました。
また孫の写真を写してアップしたいと思いましたが、
赤ちゃんの顔といっても、だんだん個性が出てきたので、
やめておいたほうがいいと思い、自粛しました。
神戸からは下道を走ったのですが、いつも通り渋滞で
帰宅したのは午後7時過ぎ。
疲れました。
*
・母のゐぬ母の家から帰りたり母ゐなければ長居は無用
・亡き母の残ししものは無くなりて甥のドラムはおかれてゐたり
・壁紙も床も張替えされたれば更になりたる亡母の居室
・実家ではあれど実母のをらざればわがをる場所もあらず後にす
・持ち物は遺品となりて亡き人の持ち物までが死にてゆくなり
・亡き人の子供のわれも忘れられゆくらむ実の家といへども
・死にしひと日々存在を忘れられその娘なるわれも忘らる