先日、1月20日(木)第256回 シティホールふれあいコンサートに出演しました
お昼休みのお忙しいなか、多くの方にいらしていただけました。
ありがとうございました
この《シティホールふれあいコンサート》に出演したのは今回が初めてでしたが
これまでに何度も聴衆の1人として足を運んでいました。
友人知人の多くが出演しており
いろんな楽器の演奏を気軽に楽しむことのできる
とても素晴らしいコンサートです。
今回は今まで本番で歌ったことのない曲も入れてみました。
わたし的にはかなり挑戦のプログラム。
演奏会のプログラムを考える際に
演奏する会場や時期や時間の制限、お客さまの収容人数、お客さまの層、演奏会にいらっしゃる目的
等々 色々考えます。
その上で更に私の好みを加えるわけです
あまり私の趣味に走り過ぎないように
いつも同じような有名な曲ばかりにならないように注意しながら。
バランス良く
今回プログラムに入れたコルンゴルト作曲の歌曲2曲は
いつか歌いたいな、歌えたら良いな、と思ってた曲でした。
Liebesbriefchen(恋文) と Was Du mir bist?(あなたは私にとって)
大好きなメゾ・ソプラノ歌手のアンネ・ゾフィー・フォン・オッターのCDに入っていて
何百回と聴いていた曲です。
彼女のような丸く滑らかな声で、温かく、包み込むような
そして情熱的でチャーミングな歌が歌いたい。
彼女の歌を聴くと、いつもそう思います。
今回はまだまだ消化しきれず頭の中でばたばたしてる状態がありました
それでも少しはオッターのマネだけではなく
私の音楽として今後表現できるチャンスはあるぞ
と感じることができました。
まだまだ余地あり。
研究のしがいがあります
お客さまのお顔を近くで見ながらのコンサートや演奏会では
反応がハッキリわかるぶんコワさもありますが、一緒に楽しめる喜びが多いものです
今回も皆さんの温かい雰囲気の中で本当に多くのお客さまがいらしてくださいました。
友人知人、家族、偶然市役所にいらっしゃっていた方々、お昼休みの市役所の職員の方々
多くの方々が途中で足を止めて聴いてくださっていたこと、本当に嬉しく思います。
心より感謝申し上げます。 今回のコンサートには嬉しいことがたくさんありました。
嬉しいサプライズもありました
中学時代の友人が市役所勤務でプログラムの私の名前を見て
もしかして、カナが歌うの
と 思って聴きに来てくれてたのです。
中学を卒業してから、もう15年以上。
終演後にわざわざ声を掛けに来てくれて、ものすごく嬉しかったです
彼女が市役所勤務と言うことも知らなかったので、本当にびっくりしました。
ありがとう
もう1つ、とっても嬉しかったこと。
私の友人で、留学仲間でもあったメゾ・ソプラノの高橋ちはるちゃんがご主人さまと一緒に
わざわざ東京から聴きに来てくれました
(ちはるちゃんのブログはこちら
http://chiharumez.exblog.jp/13266422)
遠路はるばる電車の旅
ちはるちゃんとは、2006年ほぼ同時期にウィーンに住み始め
年齢も一緒で、更にはウィーンで同じ先生の門下。レッスンで前後になることもしばしばでした。
更にはドイツ語学校も同じクラスになったり、と留学したてで不安なとき
一緒に頑張った大切な大切なお友達です。
とってもしっかりもので、頼りになるちはるちゃんに何度助けられたことか・・・
(改めて、どうもありがとうございました、ちはるちゃん
)
コンサート中にもお話したオペラ《蝶々夫人》の花の2重唱
一緒に歌った相手がちはるちゃんなのです。
蝶々さんを私、スズキをちはるちゃん。
コンサートで、ただ立ったまま歌うのではつまらないから、と
どう演技しようか? とか 浴衣着て歌おう とか。
あんなに楽しいアンサンブルのお稽古はありませんでした
本番に浴衣を着て、ちょっと日本人アピールをした私たち(笑)
(Karl-Borromäus-Platz 3, 1030 Wien ウィーン3区のホール 楽屋にて)
ちはるちゃんと、またいつか、と言わず、近い将来
必ず《花の2重唱
》を歌う、と企んでいる私です
そのちはるちゃんから、素敵なプレゼントを頂きました
大きなプレゼント
開けてみると・・・ なんだ???
おサルさん
?
箱から出してみると・・・
おーーーーーー
これは
もしかしてもしかして。
iPodとかMP3をつないでスピーカーになるのでは???
なんてキューティーなお顔
大切に大切に使わせていただきます。
おサルさん、スウィングさせてしまいます
他にもたくさんのお心遣いを頂ました。
この場をお借りして、お礼を申し上げます。
今後も、さまざまなことにチャレンジして
音楽を通じて多くの方々に出会えるよう
頑張ってまいります。
ありがとうございました
みなさんから頂きました美味しいお心遣いは大切に大切に味わわせていただきます。
私のお腹の中にゆっくりと