宇都宮短期大学の須賀友正記念ホールにて、MFU(ミュージックフェスティバル in 宇都宮)が開催されました
今日は邦楽部門、声楽部門、管弦打楽器、アンサンブル、電子オルガンの部門です。多くの方がエントリーされました。
★ピアノ部門は来月2/12に開催されます。
私は、声楽部門のコメンテーターとして参加し、小さなお友達〜大学生までのフレッシュで素敵な演奏を聴かせていただきました。
ステージに立ち、堂々と歌っている姿は皆さん本当に立派でした。それぞれ目指すところは異なっていても歌が好き、音楽が好き、という気持ちが溢れていて大変感動いたしました
小さなお友達は、中・高校生、大学生のお姉さんやお兄さんの声を聴いて、音楽を聴いて刺激を受けられたことと思います。
中・高生、大学生の参加者の皆さんは、逆に小さな歌い手さんたちの声を聴いて、音楽を純粋に楽しむ姿、全身から溢れるエネルギーの強さ、淀みのない素直な声がどれだけ人を感動させるのか、体感できたのではないでしょうか。
同じくコメンテーターとしていらっしゃった、城守香先生もおっしゃってましたが、絶対的な練習が必要です。そして場を踏むこと。
わたしも、常々生徒に伝えておりますが、何事にも近道はありません。基礎がなにより大切です。突然大きな声が出るわけでは無いですし、豊かな音楽表現が出来るわけではありません。
音程、響き、発音、音楽的表現など地味な面倒だと思う作業、練習をいかに工夫して繰り返し繰り返しできるか。それに尽きると思います。一朝一夕にはできません。
積み重ねです
今回、音楽を真剣に学んでいきたい、職業にしていきたい、と思っているであろう高校生や大学生には少し厳し目のコメントを書かせていただきました✍
たった3分、4分の曲であっても決して簡単ではありません。ひとつひとつの音に執着し、自分の大切な声を育てていくことを、今後も丁寧にしていっていただきたいと思います。
まだまだこれから
素晴らしい演奏に触れ、曲に出会い、貪欲に学んでいってほしいと思います。
また来年、皆さんの素敵な歌を聞かせていただけることを楽しみにしています
ありがとうございました