San Diego 大人の留学生活

気ままに過ごした日本を離れ、ますます好き勝手に暮すSDより

80人分のランチを作る

2011-03-29 19:06:58 | ボランティア
 ふとしたきっかけから、シニアハウスのランチを作るボランティアを頼まれた。
私が調理を苦手と知ってるのか?!

ここから南、メキシコの国境近くに日本人が経営する100世帯あるシニアハウス「菊ガーデン」で
入居者さん達に日本の食事を楽しんで貰おうという企画。
地元のボランティア団体が交代で毎週末行ってるそう。

当初、5人で80食を作るという話で、(大丈夫か。私が1/5の責任で・・・・)と料理上手の啓子を仲間に引き込んだ。
当日、30分のドライブで、9時に無事到着。
裏口らしき所に立つおじさんに「ボランティアで、ランチを作りに来ました」と告げたら、
「ほーボランティア、若い子が来たね」と??????
厨房に入り納得。中には10人ほどのシニアの方たちが野菜を切ってる


「さて、何をしましょうか?」と尋ねると「ニンジンをチーズ卸し機で卸して」
「はっ?このチーズおろしでするんですね」「そうよ、こうするのよ」と見事に千切りに。
さすが、おばあちゃん、年季を感じます。

その後、お豆腐、鶏肉を切り、ふと見ると洗い物の山。
大きなボールやバットを洗うあらう、とそばから、やや子供返りのおばあちゃんがせっせと拭いてくれる。

「じゃあ、カナさん、次はこの枝豆をつぶして」と大きなすり鉢と山盛りの枝豆を渡される。
「つぶしたら砂糖と塩で味付けてね。ズンダ餅にするから」大好きなズンダ餅を作る日が来るとは。感激。
しかし、豆をつぶすの相当力が要ります。
「急いでーもうみんな集まってきてるよー」との声に食堂を見ると、ちらほらと座ってる人がいる。

その後、出来あがった品々をトレイに盛る流れ作業の開始。
「はい、これはご飯2倍でね」「これは、ドレッシングなし」「ご飯なし、置かず2倍」とか細かい注文にもきちんと対応。

12時無事、調理終了。
私達も一緒にお昼ご飯を頂きました。
この日のメニューは
炊き込みご飯、鶏のから揚げ、野菜サラダ、豆腐とお麩のお吸い物、ズンダ餅。

私が切った(おろした)ニンジンはサラダの彩りと聞いてたのに、なぜか炊き込みご飯の中に居ました。

調理アシスタント、楽しかったです。


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