宮古島から ~ 琉球モノ語り

沖縄の伝統工芸品をはじめとする、「琉球モノ」の魅力をお伝えいたします。

「うるま ちゅら島 琉球」

2006-06-05 | Weblog

今日の午前中、先日見逃して悔しい思いをした
NHKの番組が「九州沖縄アンコール」で再放送
されることを知り、お店をスタッフにまかせて・・・

 観ました。

新日曜美術館 ~ 「琉球王国・よみがえる美の遺産」


九州国立博物館で開催されている
「うるま ちゅら島 琉球」展(~6/25)で
展示されている文化財の紹介を通して
海洋国家琉球の美と文化を探る番組でした。

琉球の美術工芸品の素晴らしさに
沖縄で生まれたことを改めて
誇りに思いました。

そして、沖縄の工芸品を紹介させて頂く仕事に
携わっていることをとても嬉しく思いました。 

皆さんのおかげです。ありがとうございます!


琉球大学教授の高良倉吉さんの

「首里城は海外貿易総合商社の本社のようなもので
 王は社長のような存在・・・」

というお話も大変興味深いものでした。

武道にたしなむ代わりに
音楽や舞踊を身に付けた役人たち

武器を持たずに
独自の文化を育んでいった先人たち

アメリカや日本政府の圧力に苦しむ
沖縄の現状をどうみているのでしょう・・・

私自身、もっと沖縄のこと、沖縄のこれからのことについて
深く考えていかなければ・・・・

大きな流れの中では、細い杭は、何の力もないけれど
それについて、日々考えることが大切だと思うのです。

真剣に考えていたら、いざという時、正しく行動できるに
違いありません。

子供たちのために、沖縄の未来のために
常に正しい選択ができるように、世の中の動きを
心の目でみていかなくてはなりませんね。

(何が正しいか・・・これもまた難しい・・・)



番組で紹介されていた美術工芸品の多くは、今年3月
国宝指定の答申がなされたとのこと・・・・

今すぐ福岡に飛んで行き、その美しさに
実際に触れたい気持ちで一杯ですが・・・

いずれ沖縄の地で会える日を、今は楽しみに待つことにします。


・・・・沖縄がますます好きになりました・・・・・


 ワシタシ~マ~~ ウチナ~ 

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