ライフルマン第一話_その３

「やったぜ！勝ったぜ！…どうだバーナンの腕は？
約束通り５００ドルはいただくぜ。」
「ダメだ」
「何だと！バーナンは勝ったんだぜ」
「あれは勝ったんじゃねぇ」
「何言ってんだ…勝ったじゃねえか…」

「じゃお前があの絵を撃ち抜けたら５００ドルをやろう」

「よーし…」
「ガガーン」…同時に「ガガーン」

叔父は殺された。
「バカなやろうだ」

そのころホテルでは…。
「賞金は俺たちがいただくぜ。」

その後にルーカスが入って来る。
「とんだ射撃会だ。
お前も仲間だったとは…」

「ルーカス…あの家を売ることは出来ない」
「マーク…町を出るぞ」
「エー」

「何があったんだ。教えてくれ」
「お前が一番知っているはずだ」
「何のことだ」
「あら、ホントに知らないの？
私が教えてあげる。
あの射撃大会はインチキだったのよ。
街の噂でみんな知っているわ」
「ほんとか？」
「とぼけやがって、お前が知らないはずはない。」
「信じてくれ、私は何も知らなかった…」

「ふざけるんじゃない！
全部打ち合わせ通り。
賞金も受け取ったんだろ？」
「賞金なんか受け取ってない。
奴らが何を企んでいたか知らないんだ。
ほんとうだ。」

二人の身長差を見せるアングルで話が進む。

そこへ悪一味の一人が入って来る。
「オイ、お前の叔父はくたばったぜ。
ウチのボスが殺してやったんだ。
お前が撃ち損じたからよ…」

「なんだって」
「ルーカス、てめえの事は忘れんぞ。
いつか借りは返すからな」
「出ていけ」
「ボクが真相を確かめに行ってくる」
「だめだ、私が行ってくる。
もし私に何かあったら、マークのことは頼む。
マークはここで一緒に待ってろ。」

そして、ライフルマンは１人で酒場に乗り込んでいく。
酒場には悪党３人が待ち受けているのだ。
どうなる…危うしライフルマン！
観ていてハラハラ…ドキドキ。
負けるなライフルマン！