Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

見せかけの正義の正体:辛坊治郎 著

2013年06月23日 | 読書
一週間前に買って、21日に1時間もかけて読んだ。
私は辛坊治郎という名前を知らなかった。
私は政治批判のみしている、政事評論家コメンテーターには、全く関心がない。
この方の強気なコメントに驚いた。
コメンテーターとは、解説をする人かと思っていたら、批判をする人も含むんですね。
知らなかった…こりゃ何とかペアレントと同じで、性質(たち)が悪そう。
こういう有能な方は是非政界に出て自らの信念を実現して欲しい。
あるいは会社経営をしてみたらどうか。
そうしたら日本はもっと良くなると思う。
輝く日本を実現するために行動して欲しい。
優れた能力を、他人の批判だけに使うのはもったいない。


こんなことが「はじめに」として書いてあった。
「この文が皆さんの目に触れる頃、私はアメリカのサンディエゴを目指して、太平洋の真っただ中で風波と格闘しているかもしれない。
四重の備えで最悪の事態に備えている・・・
考え得る限りの最悪の事態を想定してフェイルセイフを施したなら、それ以上は運を天に任せるしかないだろう
この本で私が最も問いたいのは・・・
『最悪の事態』を想定しながら国家のシステムにフェイルセイフ、すなわち多重防護を施しているか、という問題だ」

本論に入るともっと「ス・ゴ・イ」。
色々書いて「もう一度問う、覚悟はあるか!」
立派な人は言うことが違うなーと思った。
オレなんか何の覚悟もないから、小さくなって読み進めた。

電気メーカーに対しては:
「エコ・ポイント制度で何の努力もせずに売れることを体験した。
そして、メーカーは、開発に関して怠け者になってしまった。
その結果が現状の大赤字だ。
ぬるま湯につかると人はダメになる。
エルピーダに関して…ダメと分かっている会社を税金を使って助けようとした麻生総理は大馬鹿だ」くらいなこと書かれた。
よくぞ言った!
そう、ダメなことに税金を使うのはムダだ。
そんな奴らは放っておいた方がいい!
半導体事業を知っている人は、400億円の援助が無駄であろうと気が付いていたはず。


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