人との良い出会いと別れ

昨日、６年間交流したH氏と最後の昼食を共にした。
H氏は定年１年を前にして、宮城県に帰らねばならなくなった。
「アナログ回路」を共通にしての交流。
私が、今の仕事を継続出来たのは彼のお陰。

彼は「アナログ回路」が趣味、
「アナログ回路に取り組んでいる時が一番心休まる」と言う。
私は「水彩画が趣味で絵を描いている時が一番心休まる」。
仕事は生活のため・・・面白いか否かは関係ない。
私は「これからアナログ回路が重要」と聞いたから、会社で仕事の合間に学んだだけ。
あちこちにアナログ回路の先生を見つけて・・・H氏もその中の１人。
H氏は、私の先生の中で特に秀でていた。
私にとって「アナログ回路」は畑違い。
会社でアナログに口を出すと「部外者が・・・」なんて言われて。
「フンだ。変身できない恐竜は滅びる・・・を知らないか？」
私は「変身」を繰り返して生きて来た。
次に何が重要か？
「変身した分野」で一流を目指す。
一流であればよい！
コーユー生き方もあるよ。
学生よ！　アナログだけに固執するな。

さて、H氏と一緒にやった 学生向けアナログ学校は楽しかった。　
私にはとても良い思いでになっている。
H氏と共にやったので、なおさら・・・。
第二回もできた。
続けていきますと言っていたが、　リーマンショックで、３回以後は出来なくなってしまった。
無料だったので・・・参加した学生はラッキーだったと思う。
私には このコメントが印象的。
私には議論ができるような、親がいなかったから羨ましい。
私の父は「自転車屋」で高度な話など、一度もしたことがなかった。　
「勉強は必要ない」と言われていた。
東北大学の声・・・遠くから来ました・・・と言った学生、覚えています。　 　

-----　人生は想いで作り　-----