Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

オーストリア旅行

2012年05月22日 | 旅行

最近、疲れて全てのことを休んでいます。
体力の無い私は、毎年5月は、体調が悪くなるのです。
絵も山のことも書けないので、昨年秋の”オーストリア旅行”を書きましょう。
海外旅行、我が家では全てのスケジュールを妻が作成します。
私はただ付いて行くだけで、詳細予定は現地に行ってから確認します。
正直なところ、私は海外旅行より北アルプスへ登るほうが10倍楽しい。
海外旅行は、太田金山スケッチよりもちょっと楽しい程度です。

日程
ウイーン市内アム・コッツエルト・ハウス4泊
10月7日:午後成田発
10月8日:ザルツブルク1日観光
10月9日:ウイーン  王宮 美術史博物館 シュテファン大聖堂
10月10日:ウイーン シェーンブルン宮殿 アルベルティーナ美術館
10月11日:ウイーン アウグスティーナ教会
10月12日:早朝に成田着

・ウィーン空港での出迎えは専門業者に依頼でき、ホテルまで連れて行ってくれる。
・ザルツブルク1日観光はインターネットで予約できる。
・王宮入場券も日本からインターネットで買える。
・勿論、帰りのホテルから空港までの車も予約できる(専門業者がいる)。
 (運転手は、とてもゴツイオヤジなので驚かないこと)

経緯
1)NHK BS でウイーン特集を放映したのを見て「ウイーン」へ行こうと決めた。
2)年老いたワンコをペットホテルに預けるので、短期間とした。
3)10月のオーストリアは寒いので完全防寒で。

http://gigazine.net/news/20110222_osaka_the_worlds_12th_liveable_city/

ウィーンは「世界の住みやすい都市」第3位に入っている。
「住みやすい」であって、ウィーンに住めば、幸せになれるということではない。
間違えては困る。
幸せは個人で求めるものであり、他人や都市、県などが提供してくれるものではない!
「住みやすい都市」を調査するというのは分る。
「幸せな県」を調査する?という方がおられた・・・あったまオカシイんじゃないの。
その県の住民はテレビにインタビューで「ハイ、幸せです」と答えていた。
「諦めて現状に満足しているので、幸せとしか良いようがありません」が正しい答えでしょう。これを「足るを知る」と言う。
「足るを知る」とは「諦め」に近い。
これ、私の実感。
私にはもっと実現したい夢はあるが、この田舎に住んで、この才能、能力では、現状に満足するしかないのだ。
「ハイ私も幸せです」と言うしかない。
言っているうちに、本当にそう思ってくるから不・思・議。
人の「幸せ」は住んでいる都市や県では決まらない。
如何に生きるか、生きられるか、夢を実現できるか。
真の「幸せ」は本人の才能、能力、努力、運、出会い、チャンスの生かし方。
時代の影響も大きいナ。
まぁ現状に満足して「幸せです」という方、それはそれで結構。
人間、「幸せです」と言ったらそれまでだと思う。
イチローなどは決して「幸せです」とは言わんでしょうね。
「幸せ」の定義はない・・・だから「幸せ」の調査は無理だっていうの。
--- お前は理屈が多い? ハイ分りました ---


オーストリアという国
中欧に650年間ハプスブルク家の帝国として君臨し第一次世界大戦までは、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアとならぶ欧州五大国の一角を占めていた。1918年、第一次世界大戦の敗戦と革命により1867年より続いたオーストリア=ハンガリー帝国(領土には、オーストリア・ハンガリー・ボヘミア・ボスニア・ヘルツゴビナ・クロアティア・・・などなど、多くの地域を抱える大国)が解体し、共和制となった。この時点で多民族国家だった旧帝国のうち、かつての支配民族のドイツ人地域に概ね版図が絞られた。その後も1938年にナチスドイツに併合され、1945年から1955年には連合国軍による分割占領の時代を経て1955年の独立により現在につづく体制となった。
オーストリア人
ゲルマン民族であり、ほぼ全員がドイツ語、英語、イタリア語を話す(ガイドの説明)。
身長が高く、スタイルが良く、美人が多いのに驚いた。そして皆さん親切であった(名野の感想)。

10月8日:ザルツブルク1日観光(ガイド料金も含めて1人12,000円)
感想:ウィーンの方が良い。



朝7時前に観光バスを待った。寒いこと・・・。
バスが一杯来て、どれに乗るのか分らない。
更に「ザルツブルク」という”語”が通じないのであせった。
多分「サルツブルク」ではないのかな?アクセントは”サ”につけて・・・。
まさか1日目に、ザルツブルクに行くとは知らなかったので・・・。
バスの中はイタリア、ハンガリー、インド、台湾・・・そして私達日本(2人)でほぼ満員。ドイツ訛りのガイドは英語。
途中は、ずっと雨。



農家はロンドンと同じ。隣家まで数Kmあるかな。
日本人には、こんな景色は珍しく、眺めていて飽きない。
アメリカ人、 Patrick は、「こんな景色は10分で飽きる・・・ウンザリだ」。
アメリカでは行けども行けども、とうもろこしと小麦畑が続くそうで「最悪」と。
サウンド・オブ・ミュージックはザルツブルクでロケをしました。今でも世界中からそのロケ地を見に来る人が絶えないようです。但しザルツブルクでのロケはほんの少しで、大半はアメリカのセットで撮影したとのこと。
ザルツブルクに着いたら雨が止みました。



ドレミの歌の構想を練る(後ろはホーエンザルツブルク城塞)



マリアと子供達は馬車に乗って街に繰り出す。観光馬車は寒さのせいか、乗客があまりいませんでした。



マリアが子供達にドレミの歌を教え、一緒に歌うシーンです。これがミラベル宮殿。



ミラベル宮殿の庭園。池の周りを歌いながら歩く子供達。今は誰もここを歩きません。



バラのトンネルを走りながら歌う。何でもない所ですが、上手く撮影しています。



ミラベル宮殿の庭園入り口(出口?)。緑の屋根がミラベル宮殿。混んでいて迷子になりそうです。





バスはドイツ語訛りの英語ガイドでしたが、現地では日本人ガイドを頼みました。今日の日本人客は2人。
「思い出せないでしょうから、帰国してから”映画”を見直してください」と。



カラヤンは自宅で銅像になっていました。モーツアルトも銅像で土産も何でもモーツアルト一色。



モーツアルトの生家だそうです。   そしてドップラー(ドップラー効果が有名ですよね)の家。



旧市街は1000年以上経っており土産物屋がズラリ。ここは笠屋さんです(今は土産物屋)。



鍵屋さんですね。そして学校の遠足でしょうか? この通りは若い人が多い。



街の小さな教会に入りました。小さくても中は立派です。
マリアが結婚式を挙げた教会ではありません。
ザルツブルクの人口は14万人ですが、音楽祭の時は10倍になるとガイドが言っていました・・・ホントかな?
オーストリアには産業が少なくて観光が主な収入源だとも。



朝食のコーヒーショップと夕食のレストラン。朝は5時に起きホテルで持参のあんぱんとお茶で朝食としました。6時半にホテルに車が迎えに来てバス停まで連れて行ってくれた(予約しておいた)。
コーヒーショップではコーヒーを頼みました。
濃いコーヒーでお腹が痛くなったよ。




高速道路のレストランで食べた料理は美味しかった。
左は魚のフライ、右はポテトのフライです。
野菜は独特の味付けで食べられなかった。
「英語版サウンド・オブ・ミュージックDVD」を数年前に買ってずっと放置してありました。
帰宅して映画をパソコンで観るとスバラシイ作品であることを再認識しました。
但し、全部は観ていません。途中で飽きてしまいました。
何故って「サウンド・オブ・ミュージック(日本語版)」は、何度も観ているから。





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