≪日本はRoHS誤解地域になるのか≫
RoHS指令の解釈差を書きます。
RoHS対応監督官庁や産業界解釈
(私の調べた平均内容です)
RoHS指令は家電製品等が環境負荷物質を
含まないように定めた法律。
環境負荷物質はたぶん身体にも悪いので、
規制することは意味があるだろう。
管理ベースとなる均質材料の均質とは
均一の意味と理解する。
家電製品を完成後に、均一材料に細かく
分離することは技術的に不可能。さらに
特に微小部位だと分析可能な量を集める
のに、何台も分解して集めねばならず
とてもとても大変。そんな時間も費用も
企業にはない。よって、法律要求手順と
違ってくるが、ずっと川上の素材段階の
ものを分析して代用する。
それだと完成したときのその部位成分と
異なってもくるし、製造中に発生する
化学変化や、移行汚染も確認できないが
、製品を隅々まで均一材料レベルまで
分けることを最優先した結果なので
いたしかたない。
→もはや別の法律か
RoHS指令制定元EUや海外有名企業の解釈
RoHS指令は、廃棄家電製品の回収とリサイ
クル率向上をめざしたWEEEとのペア法律。
RoHSは、リサイクルするうえで含有して
ると困難になる6物質の含有しきい値を
書いた法律。
しきい値は分解後にリサイクルにまわせ
そうな部位を判断する基準。さらに、
微量なもの、素材価値が低いものは当然
だけど、再生業者が買い取りしない。
リサイクルされないパートにまでしきい
値管理する必要はない。
廃棄家電を対象にした法律なので、当然
の如く、均質材料は廃棄家電をリサイク
ルにむけて解体するときの目安を表す。
均一材と複合材に種別されるのは、解体
してみれば誰でもわかる。
家電製品をリサイクル処理するときの
解体処理では、ミクロンレベルまで細か
く隅々まで均一部位に分けることは
価値を生まず、無意味なので無用。
CEマーキングのRoHS指令申請で、本当に
リサイクルできる部分とできない部分
がわかるよう報告されてるのが重要。
絶対解体不可能な微小レベルに分けて
書かれても、現場で使い物にならず。
→日本のメーカーは法目的をずっと誤解
してきたので、設計を間違えてきた。
RoHS認証得ても、製品のどこがエコか
わからず販促につなげれてない。
*****
この頃の担当者ってまず考えてません。
考えることにぶつかったら、考えること
を避ける努力を最小の頭回転でします。
そうやってどんどん考える能力が落ちて
きます。
考えなきゃいけない仕事とルーチン作業
の区別つかなくなり、破綻したロジック
を見てもわからないし感じなくなります。
健康管理もできなくなるので怖いです。
RoHS/WEEE指令はゴミ処理部門が作った
法律でしょう。そんな部門が、家電の
価格があがるようなヘンテコな要求を
法律にしたためるはずがないと思いまし
た。そんなことしたら、電気電子製品を
管轄してる部署から、猛烈な抗議を
受けるだろうと思いました。
EUは、法律の意味するところをEU域外
の国に正しく伝えることに失敗しまし
た。説明能力がとても低かった。
その結果、世界全体でとんでもない費用
をつぎこんだのに、いつまでたっても
効果が出ず、RoHS指令の見直しに追い込
まれ、「循環経済政策」で、いちから
出直すはめになりました。
日本はこれでも解釈をはずさないよう、
しっかりしてることを世界に証明しない
といけない。
RoHS指令の解釈差を書きます。
RoHS対応監督官庁や産業界解釈
(私の調べた平均内容です)
RoHS指令は家電製品等が環境負荷物質を
含まないように定めた法律。
環境負荷物質はたぶん身体にも悪いので、
規制することは意味があるだろう。
管理ベースとなる均質材料の均質とは
均一の意味と理解する。
家電製品を完成後に、均一材料に細かく
分離することは技術的に不可能。さらに
特に微小部位だと分析可能な量を集める
のに、何台も分解して集めねばならず
とてもとても大変。そんな時間も費用も
企業にはない。よって、法律要求手順と
違ってくるが、ずっと川上の素材段階の
ものを分析して代用する。
それだと完成したときのその部位成分と
異なってもくるし、製造中に発生する
化学変化や、移行汚染も確認できないが
、製品を隅々まで均一材料レベルまで
分けることを最優先した結果なので
いたしかたない。
→もはや別の法律か
RoHS指令制定元EUや海外有名企業の解釈
RoHS指令は、廃棄家電製品の回収とリサイ
クル率向上をめざしたWEEEとのペア法律。
RoHSは、リサイクルするうえで含有して
ると困難になる6物質の含有しきい値を
書いた法律。
しきい値は分解後にリサイクルにまわせ
そうな部位を判断する基準。さらに、
微量なもの、素材価値が低いものは当然
だけど、再生業者が買い取りしない。
リサイクルされないパートにまでしきい
値管理する必要はない。
廃棄家電を対象にした法律なので、当然
の如く、均質材料は廃棄家電をリサイク
ルにむけて解体するときの目安を表す。
均一材と複合材に種別されるのは、解体
してみれば誰でもわかる。
家電製品をリサイクル処理するときの
解体処理では、ミクロンレベルまで細か
く隅々まで均一部位に分けることは
価値を生まず、無意味なので無用。
CEマーキングのRoHS指令申請で、本当に
リサイクルできる部分とできない部分
がわかるよう報告されてるのが重要。
絶対解体不可能な微小レベルに分けて
書かれても、現場で使い物にならず。
→日本のメーカーは法目的をずっと誤解
してきたので、設計を間違えてきた。
RoHS認証得ても、製品のどこがエコか
わからず販促につなげれてない。
*****
この頃の担当者ってまず考えてません。
考えることにぶつかったら、考えること
を避ける努力を最小の頭回転でします。
そうやってどんどん考える能力が落ちて
きます。
考えなきゃいけない仕事とルーチン作業
の区別つかなくなり、破綻したロジック
を見てもわからないし感じなくなります。
健康管理もできなくなるので怖いです。
RoHS/WEEE指令はゴミ処理部門が作った
法律でしょう。そんな部門が、家電の
価格があがるようなヘンテコな要求を
法律にしたためるはずがないと思いまし
た。そんなことしたら、電気電子製品を
管轄してる部署から、猛烈な抗議を
受けるだろうと思いました。
EUは、法律の意味するところをEU域外
の国に正しく伝えることに失敗しまし
た。説明能力がとても低かった。
その結果、世界全体でとんでもない費用
をつぎこんだのに、いつまでたっても
効果が出ず、RoHS指令の見直しに追い込
まれ、「循環経済政策」で、いちから
出直すはめになりました。
日本はこれでも解釈をはずさないよう、
しっかりしてることを世界に証明しない
といけない。