皆様、こんばんは。
事務局です。
2日の一宮市内は晴れでしたが、風が強く、寒いままでした。
前回の続きでございます。
吉兆さんで、賑やかになっている、正月3日の旧大社町。
吉兆幡(きっちょうばん)を担ぐ男性たちの最前列に、猿田彦(さるたひこ)と鬼が、「伴内(ばんない)」として、露払いの先導役を務めています。
その中にいる鬼が、いつしか独り歩きするようになり、ある時「番内(ばんない)」に変化して、吉兆さんの神事を、いっそう、賑やかにすることになったそうです。
番内は基本、厄年の男性が務めます。
金襴(きんらん)の神楽衣装をまとい、赤色や白色の鬼面をつけ、しゃぐまをかぶって、青い孟宗竹の先を裂いたササラ竹をひきづりながら、町中を行き来します。
写真は、2000年発行の吉兆館リーフレットから引用転載したものです。
出雲大社にお参りして町内へ向かう番内です。
番内は、出雲大社にお参りした後、親戚や知り合いの家を廻り、玄関でササラ竹を打ち下ろしながら、「悪魔払い(あくまんばら~い)」と大声で叫びます。
ササラ竹を打ち下ろした時の音と、叫び声が、その家の悪を払う、と伝えられているそうです。
以上、節分の「鬼は外」から思い出した、旧大社町の神事「吉兆さんと番内」でした。
「吉兆館」は以前、入館料が必要でしたが、現在は無料になっています。
参考に、吉兆館は、「道の駅」と併設されていますので、広い駐車場がございます。
出雲大社前駅に戻ります。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
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2日の一宮市内は晴れでしたが、風が強く、寒いままでした。
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吉兆幡(きっちょうばん)を担ぐ男性たちの最前列に、猿田彦(さるたひこ)と鬼が、「伴内(ばんない)」として、露払いの先導役を務めています。
その中にいる鬼が、いつしか独り歩きするようになり、ある時「番内(ばんない)」に変化して、吉兆さんの神事を、いっそう、賑やかにすることになったそうです。
番内は基本、厄年の男性が務めます。
金襴(きんらん)の神楽衣装をまとい、赤色や白色の鬼面をつけ、しゃぐまをかぶって、青い孟宗竹の先を裂いたササラ竹をひきづりながら、町中を行き来します。
写真は、2000年発行の吉兆館リーフレットから引用転載したものです。
出雲大社にお参りして町内へ向かう番内です。
番内は、出雲大社にお参りした後、親戚や知り合いの家を廻り、玄関でササラ竹を打ち下ろしながら、「悪魔払い(あくまんばら~い)」と大声で叫びます。
ササラ竹を打ち下ろした時の音と、叫び声が、その家の悪を払う、と伝えられているそうです。
以上、節分の「鬼は外」から思い出した、旧大社町の神事「吉兆さんと番内」でした。
「吉兆館」は以前、入館料が必要でしたが、現在は無料になっています。
参考に、吉兆館は、「道の駅」と併設されていますので、広い駐車場がございます。
出雲大社前駅に戻ります。
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