皆様、こんばんは。
事務局です。
13日の一宮市内は、晴れ時々曇りの、昼間は暖かいよい天気になりました。
午後、一宮市大宮にあります、成等山・心證寺(しんしょうじ)様にお邪魔しました。
恒例の「すぎと寄席」(天狗連による地域寄席)を観覧するためです。
※天狗連:素人落語家。
※地域寄席:定期的に演芸場でない場所を借りておこなう寄席。
13時15分開場。
本堂に入る前、着物美人の、きれいなおねいさんに、木戸銭を支払います。
写真は開場直後です。
今回も、落語を観覧される方の半数以上が、高齢者のため、イス席が用意されていました。
高座から前3列は座布団席、4列目以降は、座面の高さが低い一人掛けパイプイス席、後方は、座面の高さが高い一人掛け木製イス席という配列。
落語家が座る、高座(こうざ)は、本堂で僧侶が座る、背の高い高座が使われており、高座の左側に木製の「メクリ」(落語家名のみ記載)が立っていました。
13時55分、ほぼ満席になったことから開演となり、落語の前に、心證寺住職様から、ご挨拶をいただきました。
落語を披露された方は、以下の天狗連の皆様でした。
※敬称略。芸名後の()内は演目です。
(1)芋喰亭ぽて幸(準古典落語「宗論(しゅうろん)」)
(2)引木亭あたま(古典落語「河豚鍋(ふぐなべ)」)※
(3)杉戸亭さち(準古典落語「堪忍袋」)
※「河豚汁」とも言われ、元ネタは、十返舎一九(じゅぺんしゃいっく)が執筆した、笑話集『落咄臍くり金(おとしばなしそくりきん)』の中にある、「鰒汁(ふくとじる)」と伝えられています。
仲入り※
※着物美人の、きれいなおねいさま方々が、来場者の皆様に、お菓子を配布されました。
(4)KOHARU亭けいじろう(上方落語「二番煎じ」)
天狗連の皆様は、時事・季節ネタより、お題目を選んでいらっしゃるようです。
・芋喰亭ぽて幸様の「宗論」。
IS(イスラム国)による、悲惨なテロ、果てしない戦いに関するお話があり、落語に入りました。
宗論は、浄土真宗信者の旦那様、キリスト教信者の若旦那様という親子が登場します。
部屋の中で親子が、信仰する宗教を語っているうちに、自分が信仰している宗教がよい(正しい)、という論争になり、お互いに納得できない親子は、金づちを持ち出して、大ケンカを始めます。
そこに番頭様が入って、大ケンカを止める、という内容の落語です。
お話の元ネタは、(1)浄土真宗信者様と日蓮宗信者様による宗派間の争い、(2)旅に出ている浄土真宗僧侶様と日蓮宗僧侶様による宗派間の争い、と伝えられています。
宗教間、宗派間対立は、人間の欲望から始まる、と言われています。
宗教を信仰する、全ての方の心から、欲望がなくなることを、私(寺西)は希望しています。
・杉戸亭さち様「堪忍袋」。
前回の寄席で、銭湯に要求するサービスを教示して欲しい、という内容のアンケートを取りました、というお話から始まりました。
結果を集計したところ、第1位は、意外なことに、設備面の充実ではなく、「従業員の愛想がいいこと」だったそうです。
そのアンケート結果から、落語に入りました。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
13日の一宮市内は、晴れ時々曇りの、昼間は暖かいよい天気になりました。
午後、一宮市大宮にあります、成等山・心證寺(しんしょうじ)様にお邪魔しました。
恒例の「すぎと寄席」(天狗連による地域寄席)を観覧するためです。
※天狗連:素人落語家。
※地域寄席:定期的に演芸場でない場所を借りておこなう寄席。
13時15分開場。
本堂に入る前、着物美人の、きれいなおねいさんに、木戸銭を支払います。
写真は開場直後です。
今回も、落語を観覧される方の半数以上が、高齢者のため、イス席が用意されていました。
高座から前3列は座布団席、4列目以降は、座面の高さが低い一人掛けパイプイス席、後方は、座面の高さが高い一人掛け木製イス席という配列。
落語家が座る、高座(こうざ)は、本堂で僧侶が座る、背の高い高座が使われており、高座の左側に木製の「メクリ」(落語家名のみ記載)が立っていました。
13時55分、ほぼ満席になったことから開演となり、落語の前に、心證寺住職様から、ご挨拶をいただきました。
落語を披露された方は、以下の天狗連の皆様でした。
※敬称略。芸名後の()内は演目です。
(1)芋喰亭ぽて幸(準古典落語「宗論(しゅうろん)」)
(2)引木亭あたま(古典落語「河豚鍋(ふぐなべ)」)※
(3)杉戸亭さち(準古典落語「堪忍袋」)
※「河豚汁」とも言われ、元ネタは、十返舎一九(じゅぺんしゃいっく)が執筆した、笑話集『落咄臍くり金(おとしばなしそくりきん)』の中にある、「鰒汁(ふくとじる)」と伝えられています。
仲入り※
※着物美人の、きれいなおねいさま方々が、来場者の皆様に、お菓子を配布されました。
(4)KOHARU亭けいじろう(上方落語「二番煎じ」)
天狗連の皆様は、時事・季節ネタより、お題目を選んでいらっしゃるようです。
・芋喰亭ぽて幸様の「宗論」。
IS(イスラム国)による、悲惨なテロ、果てしない戦いに関するお話があり、落語に入りました。
宗論は、浄土真宗信者の旦那様、キリスト教信者の若旦那様という親子が登場します。
部屋の中で親子が、信仰する宗教を語っているうちに、自分が信仰している宗教がよい(正しい)、という論争になり、お互いに納得できない親子は、金づちを持ち出して、大ケンカを始めます。
そこに番頭様が入って、大ケンカを止める、という内容の落語です。
お話の元ネタは、(1)浄土真宗信者様と日蓮宗信者様による宗派間の争い、(2)旅に出ている浄土真宗僧侶様と日蓮宗僧侶様による宗派間の争い、と伝えられています。
宗教間、宗派間対立は、人間の欲望から始まる、と言われています。
宗教を信仰する、全ての方の心から、欲望がなくなることを、私(寺西)は希望しています。
・杉戸亭さち様「堪忍袋」。
前回の寄席で、銭湯に要求するサービスを教示して欲しい、という内容のアンケートを取りました、というお話から始まりました。
結果を集計したところ、第1位は、意外なことに、設備面の充実ではなく、「従業員の愛想がいいこと」だったそうです。
そのアンケート結果から、落語に入りました。
次回に続きます。
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