唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

ボストン美術館 日本美術の至宝へ

2012-03-22 09:40:21 | 日々つれづれ
3月21日(木) 曇り 寒いです。

海を渡ったまぼろしの国宝を観に東京国立博物館へ。



前日のオープンは祭日ということもあってか、
開館前に750人待ちだったとか。
この日しかなかったので心を決めて向かったのですが
15分前で20人ほどの列ラッキーでした。
後でどんどん増えていきましたので、一巡が終わる11時頃観に行かれるのがよいようです。
というよりうんと会期が落ち着いてからの方がいいのかもしれませんが(笑)
開館時は4列で平成館まで歩くので
なんだか・・でした(笑)

いまや10万点を超える東洋美術の殿堂と称されるボストン美術館から
厳選された約90点のコレクションですから楽しみでした。

日本初公開の曽我蕭白の傑作「雲竜図」は最後のコーナーでしたがやはり圧巻。
龍の頭としっぽの部分のみで迫力があります。
あれで本来襖絵として胴の部分もあったということですから
近くで観ても、離れて想像してみても楽しいですしね。

あとは長谷川等伯の屏風の竜虎図や尾形光琳、若冲
仏像、仏画、江戸時代の小袖や刀に二大絵巻とお好みで楽しめる内容でした。

それに個人的には、音声ガイドの中谷美紀が良かったです。
ガイドというより語りとして、
鑑賞しているときの周りが気にならずに気持が入りましたね。
この音声ガイドは会場がひとりの別な空間となるのでお勧めです。

この日の東京は肌に当たる風は冷たかったですが
快晴で最高でした。
上野公園のなぜかこの桜の木だけ咲いているのですが
もう開花宣言はでてましたっけ。



で、こちらは博物館横から見える東京スカイツリ―です。



う~ん 東京です!