古いかんざし

　　
　　３月４日（火）　晴れ

　　　これは、昔から収集している骨董のかんざしです。
　　　
　　　骨董店や市などで、びらかんやさんごの付いたお花のかんざしを
　　　見つけると、おじさんと交渉しては少しずつ求めてきたものですが
　　　今では高値の花で、眺めるだけとなりました。

　　　私の人形は、古い縮緬がほとんどなので、現代の髪飾りでは
　　　しっくりきません。
　　　それで、一部欠けた昔のかんざしを分解することとなるのですが
　　　この作業、本当のかんざし収集家には叱られることでしょうね。
　　　でも、さすがに完品の美しいかんざしには未だに手をつけることが
　　　出来ないで、飾ったままなのですが・・

　　　今年の成人式には娘が、姉と私が着た振袖を着ることになったのですが
　　　やはり、３５年ほど前の刺繍の入った重い振袖に、今の髪飾りは
　　　合いません。
　　　それで思いたち、昔のかんざしを見てみると、可愛いふくらすずめの
　　　つまみ細工が見つかりました。
　　　これと他の細工物を合わせて何とか髪飾りにできないか思案中です。
　　　まあ、出来上がっても、それを娘がつけるかどうかは分かりませんけどね（笑）