
オレコがきて10日あまり。
一緒に暮らして少しずつわかりはじめたこと。
ある種の音や人間に対して、
ものすごくおびえているということと、
私に対して、かなり、ココロを許しているということ。

仮の親だから、
私のほうでは、一定の距離を保っていたつもりなんだけど。
オレコのほうでは、そうではなかったらしい。
今では寝るときも一緒だし、
何かあると私を守ろうとする。

ゆうべは夫が夜中に仕事をしていたので、
それをゾクかなにかと勘違いしたオレコは、
飛び起きて(怖がりのくせに)、
わわわわわん!
とほえながら向かっていった。

途中で違うとわかって、
「てへへ」
な感じだったのだが、
あんなに怖がりの子が、
私のために体を張って守ろうとする。
ああ。
これ、だめだ。
私はイヌ向きな家族ではないと思うんだけど、
オレコがそこまで思ってくれるなら、これからも、一緒に暮らそうか。
ねえ、オレコ。

もし、ミグノンさん に最初に推薦してもらった、
明るいキャバリエちゃんがきていたら、
多分こうなってはいなかっただろう。
家族もそうしたらといってくれたので、
ひきとる意思をミグノンさんに伝えた。
意外にあっさり、オッケーだった。
ミグノンさんのブログ(オレコのこと書いてある)
一時預かりボランティアの話「ほぼ日のゆーないとさんのエッセイ」
これで一時預かりじゃなくなっちゃったなあ。
ミグノンさんにケージやサークルを返しにいかないと。
ところで、ほえられた夫はまだ、
そこまでオレコにココロ開かれていない。
お休みの日に一緒に散歩にいったりして、
少しずつ距離を埋めているところ。
でもまだやっぱり、男の人、よその人、は苦手みたいだね。
それも少しずつ慣れたらいいよ、ね、オレコ。