犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

犬のやさしさ。

2012年11月20日 | おせわがかり日誌


旅先の写真、ひとつ、アップするの、忘れてたかも。

外から戻ると必ずお風呂場に行って、足を洗うのだけど、

オレコの濡れた足をタオルで拭いているときに、

オレコは私がするのと同じように、

私の濡れた足を、舐めてくれるんですよ。

ふくらはぎや、すねについた水滴を、ペロペロとね。



それがねえ、やさしいなあ、と思うんですねえ。

「大丈夫だよ、いいんだよ、舐めなくていいよ」

って言ったら、やめるんですけども。



「この子ったらやさしい気持ちの子だなあ」

と思うタイミングは、ほかにもたくさんあるんですが、

どうもこちらが何かしてあげると、お返しをせずにはいられないようなんです。

そういう性分なんですかねえ。

性分だったら、そのあたり、私にとても似ています。

血は繋がってないはずなんですけども。



「あんよを洗わないうちは、

和室も、お布団も、こたつにも行ってはいけません」

たった一度、言ったきりなのに、絶対やらないんです。

言われたとおりにできるんですよ。

みんながみんな、

こんなに聞き分けがいいわけではないんだろうな、

と想いつつ、一緒に暮らしやすい子を届けてくれた、神様に感謝です。

まあ、無神論者だけどもね。