犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

できてたことができなくなる。

2012年11月29日 | おせわがかり日誌


こたつ犬よ。




そう。君のことだよ。




「マメシバ」でもマチコさんが言っていたけど、最近、散歩コースが限定されてきたね。

二郎ちゃんは半径3キロで生活できるといっていたけれど、君の場合は1キロくらいだ。

びびりなのは知っているが、このままではいつもの散歩コースがだめになったとき、大変だよ。

たとえば道路工事とか、いろいろね。人間界にはいろいろあるんだ。

「犬は環境が変わったりすると以前にできていたことができなくなったりするんですよ」

環境はさして変わっていないが、おれこがやってきてから1年1か月。

0歳から8カ月くらいの間に経験した、誰かと暮らし、

はぐれたのか捨てられたのか、ひとりになり、

大都会を放浪し、捕獲され、数か月を多くの同じような境遇の犬たちと生活し、

ひょんなことから愛護団体にひきとられ、1週間後に一時預かりボランティアの家に移って、

2ヶ月後にその家の子になった。それから1年。

最初のころは1歳ちょっとということもあって、あっちこっち散歩に行けたし、

ほうっておくと2時間でも33時間でも歩いたものだが、最近は、

以前行けたところも怖くてだめになり、本当に行動範囲が狭くなってしまった。

というわけで、母ちゃんは考えた。


マメシバ一郎

このまま二郎ちゃんみたいになったら困るし。

二郎ちゃんはなんたって生まれてから一度も国道を越えたことがなかったんだもんねえ。

二郎ちゃんのお母さんも二郎ちゃんを家の外へ出すのにとても苦労していたし。

もっと楽しく散歩ができるよう、NGなことが減るよう、少しずつ、工夫していこう。

楽しくね。