
最近なんかよく友人たちに「お人よしすぎる」と言われるので、
本当に自分がお人よしすぎるのではないかと心配になってきた。

自分が思いたってやろうとしたことをあえてやらないで寝かせておき、
寝かせておいたことが結果的によくなったりする、ということを覚えた。

望んでいないこと、向いていないこと、得意でないこと、好きでないこと、
できないながらも、日々取り組んでいくことで、できるようになったり、
苦手感はあるんだけども、やるしかないか、と思えるようになったり。

人はそれを成長といったり、慣れといったり、いろいろ呼び方はあるようだが。
私は会得という言葉が好きだ。修行の末の結果というような意味合いが好き。

自己アピールが巧みな人や、頭のいい人は、近道ができる分だけ、
経験からもらえるものが、ちょっと少ないのかもしれないな、と思う。
要領よく生きること、得ばかりして生きること、は、実はそんないいもんでもない気がする。
月だって、満ち足り欠けたり、繰り返しているわけなんだしなあ。