これまで昨季はあれだけ多くの出会いがあったお寺の森では、今年はチラッと姿を確認してからまったく見られなくなっていたので、気になっていました。西山の麓の古刹でいつも出会う方がそこへ行ってみると言われていたので、私も行き一緒にそこでの季節の鳥見・鳥撮りのぽいんとなどを説明しましたが、その時にも出会うことはできませんでした。その後昼ごろに行くところができ、少し時間があったので、もう一度行ってみました。そこに着くと、これまで出てくる竹林の方に行ってみようと思いねそこで少し待つこととしました。少しすると、、鳥あちこちが飛びながら竹の枝に留まるのが見えたので、やっくり近づくと、キビタキの雄の姿が確認できました。
かなり警戒しているようで、竹林の隙間から撮ることが続きました。こんな時には、こちらが一番注意しなければならないことは、動きです。鳥の視力は人間の七倍といわれます。人間が優秀だといわれる1.5の視力なら、鳥は10を超える視力ですから、当然人間より先にこちらを見つけていることが多いのです。
あちこち飛ぶキビタキをゆっくり追いながら、竹の間から撮ることが続きました。
それから、やっと杉林の方へ行ってくれて、少し近くから撮ることができました。
その後、さらに桜や楓のところに行きましたので、それ以上は追いませんでした。やっぱり鳥は、動いて探すより囀りが聞こえたり、飛ぶ姿が確認できたら、待つことが一番いいようです。
さらに、その後、コサメビタキが来てくれました。しかし、コントラストが強すぎて、ちょっと苦労しました。
やっと撮れてほっとしました。朝、出てくれれば一緒に来た方にも見せられたのにと残念でした。