西山の麓の古刹に、今年もヤマフジが花をつけています。
時おり、鳥たちもきています。わたしは棚にぶら下がっているフジよりも野性味のあるヤマフジの方が好きです。
光の具合では、いきいきとした感じになります。
しかし昨年、気になる記事を見つけました。それは、「ヤマフジは山の悲鳴」というものでした。山全体の生命力が弱ってきたときにヤマフジが咲き誇るというのです。たしかに、一つの種が異常に勢力を拡大すると、周りの生態系に影響することはがあります。そんなことも知っていくことは、わたしたちにとっても大切なことです。
けれども、ヤマフジに責任があることではありません。みんなが共生・共存していくことに心配りをしていくことは、地球上で最も権勢をふるっている人間の責務ではないかと思います。
ヤマフジの美しさを、鳥たちとも楽しみながら、そんなことを考えています。
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