正食マクロビオティック・家庭サロン

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日本料理10 蒸す

2013-07-28 09:44:48 | 研究会
蒸し物とは

水蒸気の熱を利用して加熱する料理法

均一に加熱

形が崩れにくい

焦げ付かない

保湿も程よく仕上がる

秋から冬にかけての寒い時期は湯気が持つ温かさを演出

味の調整ができない、くせが抜けないので下準備が重要

蒸し物の位置

炊き合わせ替わり

汁気を多くして椀物の代わりにする

蒸し物の味付け

下味や、蒸し上がりに調味だしの類を添えたり、餡をかける

蒸し器の扱い方

十分に蒸気が上がっていることを確かめる

水の量は十分に沸騰する範囲でたっぷり入れる

蒸している間に湯の量が少なくなったら熱湯を足す

蒸し器と蓋の間に乾いた布巾をはさみ、水滴を吸収させて

材料の上に落ちないようにする

器の選び方

温かさを保つために深さのある蓋付きの物を使用し、料理によって大きさを考える

材質 陶器、磁器、漆器などがあるが、使い分けが必要 *漆器は蒸し器に入れない

受け皿類 器が熱くて持てない場合は受け皿や、はかまなどを使用する

匙類 箸で食べにくい物はスプーンを添えるが、金属製は唇に直接熱が伝わるので、木製や陶製が望ましい