数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

私の履歴書 No5

2019年07月24日 | 日記

半田高校は想像以上に凄い学校だった.


始業式の朝 朝礼の時

僕たち1年生は、きちんと並んでいた.


しかし、2,3年生を見ると

きちんと整列している人はほとんどいなかった.


そして

「今日も校長の話が長いな!」

「また、生徒指導の先生か。同じことを何度も言うな!」

と話をしていた。


朝礼が終わると

2、3年生は好き勝手に自分の教室に帰って行った。


「すごい学校に入学した!」

これが、半田高校の第一印象だった。



先生も規格外だった。


高校で初めての古典の授業の時

先生は黒板に、口語訳をびっしり書いた。


当然、僕らはそれを必死にノートに写した。

授業が終わる寸前

古典の先生が言った。

「こんな口語訳をしたら、零点!」

と言って、黒板に大きなバツを書いて、授業が終わった。


「本当に僕にピッタリの学校だ!」と思った。


同級生も規格外だった。


視力検査の時

一人だけ、体育館の一番後ろから、視力検査の表を読んでいる生徒がいた。

その距離、通常の2.5倍

2.0が全て見えていた。


その時、先生は、こう言っていた。

「2.0×2.5=5.0」


視力5.0

「モンゴルの留学生?」と思った。



続きは次回書きます。



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