数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

私の履歴書 No5

2019年07月24日 | 日記

半田高校は想像以上に凄い学校だった.


始業式の朝 朝礼の時

僕たち1年生は、きちんと並んでいた.


しかし、2,3年生を見ると

きちんと整列している人はほとんどいなかった.


そして

「今日も校長の話が長いな!」

「また、生徒指導の先生か。同じことを何度も言うな!」

と話をしていた。


朝礼が終わると

2、3年生は好き勝手に自分の教室に帰って行った。


「すごい学校に入学した!」

これが、半田高校の第一印象だった。



先生も規格外だった。


高校で初めての古典の授業の時

先生は黒板に、口語訳をびっしり書いた。


当然、僕らはそれを必死にノートに写した。

授業が終わる寸前

古典の先生が言った。

「こんな口語訳をしたら、零点!」

と言って、黒板に大きなバツを書いて、授業が終わった。


「本当に僕にピッタリの学校だ!」と思った。


同級生も規格外だった。


視力検査の時

一人だけ、体育館の一番後ろから、視力検査の表を読んでいる生徒がいた。

その距離、通常の2.5倍

2.0が全て見えていた。


その時、先生は、こう言っていた。

「2.0×2.5=5.0」


視力5.0

「モンゴルの留学生?」と思った。



続きは次回書きます。



私の履歴書 No4

2019年07月23日 | 日記

話は前後しますが、半田中学校時代を、もう少し振り返ることにします。


前にも書いたが、僕は卓球部でした。


半田中学校時代、最強の部活はサッカー部!

本当に強かった。

愛知県大会準優勝 決勝スコア1-0

その時、優勝したチームは全国優勝した。


体育の授業、特にサッカーの時

サッカー部のテクニックには驚いた。


僕は、シュートは思い切り打つものと思っていたが、サッカー部は コースをしっかり狙い

グランダーのシュート入れていた。


さすがサッカー部!

「本物だ!」

愛知県準優勝はフロックではないと本当に痛感した。


今、世界水泳をテレビで放送しているが

世界の一流の泳ぎを見ていると、世界の層の厚さを感じるが

日本選手にとって世界最高の舞台で、一緒に泳げる幸せというのは

大きな財産になる。 


それと同様に、サッカー部は僕にとって強烈なインパクトとして印象に残っている。



数学の話をします。

中学校2年生の時 数学の担任の先生は、須田先生だった。

あだ名は「パーちゃん」


とにかく、授業が面白い!

特に僕は、

「大橋パープー」と言われ、数学の授業は本当に楽しみだった。

 

授業の終わりのチャイムをゴングと言っていて

とにかく、当時のお笑い芸人よりも面白かった


それから、他の教科でも「先生 ゴングが鳴ったから終了だよ!」

と僕は、調子にのって言っていた。

もちろん、怒られました(笑)。

 


その他の教科の先生も個性的で面白かった。

学校は本当に楽しかった。


さて、話は前後して申し訳ないが、

高校の入学式の時

僕だけ名前を呼ばれた。


そして初めて会う、高校の先生に言われた。

「大橋、お前合格にするかどうか問題になっていたぞ! 

普通科と書くところを、教科の名前を書いたやつは初めてだと!(笑 )」


本当に危ないところだった。



続きは、次回書きます。


母校 半田中学校での講演依頼

2019年07月22日 | 日記

11月に母校 半田中学校での講演のオファーを頂いた。

感謝の一言です。

一方、本当に「僕で大丈夫?」という不安も正直あった。

 

講演内容は、あまり勉強の中身(数学・英語とかいう教科の勉強の仕方)には触れずに、

世の中の流れ、「なぜ勉強しないといけないか?」

を中心に、ユーモアを織り交ぜて、話していけばいいとのことです。

 

講演のオファーをしてくれた榊原君には、本当に感謝 感謝です。

 

実際、「勉強を教えて欲しい」という有り難い依頼を頂くのですが

本当に二極化しています。

 

中間層がなくなっている!

 

これは、本当に考えていかなくてはいけない問題です。

 

 

ボトムアップがないと

今からの世界は厳しいと痛感しているからです。

 

実際、東南アジアから日本に来て働きながら

勉強している留学生の話を聞くと

「勉強に対するモチベーションが高い!」

 

知的好奇心が凄く、あらゆる面で吸収力が半端ない!

 

アリババ創業者 ジャック・マーも言っています。

アリババが目指すものは「継続的変化」

 

スピードの早い世界になっています。

これでいいと思った瞬間から、取り残されます。

 

また、「正解はひとつではない」

「考え方は生き物。常に変化していかないと」

 

この考え方を常にミッションとして、僕も前進していきます!

 

                 数学研究会

                   大橋 克利

 

P.S

世界水泳見てますか?

女子200M個人メドレーの日本のエースは、大本里佳だと思います!


将来は公務員?

2019年07月19日 | 日記

将来は公務員


気持ちはよくわかります

実は、僕も25歳の時から、

1年間 名古屋市役所に勤めていました。


確かに収入も安定し、法律に触れる事件を起こさない限り、生活も安定しています。


仮に、全ての人が公務員になったとしましょう。

誰がこの日本を、今から成長させるのでしょう?


2009年10月 ギリシャ政府による財政危機のため、ヨーロッパ債務危機がありました。

今でもギリシャは不安定です。


その原因の一つが、ギリシャの公務員の数

ギリシャの公務員数は多すぎると言われていました。


実際のところ、ドイツ・フランス・スウェーデンよりは少なく、極端なほどではないのです。


最も、学校・病院など役所以外で働く公務員を含めると

非常に多いと言われています。


人間、安定を求めると、革新性がなくなる傾向があります。


現在、過去に例を見ないスピードで 生活様式が変わっています。


 Amazon・ Apple・ Google・ Facebook

「GAFA 」と言われるグローバルIT企業です。


僕達も「GAFA」は無しでは生活できないほどです。


日本は IT リテラシーに関しては,

世界でも遅れていると言われています。


中国でもアリババ 小米などグローバルなIT 企業があります。

インドも ITに関しては先進国です。


日本は治安もよく、勤勉で、間違いなく世界をリードする国のひとつです。

しかし、IT ・AIではまだ発展途上国です。


このデジタル分野でリーダーシップをとるためには

英語

プログラミングの基礎となる数学

は必須です。


だからこそ、偏差値の高い高校・大学に合格したいという短期の目標ではなく

これからの日本は 自分が作っていくという気持ちで勉強して欲しいと思います。



尚、この記事は、決して公務員批判ではありません。

日本の公務員の優れたところは、本当に世界に誇れるものだと思っています。 



勉強しないと!

2019年07月11日 | 日記

英語 ITスキル

数学(プログラミング)

歴史 政治

そして経済


時代は凄いスピードで変化している。

勉強しないと取り残される!


みんな 一緒に頑張ろう!! 

 

             数学研究会

              代表 大橋 克利






私の履歴書 No3

2019年07月10日 | 日記

中学2年までは友人 先生にも恵まれた。

今でもFacebookで交流がある。

 

さて、僕の転機となった事件がある。

1971年8月15日 ニクソンショックだ。

 

当時 親父か信用取引で株をやっていたとは知らなかった。

そこに、ニクソンショックが日本を襲った!

 

一夜で 親父は財産を失い、しかも追証が発生したから借金生活だ。

しかし、幸いにも、まだ高度成長だったので、酒屋で何とか生活できた。

もちろん 家業の酒屋の無賃金労働は厳しさが増したが、なんとか食べていける

経済状況だった。

 

さて、中学3年になって受験勉強しないといけない時期になった。

僕は長男で、メンターとなる人が身近にいなかった。

 

それで、お袋の兄弟の息子 つまり、僕にとっていとこにあたる「ヒロジ君」に会いに

常滑までバスに乗って、勉強の仕方 受験の仕組を聞きにいった。

 

「ヒロジ君」は八百屋の次男で、小学校時代

鮮魚のゴム長靴で小学校に通っていた強者だ!

 

叔母にあたるヒロジ君の母は「将来 やくざにならないかマジで心配していた」

 

その「ヒロジ君」が中学から猛勉強を初めて 明和高校に合格していた!

「ヒロジ君」は僕のメンターになり、受験勉強のやり方を聞きに行った訳だ。

 

「ヒロジ君」の勉強法は凄くて 「眠らずにどれくらい勉強できるかor何時間勉強し続けるか」という

人間の限界に挑戦する方法だった。

 

この方法を聞いた時、僕には絶対無理だなと思った。

 

しかし、メンターから神の一言があった。

「明和高校は結構 補習なども厳しい。同級生で半田高校に入学した連中は青春を謳歌している!」

 

この一言で、半田高校に進学することに決めた!

 

さて、成績だが、定期テストの順位は10番~30番台で合格圏内だった。

しかし、模試(中部統一試験)の結果は50番を超えることも多く

先生には、「実力がないから半田は危ない」と言われていた。

 

愛知県は内申書もあるので5教科以外で成績アップを目指さないといけなかった。

教科で最大のネックは美術だ。

1年の時は2 3年になっても3がマックスだった。

 

酒屋で終わるのは絶対嫌だったので勉強した。

でも、時間的には3時間くらいだった。

 

しかし、やり方を考えた!

「いかに勉強せずに成績を上げるか!」

これには時間をかけいろいろ試してみた。

 

結果 少しずつ成績も上がっていき 3年の学年末テストは2位になった。

「中統」の結果も10番台に上がっていった。

内申書は43で高校入試本番を迎えた!

 

国語の記述問題は書かなかった(中統で書いたが正解は一度もなかったので)

数学 英語は満点だった。

 

入試が終わった、その夜 志賀高原行のJRで1年上の先輩とスキーに行った。

 

志賀の宿で、夜 話をしていた。

「受験番号は書いたか? 普通科と書いたか?」と

 

一瞬 聞き間違いかと思った。

 

なんと 僕は普通科と書く欄に 国語は国語科 数学は数学科 英語は英語科

と書いてしまった。

 

次の朝 志賀高原から、慌てて担任の先生に電話した。

担任の先生は、「そんな奴は始めてだ。不合格かもしれない」

冷たく言われた。

 

合格発表の前日 スキー場から帰ってきた。

合格発表の日 ドキドキしながら発表を見にいった。

 

受験番号342番 合格だった!

 

次回また書きます。

 

 

 


私の履歴書 No2

2019年07月09日 | 日記

スポ根マンガ「巨人の星」の星一徹のような親父だった。

そんな親父が唯一 優しかった(いや、普通)だったのはスキーに連れて行ってくれたことだ。

 

親父はスキーでは準指導員と言って (学校で言うなら先生 教頭先生)の資格を持っていた。

 

正月3日間は スキーに連れて行ってくれた。 

しかし、その指導はスパルタで、小学校の時は本当にスキーに行くのが嫌だった。


中学生になり、 スキーが上手くなっていくと、次第にスキーが面白くなっていった。

何よりも良かったのは、親父がスキーに関してうるさく言わなくなった事だ。


今思うに、親父の技術と僕の技術の差がなくなってきたので、

親父も教えることがなくなってきたからだった。


話を戻そう.


僕は中学の時 クラブ活動は卓球部だった。

当時、日本の卓球は強く、1学年に30人ぐらい部員がいた。

中学校の卓球台は4台しかなく、当然先輩が使っていた。

そのため、卓球部という名の「陸トレクラブ 」だった。


うさぎ跳びは,もちろん、1500m持久走

400 mダッシュ20本

腹筋50回 背筋50回 スクワット100回

しかも水は一切飲ませてもらえなかった。

よく脱水しなかった(笑)


卓球台で打てたのは、2年生の秋から3年生の郡大会までの1年間だけだった.。


しかし、このハードな陸トレのお陰で陸上競技大会が楽しみだった。

ライバルはサッカー部 バスケットボール部 野球部ぐらいだった。


リレーの選手にも選ばれ、陸上競技大会は本当に楽しかった。 


続きは次回書きます。 


 

 


私の履歴書 No1

2019年07月08日 | 日記

僕は酒屋の長男として生まれた。

小学校2年生から、毎日、キリンレモンとラガービールの配達の助手が日課だった。

この当時 キリンは圧倒的なシェアを持っていた。

 

 

今のように、缶ビールではなくビンビールだった。

ビンは重く、配達して終わりではなく、帰りには空きビンを持って帰らなくてはならなかった。

 

夏休みは毎日 強制的に配達の助手としてこき使われた。

特に 友達と遊びたいときは、本当に嫌だった。

 

中学生に入学するとクラブ活動後 先輩の鞄持ち 家に帰れば酒・ビールの片付け

本当にクタクタで勉強どころではなかった。

 

その割には、成績が悪いと親父は

「中卒で酒屋を継げ!」とマジで言っていた。

 

サラリーマンの家庭の友人が羨ましかった。

 

この頃から 将来こんな生活から早く抜け出したいと本気で思っていた。

それが、僕が勉強する一番のモチベーションになった。

 

今 思えば10年くらいまえのASEAN諸国と全く同じだ。

 

とにかく、「将来酒屋は絶対嫌でもっとちがう仕事をしてみたい!」

しかし、親父は家業が優先で 中学3年の時 やっと少し解放された。

今度は、受験勉強が待っていた。


 

続きは次回書きます。

 

 

 

 

 


自己紹介

2019年06月05日 | 日記

いつもブログ読んでいただいてありがとうございます。

受験数学研究会代表大橋 克利(おおはし かつとし)です。

 

大橋の自己紹介をさせていただきます。

 

1977年 半田高校卒業

1981年 名古屋大学経済学部経済学科卒業

 

 

河合塾 超難関高校特進クラス 数学主任講師

旭丘高校・岡崎高校・東海高校志望の中学生を指導し 特進クラスの80%が、旭丘・岡崎・東海高校の第一志望校に合格

 

 

その後 「出身地のために貢献を」という名古屋大学の先輩の熱意で

早慶ゼミナール 特進クラスの数学特別主任講師

 

大学の先輩が県会議員に当選したため、サクセス学習塾代表を経て、

現在、受験数学研究会代表

 

 

プロ数学家庭教師・特別数学主任講師として多くの生徒を指導中です。 

 

ここ1,2年、

 

佐鳴予備校に通塾していて、2泊3日の志賀高原での合宿にも参加したが、成績が伸びないどころか、むしろヤル気がなくなっている・・・2学期の内申点が重要なのだが、何を、どうやって、どこを勉強したらいい?」

 

名進研・日能研に通塾 夏講習で勉強したが成績が伸びない!あと受験まで5ヶ月しかないのにどうしたらいいかわからない?特に中学入試の算数が全く理解できず解けない・・

 

 

「高校の授業がわからなくて、東進衛星の映像授業を受講しているのだが、内容が全く理解できない・・・特に数学の大学入試問題がとけない・・・」

 

 

という声が非常に多く、「数学が理解できるようにして欲しい。」「数学でつまずいている。」「数学が好きになって欲しい」という保護者・本人の熱い思いが伝わってきます。 

 

また、「個別で数学を教えて欲しい!」というご依頼もありがたいことに非常に多く、

受験数学で悩む生徒さんの力になろう!」と一念発起し、

受験数学研究会を立ち上げ、現在、数学専門の指導・家庭教師をやっています。

 

 

ところで、話は変わりますが

 

「きちっと模試のデータを使って指導方針を立てていますか?」

 

ほとんどの生徒さんは合格判定・偏差値で一喜一憂しています(笑)

残念ながら、それだけでは成績向上は望めません!!

 

受験数学研究会最大の特色は、模試等の膨大なデータを解析して、「今、どの教材を・どのようにやって成績をあげるか」数学を用いて統計的視点から提案し、リーダーシップを持って指導方針を決めることです。

 

 また、日本統計学会正会員として最新の統計データの活用法を学んでいます!

 

 

2003年 CBCテレビ「予備校の真実」に出演

1995年 ホノルルマラソン完走

 

資格    数学検定1級

     英語検定 準1級

     全日本スキー連盟公認1級

 

 

連絡先

 

TELFAX 0569283554

Eメールアドレス triun0426@gmail.com

 

〒475-0029 愛知県半田市亀崎常盤町3-57-2

 

ブログ blog.goo.ne.jp/katsutoshi1958





















天才を作った小さな「習慣」

2019年05月15日 | 日記

天才を作った小さな「習慣」


小さな習慣から始まって天才が作られることもある。


山口真由さんという人を紹介したい。

僕から見たら、イチローと同じでどう見ても天才なのだが 。


山口真由さんは東京大学法学部を首席で卒業し、財務省の官僚を経て弁護士になり

ハーバード大学のロースクールをオールAで修了した。


そしてニューヨーク州の弁護士資格の取得し、現在は法律の大学教授を目指しているという。


素晴らしい経歴からはどう考えても天才にしか思えない。

しかし、山口さんが言うことには他の天才たちと同じで、「私は天才ではないので頑張るしかなかった」と言っている。


山口さんの勉強は「机を見ること」から始まった。



山口さんが子供の頃から習慣にしていることはこうだ。

起床すると窓のカーテンを開けて太陽の光を浴びる。

次の瞬間、視線を机に移す。

椅子に座って何の本でもいいから読み、、お母さんが「朝ごはんよ」と呼ぶまでの10分程度を机の前で過ごす。


これで机に座るということに1日抵抗がなくなると言う。

学校から帰ってきておやつを食べると、また「机を見る」ことを起点に勉強を始める。



高校でも、ロースクールでも、朝の光を浴びたらまず机を見た。

「机を見る」という小さな習慣で天才は作られたのだ。




感情ってなんだろう?

2019年05月14日 | 日記

米中貿易戦争が激化している.

アメリカも中国も、関税引き上げによってお互い消耗することはわかっていても

覇権争いのため、先の見えない貿易戦争に突入している。


人間は理屈ではなく、感情で動くという良い例だと思う。


それでは「感情」ってなんだろう?


例えば、マラソンでは沿道で応援してくれる人たちとハイタッチをしたりする。

後半になって膝が痛み「もう限界だ」と思っていても、健気に応援してくれる子供とハイタッチをすればもう少しだけ頑張ろうと思える。

何かをやろうとする意志力は「感情」が大きく左右する。

 

自分が決めたらやるべきことができないと、「自己否定感」や「不安」が生まれる。

そして意志力が失われるので、なおさら次の課題に取り組めなくなるという悪循環にはまってしまう 。


医学的にはこれを「セロトニン」と深い関係があるとの説がある。


人の脳のセロトニンを一時的に増減させて実験によると、セロトニンが少ない時は目の前の報酬を取ろうとし、セロトニンが多いと将来の報酬を待とうというしたという。


セロトニンが少ない状態=不安があると意思力が失われ、好ましい習慣の達成が拒まれるということだ。


心理学者のエドワード・ハートが行ったこんな実験がある。

二つのグループを作り、作業する前に映画を見せた。


1 楽しい映画を見せる

2 悲しい映画を見せる


1のグループは2のグループより20%以上も作業効率がアップしたという。


映画会社のピクサーに滑り台があったり 、Google のオフィスがカラフルでおもちゃに溢れ、まるで大人の保育園のようなのはどうやら伊達ではないようだ。



集中力なんて誰にもない

2019年05月13日 | 日記

長い間 ブログを更新してなくてすみません。

今日は「集中力」について、いろいろな本を読んだ感想と、自分で実験したことを

書きます。

 


このブログを書いている時、自分の集中力はどれくらい続くものなのか時間を測かってみたことがある。

集中力が途切れて、ノートパソコンのキーボードから手が離れた時に、どれくらいの時間が経過したのかチェックしてみた。

平均はだいたい20分程度で自分でも、集中力がないなと思ったが、そうでもないようだ。


TEDのトークは18分の長さに設定されている。

それはどんなに面白い話でも人が集中して聴ける限界の長さは18分だという前提に基づいている。


集中力の問題を考えても時間割での勉強術は効果的になる。

『習慣の力』のチャールズ・ビックは、毎日8~10時間デスクに座る。


「勉強が楽しい、楽しくないかは関係ありません。

長時間デスクに座っていれば、おのずと勉強は回り始めます。」

楽しいかどうかではなく、デスクに座る時間をまず決める。

その時間デスクに座ってさえいれば、集中力が途切れようが、あくびをしようがいつかはデスクに戻ってくることになる。



ハードボイルド作家のレイモンド・チャンドラーも、「書けなくても、とにかく机の前に座ること」を重視していた。

書けなくても他の事をせず、ただじっと机に向かう。

集中力は途切れ続けるのだが、それでも1日の仕事時間の終われば、細切れの寄せ集めでも何か結果として残っているもの だ。



この話を読んで僕も「自分の集中力を高める」という思う無謀な挑戦しないことにしました 。


その代わり、「時間割を自分で決めて、その時間になったらデスクに座る」

これを実践していこうと決めました。

 

毎日 ブログを更新することを「令和」の目標にします。

 

 

                  受験数学研究会

                      大橋 克利